
米連邦請求裁判所は 18 日、ドイツ・Bitmanagement Software が海軍による大量のソフトウェア不正コピーを訴えた裁判で、賠償金 154,400 ドルの支払いを海軍側に命じた
(
裁判所文書: PDF、
The Register の記事)。
Bitmanagement は 3D 地理データを視覚化する同社のソフトウェア「BS Contact Geo」を海軍が 38 台分のライセンスで数十万台の PC にインストールし、著作権が侵害されたと主張して
2016 年に海軍を提訴した。Bitmanagement 側は海軍が不正コピーを開始した当時のシングルライセンス価格を 800 ユーロ(当時のレートで約 1,067 ドル 76 セント)、少なくとも 558,466 台にインストールされていたとして、損害額を少なくとも 596,308,103 ドルと主張。一方、海軍側はライセンス数が同時使用数であり、
著作権は侵害していないと反論していた。
連邦請求裁判所は 2019 年に海軍側の主張を認めて訴えを棄却したが、2021 年に二審の連邦巡回区控訴裁判所は不正使用を認めて一審判決を破棄。
連邦請求裁判所に差し戻して損害額の算定を命じていた。
今回、連邦請求裁判所では米海軍の BS Contact Geo ユニークユーザー数が 635 人だったと判断。購入済みの 38 ライセンスを差し引いて 597 人をライセンスのないユニークユーザー数、被告側証人の証言から 1 ライセンス当たり 200 ドルの支払いが必要であるとして、合計 119,400 ドルが適切なユニークユーザーライセンスの代金であると算定した。さらに、海軍は同時使用ライセンス 100 本分を 1 ライセンス当たり 350 ドルで購入することに合意していたことから、35,000 ドルを加えた 154,400 ドルを損害賠償額と算定している。
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