2008年から病欠を続けているIBM従業員、昇給がないのは障害者差別だと訴える
IBM 従業員として 2008 年から病欠を続けている英国の男性が障害者差別で IBM を訴えたそうだ (Yahoo! Finance の記事、 Neowin の記事)。
男性は 2000 年に Lotus Development へ入社し、買収に伴って IBM 従業員となった。病欠が 5 年目の 2013 年には昇給も有給休暇もないと苦情を申し立て、同社の障害者プランを適用することで合意に達する。
このプランでは働くことのできなくなった従業員が解雇されることはなく、回復または定年、死去するまで合意した給与の 75% が支払われるという。男性は有給休暇分の手当として 8,685 ポンドを受け取り、同じ問題で再び苦情を申し立てないことに合意していたとのこと。これにより男性は年 54,028 ポンドを 65 歳の定年を迎えるまでのおよそ 30 年間受け取ることになった。
ところが男性は昨年 2 月になって労働裁判所に IBM を訴える。訴えの内容は 2013 年と同様だが、昇給と有給休暇がないことを障害のない従業員と比べて不利な扱いだと主張したようだ。また、インフレにより給与は目減りしており、昇給がなければ働き続けることができないとも主張したとのこと。
しかし判事は同意せず、障害者だけが利益を得られるプランは障害者に不利な扱いをしているのではなく、有利な扱いをしているのだと断定。年 5 万ポンドの価値が 30 年間で半減しても相当額の利益だとも述べ、訴えを棄却したとのことだ。
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