硬水を噴霧化処理で簡単に軟化させる技術
研究グループは、硬水の気液界面積を最大化することで、過飽和二酸化炭素(CO2)を揮発させて炭酸カルシウム(CaCO3)の沈殿を促進する方法を考案。実験の結果、硬水を大気に噴霧すると、収集された水に白い沈殿物と微細な泡が生成され、水のpHの上昇やカルシウムイオン(Ca2+)濃度、電気伝導度の減少が確認されたという。特に、硬水の高度が高い場合や噴霧化処理時間が長い場合、温度が4℃より20℃の場合に、より顕著な効果が得られたとしている。
また、処理後に収集した水を静置しておくと、徐々に白色沈殿物が増加し、Ca2+濃度は減少。得られた軟化水のCa2+濃度は、EU加盟国のガイドラインの推奨範囲内にほぼ収まったとしている。研究グループは、この技術によって硬水を簡単に適切な硬度に軟化できることから、軟化技術を応用した製品の開発を予定しているという。
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