ノーマルビュー

小型フォトニック結晶レーザーで大型レーザーなみの高輝度連続動作を実現

著者: nagazou
2023年6月21日 14:06
京都大の野田進教授らのチームは15日、光の進み方や強弱を精密に制御できる「フォトニック結晶」を用いた超小型の半導体レーザー(PCSEL)を実現したと発表した。フォトニック結晶は、ガリウムヒ素などに微小な穴を数百ナノ・メートルの間隔で規則的にあけた人工結晶(京都大学リリース読売新聞ASCII.jp)。

このPCSELでは、連続動作状態での輝度を、CO2レーザー、固体レーザー、ファイバーレーザー等の大型レーザーに匹敵する値にまで高めることに成功。炭酸ガスや光ファイバーを用いた金属加工などに使うレーザーは縦横1メートル程度と大型だが、今回開発されたPCSELでは、縦横1センチ程度の大きさで同等の性能を持ち、なおかつコストも10分の1以下で済むことから、旧来の機器をすべて一新できる性能を示すと説明している。

あるAnonymous Coward 曰く、

径3mmのフォトニック結晶レーザーでステンレス板を焼き切るデモをしているそうで、大型化も難しくは無いそうです
#現状のままでもドローンの光学センサの目潰しに使えるくらいかな?

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ウサギ膠の本物は既に生産されてない

著者: nagazou
2023年6月20日 14:01
日本において文化財修復の接着剤として利用される「ウサギ膠」に関して、表示と実際の原料が異なっている問題が浮上しているという。ウサギ膠は、文化財修復において接着力と柔軟性が必要とされるため、重宝されていた。国立西洋美術館が市販の「ウサギ膠」14製品を分析した結果、8製品はウシやブタのみが原料として検出されたという。残る6製品には、ウサギの他にもウシやブタなどが混入していたとしている(読売新聞)。

日本にウサギ膠を輸出してきたイタリアのメーカーは「ウサギ膠」は商業的な名称でしかないとして、ウサギだけで作られているわけではないとの回答だった。少なくとも10年前から純正のウサギ膠は作られていないという。同様にドイツのメーカーも、商品名は品質を示すものであり、原料を示すものではないと回答しているそうだ。

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米CDC、有害な藻類や藍藻が大発生した水を避けるよう注意喚起

著者: headless
2023年6月17日 17:39
米疾病予防センター (CDC) が有害な藻類や藍藻が大発生した水を避けるよう注意喚起している (CDC のガイダンス原因と影響)。

藻類や藍藻は暖かく流れの遅い水が窒素やリンなどの栄養分を豊富に含んでいると大発生しやすい。大発生は淡水・海水・汽水のいずれでも起こるという。そのため、大雨の後など地上から肥料や下水、都市の雨水などが湖や河川、海に流れ込むと大発生の原因となる。気候変動による水温上昇も大発生を起こりやすくしているとのこと。

大発生した藻類や藍藻は毒素を作り、密集して水の流れを悪化させるほか、水中を低酸素状態にし、有毒ガスが発生することもある。汚染された水に入ったり、汚染された水や魚介類・サプリメントなどを摂取したりすれば病気になる可能性もある。

そのため、水が悪臭を放っている場合や、色が変わっている場合、水面で泡やヘドロなどが確認できる場合、水辺で魚やその他の動物が死んでいる場合には近付かないようにすべきとのこと。ペットや家畜なども水に入らないよう注意が必要だ。

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東京大学、重い元素で構成される新たな超伝導物質

著者: nagazou
2023年6月16日 15:29
やや時期が経過した話題だが東京大学は2日、3種類の重い元素で構成される物質「La2IOs2」を合成した。この物質は12K(-261.15℃)以下の温度で、電気抵抗がゼロとなる超伝導状態になることを発見したという。用いられている3種類の元素はランタン(La)、ヨウ素(I)、オスミウム(Os)とのこと(東京大学物性研究所EE Times Japan)。

超伝導状態は一般的に、水素など軽い元素を含む物質で実現しやすいとされ、今回のような重い元素のみで構成される物質において、10Kを超える温度で超伝導状態になることは、極めて珍しいとのこと。発表ではこれを契機に、重い遷移金属元素をターゲットにした新しい超伝導物質や材料の開発が進むのではないかとしている。

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難所とされる青崩峠トンネルが貫通

著者: nagazou
2023年6月13日 13:04
長野県と静岡県の県境に建設されている三遠南信道「青崩峠トンネル」が、2023年5月26日に貫通した。このトンネルの開通により、飯田市と浜松市の道路所要時間が30分からわずか6分に短縮されるという。青崩峠トンネルは、三遠南信道の中でも最大の難所とされ、地盤が脆弱であるため工事が難航。トンネルは地表から最大610メートルの深さに位置しているため、トンネル本体にかかる圧力も高く、コンクリートの強度に関しても通常の3倍にすることで対処されたという。このプロジェクトは計画開始から40年以上が経過しているという。実際の工事は、2019年4月に掘削工事が開始、4年間の歳月を経て貫通したとしている(ANNnewsCH[動画]くるまのニュース)。

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ソフトバンク、携帯基地局を搭載したドローンで山岳遭難者を捜索するシステムを開発

著者: nagazou
2023年6月9日 12:00
あるAnonymous Coward 曰く、

登山ブームに伴い山岳遭難が増えているが、ソフトバンクは携帯電話基地局の機能を搭載したドローンを飛ばして遭難者を迅速に発見するシステムを開発した(47NEWS)。

登山者が遭難するような場所は携帯電話が圏外なところがほとんどだが、携帯電話の電波の届く位置にいる指揮車からドローンに向けて携帯電波を中継。一時的に山の一部を「圏内」にすることにより遭難者の携帯電話を発見するという仕組みだ。
このシステムにより時間的には20秒程度、3~5mの精度での絞り込みが可能になるという。

タレコミ子は登山をせず、ヤマケイ文庫の遭難シリーズを温かい安全な自宅で好んで読むのが好きなインドア派だが、登山をするsrad民には朗報ではないだろうか。

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生分解性プラスチックは海中では分解されない

著者: nagazou
2023年6月8日 16:06
プラスチックゴミにより深刻化した汚染などを受けて開発された生分解性プラスチックだが、PLOS ONE上で発表された論文によると、海中では生分解性プラスチックは長時間分解されないことが判明したという(PLOS ONEGIZMODO)。

研究チームは、生分解性プラスチックの代表とされるポリ乳酸 (PLA) でできた繊維素材に加え、対照実験として、コットンのようなセルロース由来の天然繊維、ポリエステル、ポリプロピレンのような石油由来の繊維素材、そしてそれらをブレンドした繊維素材サンプルを小さなゲージに入れ、一部のケージは海上に浮かべ、他のゲージは10メートル沈めて14か月観察したという。その結果、生分解性プラスチックであるポリ乳酸は、海洋環境下で428日以上分解しないことが判明したとのこと。その一方で天然繊維や再生セルロース繊維は、約35日で完全に生分解されることも分かったとしている。

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重度の統合失調症と診断された女性、実は自己免疫疾患が原因と判明

著者: nagazou
2023年6月7日 15:12
Washington Postの報道によると、統合失調症などの精神疾患を患う患者の一部は、脳を攻撃する自己免疫疾患にかかっている可能性があるという。記事の事例では診断の結果、実は自己免疫疾患により脳が損傷を受けていたことが判明、適切な治療を受けたことにより、20年ぶりに家族と会話できるようになったという(The Washington PostGIGAZINE)。

該当例となった人物は、1995年に重度の統合失調症と診断、また異常行動や奇妙な体勢のまま動きが止まってしまう重度の緊張病にもかかっていた。しかし、血液検査の結果、免疫系が自分自身の体を攻撃する大量の抗体を生産、これらの抗体が統合失調症に関連する脳の側頭葉を攻撃していることが判明したのだという。そこで、医療チームが自己免疫疾患の治療を実施したところ、精神疾患の症状は多少残ったものの、治療前とは比べものにならないほど回復したとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

この事例が明らかになってから、実は同様の原因だったのではとみられる患者の治療も開始されているとのこと。心の病だと思っているだけで、実際には身体の病というのは、今まで気づかれなかっただけで良くあったのかもしれない。

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ファンレスなのに風が出る冷却

著者: nagazou
2023年6月5日 16:02
ogino 曰く、

厚さ2.8mの箱型?ヒートスプレッダの天井面に超音波振動する薄膜があり、空気の流れを起こすとある。「スペック上4.25Wの熱を21dBの騒音で冷やせる。本体の消費電力は1W。」とのこと(おそらく1ユニットあたり)。 開発元 Frore Systems 曰く

搭載されている冷却モジュール「AirJet Mini」は、Frore Systemsが開発したアクティブ冷却技術。薄いメンブレンシートを高速で振動させることでエアフローを生み出し、小型化と静音化を図っているという。スペック上4.25Wの熱を21dBの騒音で冷やせる。本体の消費電力は1W。

Froreによれば、同じ11mm厚のファンレスの13型ノートPCの冷却上限は10Wだが、AirJet Miniは同じ厚さで20Wまで対応可能で、性能を引き上げられるようになるという。このためSSDやタブレット、ゲーミングスマートフォンなどにも搭載できる。

ポータブルゲーミング PC とかの薄型化にも貢献しそう。SSD もそうだが前に話題になったメモリとかも?

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認知症予防には帯状疱疹ワクチンが効果的。ただし女性に限る

著者: nagazou
2023年6月2日 15:08
スタンフォード大学の研究チームが発表した論文(ただし未査読)によれば、帯状疱疹ワクチンと認知症予防に因果関係がある可能性があるらしい。この研究では、英ウェールズで2013年9月に実施された70~79歳の市民への無料ワクチン提供施策に着目。この施策では、ワクチン接種率が年齢によってハッキリ分かれるため、ワクチン接種と認知症発症率の関連を追跡調査することでワクチンと認知症予防に因果関係を調べるのに適しているという(medRxiGIGAZINE)。

分析した結果、帯状疱疹ワクチン接種率の高い1933年9月2日以降に生まれた人々は、接種率の低い同9月2日以前に生まれた人々と比べて、認知症発症率が有意に低いことが判明した。さらに、帯状疱疹の発症率は男性より女性の方が高いことから男女別の分析も実施。その結果、女性では帯状疱疹ワクチン接種率の高い人々ほど認知症発症率が低くなる傾向が示されたとしている。一方で、男性ではワクチンの接種により認知症発症率を下げられる証拠は見つけられなかったという。

あるAnonymous Coward 曰く、

帯状疱疹ワクチンは帯状疱疹だけでなく認知症まで予防効果がある一粒で二度おいしい優れもの。
帯状疱疹は酷くなると医療用麻薬が手放せなくなる帯状疱疹後神経痛といった後遺症も出ることがあるので、女性ならば帯状疱疹ワクチンを接種しておくのが良さそうです。

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奈良公園のシカ、コロナ禍で「鹿せんべい」を前に『おじぎ行動』をしなくなる

著者: nagazou
2023年6月1日 08:02
奈良公園にいるシカは、ほかの地域に住むシカとは異なる挙動をすることで知られていたが、コロナ禍を経た結果、その特徴的な行動となっていた耳と頭を下げる「おじぎ行動」を取らなくなっていることが調査で分かってきたという(サイエンスポータル)。

調査グループの奈良女子大学遊佐陽一教授によると、野生のシカには攻撃の前にストレスを感じると頭を下げる「おじぎ行動」が見られるのたという。しかし、奈良公園周辺に生息するシカは観光客を見つけると「鹿せんべい」を求めておじぎ行動をとっていた。

しかしCOVID-19の感染が拡大した2020年には、奈良公園に出没するシカの数が2019年の平均167頭から平均65頭にまで激減。調査グループはコロナ禍前の2016年9月~17年1月と、コロナ禍のあった2020年6月~21年6月にシカ20頭のおじぎ行動の回数を計測したところ、コロナ禍前の10.2回からコロナ禍後では6.4回まで減ったとしている。

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ゆうちょ銀行ら、AI画像分析によりATM前での特殊詐欺を防ぐ実証実験

著者: nagazou
2023年6月1日 06:03
ゆうちょ銀行とSocioFuture、日本ATMビジネスサービスは26日、ATMを使った特殊詐欺への対策として、AI画像分析を活用した特殊詐欺防止のための実証実験を開始したと発表した。特殊詐欺では犯人が被害者をATMに誘導し、携帯電話で指示して送金させる手口がある。今回検証する技術では防犯カメラ等の画像をAIで分析、ATM前での携帯電話の通話動作を高い確率で検知できるようになったという。これを使って利用者に告知をおこなうなどの特殊詐欺の被害防止に向けた実証実験をおこなうとしている(ゆうちょ銀行リリース[PDF])。

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国土地理院、重力測量が終了したと発表。衛星測位で高精度な標高が分かるように

著者: nagazou
2023年5月29日 16:02
国土地理院は24日、誰でも簡単に正確な標高が分かる社会の実現を目指すために実施してきた航空重力測量が終了したと発表した。発表によると近代測量が実施されてから150年間は、東京湾平均海面を基準(0メートル)として全国の標高は決められてきた。しかし、このような水準測量は迅速性に欠けるとして、衛星測位で迅速かつ容易に標高を求めることができるよう、航空機を用いて総飛行距離13.9万キロメートルの重力値の測定したという。これまでの測定結果を用いて試作した標高基準は目標精度の3センチメートルを達成できたそうだ。今後はこのデータを元に全国の標高基準を構築、2024年度中に試験公開をおこなうとしている(国土地理院リリース重力・ジオイドウェブサイト)。

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名古屋大学と物材機構、エネルギー密度10倍のスゴい「キャパシター」開発

著者: nagazou
2023年5月26日 16:04
名古屋大学の長田実教授と物質・材料研究機構の佐々木高義フェローらは、分子レベルの厚さ(1.5〜3nm)で高い誘電率と絶縁性を備えたナノシートを開発した。この新しいナノシートは、174J/cm3~272J/cm3という世界最高クラスのエネルギー密度を達成しているという(名古屋大学発表[PDF]Nano Letters掲載論文TECH+ニュースイッチ)。

誘電体キャパシタは充電時間が数秒と短く、長寿命、高出力密度といった優れた特性を持つ。しかしエネルギー密度が低く、一度に多くのエネルギーを蓄積できない点が課題となっていた。研究チームが発見した常誘電体ペロブスカイトナノシートは、巨大分極(高誘電率化)と高耐電圧化が同時に実現するというユニークな特性があったことから、今回、蓄電キャパシタ用の誘電体として使用された。実験の結果、1立方センチメートル当たり272ジュールと、従来材料の同10~150ジュールと比べると2から10倍の密度になったとしている。これは、リチウム二次電池や電気二重層キャパシターに匹敵するものだという。

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米国立標準技術研究所、従来より効率的に熱を電気に変換する手法

著者: nagazou
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米国立標準技術研究所(NIST)は19日、熱を電気に変換するための新たな手法を開発したと発表した。熱を電気に変換する手法は、1820年初頭にドイツのトーマス・ゼーベック氏が初めて発見したゼーベック効果がしられている。ゼーベック効果は熱エネルギーを電気として再生する上で理想的な仕組みだったが、熱の伝導性を抑える必要性と電気の伝導性を高める必要性があったものの、熱伝導率と電気伝導率は相関することから両立できなかった(NISTリリースPC Watch)。

このコロラド大学のマフムート・フセイン氏らが開発した新たな手法では、ナノピラーで覆われた薄膜構造を用いることで、シリコンシートの電気伝導率を下げることなく、シリコンシートの熱伝導率を21%減少させることに成功したという。この技術が完成すれば、米国内で毎年約1,000億ドルの割合で浪費されている熱エネルギーの一部を回収できる可能性があるとしている。

ogino 曰く、

温度差を電気エネルギーに変えるゼーベック効果は、温度差を維持するためには熱伝導率が低いことが望ましく、電気を効率的に取り出すには電気伝導率が高いことが望ましいが、通常二つの伝導率は相関するので、難しい。
そこでシリコンに窒化ガリウムの「ナノピラー」を生やすことで改善するとのことだが、びっしり覆われていると、どうしてもピラー(柱)ではなく、毛にしか見えない。

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条件によって食虫化する熱帯植物、その条件が明らかに

著者: nagazou
2023年5月24日 08:01
headless 曰く、

ドイツ・ビュルツブルク大学とハノーバー大学の研究チームが熱帯植物 Triphyophyllum peltatum の食虫化条件を特定した (論文Phys.org の記事FOODBEAST の記事)。

西アフリカの熱帯地域原産の Triphyophyllum peltatum は一生のうちに 3 種類の葉を生やす。粘性の高いしずくで小さな虫をとらえて消化吸収する 2 番目の葉は特定の条件で生えると考えられていたが、栽培が難しいことからこれまでその条件を特定することはできなかった。しかし今回、ビュルツブルク大学の研究者が同大植物園での栽培に成功。ハノーバー大学では培地で多数増殖させる方法を開発し、さまざまな条件で食虫化の有無を確認することが可能となった。

その結果、養分としてリンが不足した場合にのみ食虫化することが判明した。原産地の熱帯雨林のやせた土壌で栄養不足を防ぐため、食虫性のある葉を生やすとみられる。この発見は食虫性の起源を調べるため、分子解析が有効であることを示す大きな進歩とのことだ。

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最新車両のヒューマンエラー対策を乗り越えてスマートキーを閉じ込める方法

著者: nagazou
2023年5月23日 15:51
最近の新しい車両のスマートキーでは、鍵を施錠した車内に閉じ込めたためにドアが開かなくなる「インキー」の状態が起きないような仕組みが用意されている。新型「プリウス」の場合は、スマートキーを車内に置き忘れている場合に警告音が鳴るようになっている。しかしくるまのニュースの記事によると、実際にはスマートキーでもロックがかかってしまうケースも起きるそうだ(安全運転補完計画ユズリアイの該当ツイートくるまのニュース)。

このハックは安全運転の知識などを発信する安全運転補完計画ユズリアイが7日にツイートしたもので、最初のシーンでは、スマートキーが車内に置かれていることを認識し、インキーにならないことを実演。続いてのシーンでは、運転席のワンタッチパワーウィンドウで窓を自動で閉めつつドアを閉め、外からロックをかけてから、スマートキーを窓が締まり切る前に室内に放り投げることでインキー状態が発生する様子が動画で公開されている。

このように現代の車両は、スマートキーの普及によりインキーになりにくくなっているが、JAFの2021年度のロードサービスの主な出動理由TOP10には、未だに「キー閉じ込み」が5位にランクインしているとのこと。原因としては、スマートキーの電池切れや何かしらのトラブルで車内からドアロックがかかってしまうなどの事例が考えられるという。

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大阪大学、iPS細胞による心筋シート移植計画の治験完了。2年以内の実用化目指す

著者: nagazou
2023年5月22日 14:02
大阪大学の研究グループは、3年前から進めているiPS細胞から作製した「心筋細胞シート」を重度の心臓病患者へ移植する治験について、計画していた治験内容がすべて完了したと発表した。この治験は大阪大学大学院医学系研究科の澤芳樹特任教授らのグループが進めていたもの。グループは2020年、虚血性心筋症の患者にiPS細胞から作製した心臓の筋肉の細胞シートを移植する治験を世界で初めて実施していた。その後予定していた8症例に対する移植も完了したという。患者の経過はいずれも順調とのことで、研究グループは2年以内の実用化を目指したいとしている(MBSNHK)。

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Apple、発声出来ない人にどに向けたアクセシビリティ新機能を発表

著者: nagazou
2023年5月18日 16:13
Appleは16日、5月の第3木曜日におこなわれる世界各地でアクセシビリティを考える一日「Global Accessibility Awareness Day」にあわせて、今年後半にリリースするアクセシビリティの新機能を発表した。発表された新機能は「Assistive Access」「Live Speech」「Personal Voice」「Point and Speak in Magnifier」で、認知、スピーチ、音声、視覚をサポートするアクセシビリティの新機能となっている(AppleiPhone Maniaマイナビニュース)。

「Assistive Access」は、認識障害のある人がiPhoneやiPadの電話、メッセージ、カメラ、写真、ミュージックなどのアプリを簡単に使えるようにするもので、iPhoneおよびiPadアプリの主な機能を抜き出して、簡単に使えるようにしたものとなっている。「Live Speech」はiPhone、iPad、Macで入力した文字を、電話やFaceTimeの最中、または会話中に音声化することができるというもの。声が出せなくても、家族や友人と音声会話が可能になるそうだ。「Personal Voice」は音声を失いつつあるユーザーが、自分の声と似た音声を作成できる合成音声作成機能。ただし当面は英語のみの対応だという。

「Point and Speak in Magnifier」は、視覚障害者向けの機能で、ハードウェア上のボタンなどに記載された文字をカメラアプリとLiDARスキャナで読み取り、文字認識をかけて読み取る機能。電子レンジの操作パネルを拡大鏡に表示し、指でボタンに触れるとそのボタンに書かれている小さな文字を読み上げてくれるという。日本語、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、広東語、韓国語、ウクライナ語などをサポートするとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

# 障害を持つ方にとっては非常に大きなニュース

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脳死していない患者の死亡認定の5分後に心臓を再起動。移植用の臓器を摘出

著者: nagazou
2023年5月18日 15:02
一般に臓器移植の多くは、既に脳死した患者や自然死直後の患者など「ヒトとしての死」が認められている人物から行われる。しかし脳死の判定は難しく、条件に合う提供者の数は限られ、結果として移植待ちのリストに登録している人の多くは移植を受けられず亡くなっている。そこで近年「まだ脳死していない患者」から臓器を調達する「DCD(donation after circulatory death)」が注目されるようになってきているという(JTCVSThe Lancetナゾロジー)。

DCDの対象となる患者は脳死状態ではないものの、意識を取り戻す希望もないという状況を指すという。しかし法的には、患者は「生きている」と判定されるため臓器を摘出できない。そこでDCDではまず生命維持装置を停止させ、患者を死のプロセスに導き、心臓の鼓動が5分間停止した状態にもっていく。その後、臓器を取り出していた。しかし、生命維持装置の停止、患者の死亡認定、臓器の摘出、循環装置への接続など、DCDは複雑な過程を経る必要があり、救える臓器と救えない臓器が出てしまうことがあるという。

そこで既存のDCDを改良する「NRP(normothermic regional perfusion)」が登場したそうだ。NRPでは死亡認定後に移植用の臓器をすぐに摘出せず、しばらく体内にまとめて保存する方式がとられる。患者の死亡認定直後に酸素供給と血流を回復させる循環装置に繋がれ、移植用臓器の回復と維持が行われるとしている。

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