二つの惑星が同じ軌道を公転する「トロヤ惑星」とみられる天体を発見
PDS 70 bは、「ケンタウルス座」の方向、約370光年先にある若い星「PDS 70」を公転しており、その周囲には広い空洞が生じた原始惑星系円盤に取り囲まれているという。空洞の中には、二つの系外惑星(PDS 70 cも含む)が見つかっており、形成過程にある惑星系の一例として研究対象対象となっているという。
今回、研究チームはPDS 70とPDS 70 bのラグランジュ点の一つ「L5」付近で、微弱な信号が検出されたことを明らかにした。これを分析したところ、PDS 70 bのL5点付近には地球の月の0.03~2倍に相当する総質量のデブリの雲が存在することが判明。このデブリの雲について研究チームは、これから形成される惑星の材料もしくは、すでに形成された惑星の残余物ではないかとみている。つまり、PDS 70 bと同じ軌道を公転しているもう一つの惑星が存在する可能性が示唆されたとしている。
すべて読む
| サイエンスセクション
| サイエンス
| 宇宙
|
関連ストーリー:
新たに土星の衛星が62個発見される、総数145個で太陽系で最大に
2023年05月18日
土星の衛星ミマスが分厚い氷の殻の下に内部海を隠しているという研究成果
2022年01月25日
白色矮星を巡る巨大ガス惑星らしき天体が発見される
2020年09月18日
NASAの系外惑星探索衛星TESS、ハビタブルゾーンに位置する地球サイズの系外惑星を初めて発見
2020年01月12日
初めて「太陽系外の惑星を公転する衛星」の証拠が見つかる
2018年10月09日