ノーマルビュー

RIAA曰くAI音声クローンサービスは潜在的な著作権侵害

著者: nagazou
2023年10月13日 14:32
maia 曰く、

RIAA(アメリカレコード協会)は、無許可のAI音声クローンサービス(サイト)を問題視し、アメリカ政府に対して「Voicify AI」を「潜在的な著作権侵害市場の監視リスト」に追加するよう提案した(GigazineThe Verge)。

「Voicify AI」は自動で歌声と伴奏を分離したり、YouTubeのアドレスを入力することで、その動画の曲を歌った音源を作成可能。例えば「ボヘミアン・ラプソディ」を、マイケル・ジャクソンの歌声に吹き替えといった具合。元の歌声の主の権利だけでなく、吹替えられた各楽曲の権利も侵害しているとしている。

生成AIは2023年にブームが来た感があるが、問題は使い方かな。

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Preferred NetworksがOSSの大規模言語モデルを公開

著者: nagazou
2023年10月5日 06:12
Preferred Networksは9月28日、大規模言語モデルであるPLaMo-13Bを公開した。PLaMo-13Bは、日本発の大規模な事前学習済み言語モデル(LLM)で、約130億のパラメータを持ち、日本語と英語に特化している。これまで日本語対応のLLMが少なかったため、日本国内での利用に適しているとされている(PLaMo-13Bを公開しましたWEEL)。

PLaMo-13BはApache License Version 2.0のオープンソースソフトウェアとして提供されており、研究や商用利用が可能。性能は、他の同規模のLLMと比較しても優れており、日本語と英語のベンチマークスコアでも高い評価を受けている。この性能は、日本語データセットと英語データセットの効果的な学習、および130億のパラメータを持つことによるものとされている。

あるAnonymous Coward 曰く、

またAI界隈の自称OSSかと思って見に行ったらApache License 2.0なのでガチのOSSライセンスだった。

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2023年ノーベル生理学・医学賞はCOVID-19のmRNAワクチン開発を可能にした2氏が受賞

著者: nagazou
2023年10月3日 13:04
headless 曰く、

2023 年ノーベル生理学・医学賞はハンガリーのカタリン・カリコ氏と米国のドリュー・ワイズマン氏が共同受賞した。授賞理由は COVID-19 に効果を示す mRNA ワクチン開発を可能にしたヌクレオシド塩基の改変に関する発見 (プレスリリース)。

1980 年代には細胞を培養することなく効率的に mRNA を作り出す in vitro 転写と呼ばれる手法が導入され、mRNA をワクチンや治療目的で使用する研究も進められた。しかし、in vitro 転写による mRNA は不安定であることなどに加え、炎症反応を引き起こす問題があったため、医療目的での開発は限定的だった。

1990 年代初め、ペンシルベニア大学の助教だった生化学者のカリコ氏は研究資金提供者に医療目的での mRNA 技術開発の重要性を納得させるのに苦心していたが、樹状細胞に興味を持っていた免疫学者のワイズマン氏が同僚となって研究は新たな展開を迎えた。

カリコ氏とワイズマン氏は in vitro 転写による mRNA を樹状細胞が異物と認識することに気付く。哺乳類の細胞内で RNA の 4 つの塩基は繰り返し化学的に改変されるが、in vitro 転写による mRNA では改変されないことに注目した 2 氏は塩基を改変した mRNA を作成。これを樹状細胞に導入したところ、炎症反応がほぼ起こらなくなることが判明した。2 氏は後に塩基を改変した mRNA では未改変の mRNA と比べてタンパク質の生成量が大幅に増加することも確認している。

2 氏の研究成果は前例のない速度でのワクチン開発を可能にし、COVID-19 パンデミック中に効果的な mRNA ワクチン開発に重要な役割を果たした。ノーベル会議事務局長のトーマス・パールマン氏は個人的にカリコ氏を知っており、研究者として認められずに苦労する様子や、2013 年にバイオンテックの(シニア)バイスプレジデントに就任した時のエピソードも語っている(動画)。

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2019年のノーベル生理学・医学賞、体細胞が酸素レベルの変動に適応する仕組みを解明した米国と英国の3氏が受賞 2019年10月08日

ネコにマタタビは依存性なし

著者: nagazou
2023年10月2日 14:03
岩手大学の研究グループが、ネコがマタタビに依存性を持つかどうかという長年の疑念に答える研究成果を発表した。研究では、マタタビの葉の抽出物を与えた際のネコの行動を観察。その結果、マタタビに依存性の兆候は見られなかったことが示されたという。また、長期間にわたりマタタビを与えたネコの血液検査も正常値を示しており、毒性の兆候も見られなかったという(毎日新聞)。

ネコにとってマタタビは安全であり、依存性や毒性の心配はないと研究結果は結論づけたようだ。岩手大学の宮崎教授は、マタタビがネコの多幸感に寄与する可能性を指摘し、ネコにとってポジティブな効果をもたらす安全な物質であると強調している。

同研究グループでは、この研究を基にして、ネコをリラックスさせるためのマタタビスプレーを開発した。マタタビの有効成分を濃縮したもので、爪とぎやおもちゃに振りかけて使うことで、猫をリラックスさせる効果があるとされている。価格は税込みで1000円らしい。

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発光するキノコの遺伝子を組み入れた植物『光る樹木』を開発したと発表

著者: nagazou
2023年9月28日 13:05
奈良先端科学技術大学院大の出村拓教授は26日、発光するキノコの遺伝子を組み入れた植物「光る樹木」を開発したと発表した。クラゲなどの蛍光タンパク質を組み合わせることにより、強く発光させられるようになったのだという。タンパク質の組み合わせなどにより緑や赤、青色に光らせることもできるそうだ(47NEWSABCニュース)。

ABCニュースにある動画によると、暗い屋内で植物全体が段々と光っていく様子が紹介されている。もちろん電力は不要。今はまだぼんやり光る程度だが、将来、電灯にかわって街を明るく照らすほどの可能性を秘めているという。教授らは29日には様々な光る樹木を開発するベンチャー企業を立ち上げる予定とのことで、電気を使わないで世の中を明るくすることを目標に掲げている。

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イヌとキツネのハイブリッド生物の存在がはじめて確認される

著者: nagazou
2023年9月23日 07:04
ブラジル最南端の町で、世界初とされる「犬とキツネ」のハイブリッド生物が発見されたそうだ。ハイブリッド種は異種間交配で生まれた生物。この珍しいハイブリッド生物は、2021年に交通事故でケガを負った個体が保護され、その後遺伝子調査によって正体が明らかになったという(Animalsナゾロジー動画)。

リオグランデ・ド・スル連邦大学(UFRGS)によると、この生物は外見や行動面で、犬とキツネの特徴を併せ持っており、顔は中型犬に似ている一方、キツネのような大きな三角形の耳を持ち、犬の餌を拒絶し生きたネズミを食べるという風変わりな行動を示したとされる。性格は内気で攻撃的ではなく、犬とキツネの両方の特性が見受けられたとしている。遺伝子調査の結果、このハイブリッド生物の母親はパンパスギツネで、父親は犬種不明のイエイヌであることが判明した。これにより、犬とキツネのハイブリッド種が世界で初めて確認されたとしている。

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ダイヤルを回すと金属の平面から文字が浮き出る『未来印』

著者: nagazou
2023年9月23日 06:08
ダイヤルを回すことで文字が浮き出る「未来印」なるものがクラファン中とのこと。この未来印は、金属の印鑑で、文字が必要なときだけ浮き出るというもの。印鑑の印を示す部分は文字部分を凸、それ以外が凹形状になっているが、この未来印では、凹の部分が可動式になっており、印鑑として使用するときはダイヤルを回すことで凹部分が凹むような仕組みになっている(Lifehacker)。

これだけならふーんという感じではあるが、この印鑑は、伝統的な職人技と最先端の技術が組み合わさっており、文字とベースとの隙間が0.002㎜(2μ)の精度を持つ。- 最大6文字までパーソナライズ可能な文字デザインが利用可能。最大6文字を刻むことができる、作成した文字デザインは、電子データ化してプロダクトに添付。電子印鑑として活用できるといった特徴があるという。

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アクティブスマート布地を研究する米国家情報長官室のSMART ePantsプログラム

著者: nagazou
2023年9月15日 08:07
headless 曰く、

米国家情報長官室 (ODNI) のインテリジェンス高等研究計画活動(IARPA)では、SMART ePants プログラムでオーディオ・ビデオ・ジオロケーションセンサーを統合したアクティブスマート布地 (AST) の開発を研究しているそうだ (研究プログラム情報The Register の記事Federal News Network の記事)。

構造により撥水などの機能を実現するパッシブスマート布地(PST)とは異なり、ASTは組み込まれたセンサーやアクチュエーターなどにエネルギーを供給して機能を実現する。SMART ePantsプログラムでは織り込み可能な導電性ポリマーの「電線」や体の動きを電力に変えるエネルギー取り込み機、布地にプリント可能な超低消費電力コンピューター、糸のようなマイクロフォン、変形を繰り返しても機能するバッテリーなどをASTに投入する。

これにより伸縮性や柔軟性、洗濯可能性、快適性などにおいて通常の布帛と変わらないASTを開発し、日常的な衣服(シャツ・ズボン・靴下・下着)にセンサーシステムを組み込むことを目指す。現在研究が進められているのは音声の録音・動画と写真の撮影・屋内の地理的位置情報取得が可能なセンサーの組み込みだ。完成すれば付け心地の悪い、かさばるデバイスの装着を必要とせず、周囲の環境を記録可能になるとのことだ。

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被ばく内外の同時測定と可視化が可能な眼鏡型端末。携帯可能で重量1.3キロ

著者: nagazou
2023年9月14日 06:08
弘前大学被ばく医療総合研究所とパルネット弘前、フォルテ、アドフューテックの企業3社は8日、携帯可能で被ばく内外の同時測定と可視化が可能な眼鏡型端末を使用した新しい放射線測定システムを開発したと発表した。この機器は、放射性物質の特定、小型・軽量性の三つの要素を備えた世界初のものだという。原子力産業や災害対応において需要が見込まれるとされ、2023年内に技術を用いた製品化をおこなう予定だという(Web東奥Yahoo!ニュース(全文))。

この測定機器は17.5センチ×12.5センチ×6.5センチというサイズで、重量は1.3キロほど。外部・内部の被ばく線量を同時に計測できる。眼鏡型端末である「スマートグラス」上に情報が表示され、設定された値を超えた場合に警告が発せられる仕組み。このスマートグラスは防護服を着用した状態でも使用できるそう。コストに関しても従来品よりも抑えられる見込みであるという。

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刑務所製の固形洗濯石けん『ブルースティック』、バカ売れしても増産できない

著者: nagazou
2023年9月12日 15:07
フリマサイトで、定価400円の「ブルースティック」が1200円ほどで転売されて問題化しているという。このブルースティックは、固形洗濯石けんで3本入り。この石けん、神奈川県の横須賀刑務所で受刑者たちが製造しているのだが、刑務所内での生産量が減少したことから「レアもの」化してしまっている模様。ある刑務所の製品専門店では、2022年には約4万9000本が販売され、店頭では1家族6組までの制限が設けられているほどだという(ABEMA TIMESTogetter)。

なぜ刑務所でしか製造できないかのかというと、石けん会社と合成洗剤会社が競合関係にあることから、ブルースティックのような石けんと合成洗剤を組み合わせた製品を作ることが難しかったのだという。刑務所ではこのような制約がなく、このためブルースティックは刑務所でしか生産されない独自の製品となっている。

また刑務所側の事情もある。刑務所は労働力が格安であるため、一般の企業に競り勝つ価格で製品を生産できてしまう。民間企業が販売しているような製品は民業圧迫リスクがあるため出しにくい。このためブルースティックのような独自製品(隙間産業)を提供しているようだ。またこうした事情から極端な増産も同様に民業圧迫リスクがあり難しいようだ。

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東大やソニー、音と電磁波で小電力を生成する技術

著者: nagazou
2023年9月9日 08:02
電力を生成する技術を二つまとめて。
東京大学の研究グループが、騒音などの音力を利用して発電する超薄型音力発電素子を開発した。この素子は、音の振動が圧電材料であるPVDFナノファイバーシートに直接伝わるため、従来の素子よりも大きな電力を生成できるという。世界最高の電力密度である8.2W/平方mを達成したとしている(東京大学リリースPC Watch)。

実際に開発したセンサーをマスクに貼り付けたところ、会話の音や周囲の音楽を電力に変換し、LEDを点灯させることが可能だった。また、温湿度センサーや無線通信の電力源としても使用できることが確認されており、今後はIoTやウェアラブルデバイスなどにおける電力供給源としての応用が期待されている。

これとは別にソニーセミコンダクタソリューションズは7日、電子機器から発生する電磁波ノイズを利用して電力を生成する環境発電用モジュールの開発を発表した。このモジュールは、家電、PC、ライト、自動販売機、エレベーター、自動車などのさまざまな機器からの電磁波ノイズを収集し、高効率で電力を生成する技術を応用して作られたという(ソニーリリースCNET)。

この小型モジュールは、さまざまな電子機器からの電磁波ノイズを収集し、数10μWから数10mWの電力を生成可能。低消費電力型のIoTセンサーや通信機器への給電や電池の充電に利用できるとしている。さらに、電磁波ノイズの収穫により、電子機器内部の状態を監視し、照明や機器の故障予知管理などに応用できるとしている。

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老いた体を若い体と結合させて若返りさせるマウス実験

著者: nagazou
2023年9月9日 05:15
米ハーバード大学医学大学院の研究チームがおこなった研究によれば、年老いたマウスを若いマウスと結合する実験技法である「パラバイオーシス」を用いることで、老化を遅らせ寿命を延ばす可能性があるという。この実験では、老齢マウスと若いマウスを長期間にわたり結合させたところ、老化のスピードが遅くなり、生物学的年齢が実年齢よりも若くなったという。生物学的年齢はDNAメチル化時計を用いて測定され、最大で30%低かったそうだ(natureForbes JAPAN)。

結合状態を丸3か月間維持してから外科手術で分離、1か月間の回復期間を置いた後でも効果が持続し、老齢マウスの臓器の健康状態も改善された。変化は血液だけにとどまらず、筋肉組織、肝臓、神経系にも及んだ。若いマウスと結合された高齢マウスは、老齢同士で結合されたマウスと比較して6~9%も長生きしたそう。遺伝子発現の変化も通常の加齢過程とは異なる結果となったとしている。

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数学特化の大規模言語モデル「WizardMath」

著者: nagazou
2023年8月29日 13:32
米Microsoftと中国科学院の研究者が「WizardMath」という大規模な数学特化の言語モデルを開発した(論文ITmedia)。 このモデルは、数学的な推論能力を向上させることを目指している。このモデルは、オープンソースの事前学習済み大規模言語モデル(LLM)である「Llama-2」に対して適用することで実現する。Llamaモデルシリーズはオープンソースの大規模言語モデルで、クローズドソースのモデルとの差を縮める役割を果たしているが、数学や科学のような多段階の推論が求められる場面には課題があったとされる。

研究ではこの問題点に着目し、Llama-2の数学的推論能力を向上させる手法「WizardMath」を提案。「Reinforcement Learning from Evol-Instruct Feedback」(RLEIF)という新しい手法を用いてLlama-2の数学的推論能力を向上させたという。実験の結果、WizardMathは数学的推論ベンチマークであるGSM8kとMATHにおいて、他のオープンソースの言語モデルを大きく上回る性能を示したそうだ。具体的には、GSM8kでは+24.8、MATHでは+9.2の向上が見られたとのこと。また、OpenAIのChatGPT-3.5やAnthropicのClaude Instant-1、GoogleのPaLM-2などのモデルに比べても、特にGSM8kの成績においてはWizardMathは優れた性能を発揮していたとしている。

Kuritsukasa 曰く、

AGIに近づいているかと思われていたAI開発だけど、ここに来て数学特化型のLLMが登場

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AI生成文章を"新証言"として展示する関東大震災100年企画、取りやめへ

著者: nagazou
2023年8月29日 13:03
日赤東京都支部は24日、企画展「関東大震災 100年前の100人の新証言」とインターネット公開を中止すると発表した。企画展は、26日から東京都新宿区の同支部など2か所で開催予定だった(関東大震災100年プロジェクトの実施取りやめに関するお知らせ産経新聞ITmedia)。

この企画展は関東大震災の史料などをChatGPTをベースとするLLMに当時の文献60万字以上の情報を読み込ませ、新たに作り出した文章を証言として展示するというものだった。一部については人物画像もAIで生成した。しかし企画内容が報じられると、SNSを中心に同支部によると、「歴史の捏造につながるのでは」「フェイクニュースだ」「冒涜では?」など批判的な声が多く上がっていた。担当者は「新証言という表現を使って、実在した人が話したかのような内容にしたことで誤解を招いてしまった」と話している。

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商用利用禁止のAI言語モデルがオープンソースと称して公開され、騒動に

著者: nagazou
2023年8月22日 18:05
あるAnonymous Coward 曰く、

東京大学松尾研究室は8月18日、100億パラメータサイズ・日英2ヶ国語対応の大規模言語モデル“Weblab-10B”を公開したと発表した。これ自体は偉業であるが、プレスリリース中で「オープンソースで公開」と称しているにもかかわらず、そのライセンスが商用利用禁止のCC BY-NC 4.0であり、オープンソースの定義に反していることから、日本で「オープンソース」の商標を管理するOpen Source Group Japanの理事長である佐渡秀治氏が苦言を呈するなど、ちょっとした騒ぎになっている。

なおAI界隈では「このオープンソースは辞書的意味で使っているにすぎない」「アメリカでは商標取得に失敗し、日本でも二度にわたって拒絶査定され、42類でしか登録できていないとOSGJ自身が認めている」などと居直っているようである(なお16類、35類、41類での登録は不使用取消審判ですでに取り消されている。直リンクできないようなので上記特許情報ページの詳細を開いて「2018-300437」のリンクを参照されたい)。私見としては、ならば変に横文字を使わず「ソースを公開」とでも言えばいい(というか本当に辞書的意味なら「オープンソースで公開」は重言ではないか)のに、わざわざ「オープンソース」と称しているのは単語のイメージにタダ乗りしようとしているとしか思えないのだが、違法でさえなければ何をしてもいいというのがAI界隈の常識なのは画像生成AI周りで広く知られていることだし、他者が勝手に「オープンソース」の商標を取ることを防止するのが目的で出願した商標をここで持ち出すのは筋が悪かったと言わざるを得ない。

ちなみにオープンソースに代わるよい言葉がないという意見もチラホラ見かけたので紹介しておくと、プログラム以外の著作物におけるオープンソースの定義に相当するものとして、自由文化作品の定義(Definition of Free Cultural Works)というものがある。公式日本語訳がないためか日本ではあまり知られていないようだが、クリエイティブ・コモンズのライセンスページからも"Approved for Free Cultural Works"というバナーからリンクされている。この定義でも非商用利用に限るようなことは認められておらず、クリエイティブ・コモンズの中では表示 — 継承表示のみが承認されている。

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人工衛星の搭載リチウムイオン電池を発火させて減速するデブリ対策が考案される

著者: nagazou
2023年8月18日 17:05
リチウムイオン電池は、強い衝撃などで発火したり爆発するリスクが以前から指摘されている。しかし、とある航空宇宙企業は、このマイナス面の特性を、運用の停止した衛星を軌道からそらすために活用するというアイデアに取り組んでいる(Universe Today)。

アイデアの発案者であるAerospace CorporationのJoseph Nemanick氏らは、これをリチウムイオン電池デオービター(LiBDO)と呼んでいる。バッテリーに穴を開けることで発生する高温ガスをスラスターとして使用、軌道を外れる推進力を生み出し、衛星を大気圏に再突入させようというものになっている。研究者が実施した実験では、バッテリーセルに穴を開けると約29.3 Nの推力が生まれたという。

あるAnonymous Coward 曰く、

実験では18650電池1本で29.3N(2.99kgf)のピーク推力、10.4N-sの全インパルスを記録したという。

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フォードが愛犬用車椅子の3Dプリンターデータを無料提供へ

著者: nagazou
2023年8月16日 14:24
自動車メーカーのフォードが、犬のための3Dプリント可能な車椅子「P-RAPTOR」を発表したそうだ。これは歩行障害を持つ犬のために特別に設計された車椅子で、オフロード走行にも対応しているとのこと。フォードはこの「P-RAPTOR」の構造データを公開し、犬の寸法に合わせて自作できるようにしている。見た目もスタイリッシュで、電気モーターやヘッドライトの取り付けも可能になっている。データの提供時期は年末になるようだ(FordメキシコCarscoops)。

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ハチの巣は六角形とは限らない

著者: nagazou
2023年8月15日 14:31
ハチの巣は幼虫を育てる部屋が、ハニカム構造と呼ばれる六角形で規則正しく並んでいるというのが一般的なイメージだ。しかし、実際には大きな女王バチやオスバチと小さな働きバチの部屋を同じ巣内に共存させる際に、部屋のサイズの違いからズレが生じているという。神戸大学や国際研究チームは、このズレがどのように解消されているかを解明したそうだ(朝日新聞)。

研究チームは、異なる種のミツバチとクロスズメバチの巣から115枚の写真を収集し、合計で2万2745個の部屋の形状とサイズを調査した。その結果、大きな部屋と小さな部屋の比率は種によって異なり、最大の種では2.7倍ほどの違いが生じていたそうだ。そして、部屋のサイズの違いを調整するため、ハチの巣の働きバチの部屋から女王バチ・オスバチの部屋へ移行する部分では、五角形と七角形のペアを使って調整していることもわかったという。

あるAnonymous Coward 曰く、

ハチの巣は六角形とは限らない
https://www.asahi.com/articles/photo/AS20230807002753.html
写真を見れば納得 身近な発見、科学ですね

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日独提案の自動バレー駐車システムに関する国際標準が発行

著者: nagazou
2023年8月8日 17:10
自動運転技術を用いた駐車システム「自動バレー駐車」に関する国際標準が7月27日に発行した。この国際標準は、日本での車両技術の研究開発と実証から得られた成果をベースに、ドイツと協力して国際標準を開発したとしている(経済産業省レスポンスニュースイッチ)。

今回発行した国際標準では、駐車場の予約から車両の引き渡し、自動走行・駐車、車両の引き取りまでの一連のシステム動作や手続きを規定し、自動バレー駐車の車両側とインフラ側のシステム開発を容易にし、異なるメーカーの車両を同じ駐車場に相互乗り入れることを可能にする。

このシステムを用いた場合、利用者が駐車場の入り口で降車した後、車両が無人で自動走行して指定された場所に駐車し、利用者の乗車場所まで再び自動走行して引き取りができるといったことが可能となる。普及すれば、駐車場のスペースが効率的に活用され、駐車場での事故が減少することが期待できる。欧米や中国を含む世界各地でも実用化の検討が進んでいるとのこと。

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TOTO、自分のスマホで操作できるパブリックトイレ用温水洗浄便座

著者: nagazou
2023年8月8日 14:06
TOTOは1日、商業施設、交通施設、オフィス、学校など向けのパブリックトイレ用として温水洗浄便座「ウォシュレット アプリコットP」などの販売を開始した(TOTOリリースCNET Japanリフォーム産業新聞)。

ウォシュレット アプリコットPはウォシュレットシートタイプの最上位機種で、コロナ禍を経て、便ふたやトイレ内のスイッチに触らずに済むタッチレス機能の需要が高まっていることから、スマートフォンでの操作が可能なタイプも提供されている。専用アプリをダウンロードすることで、便ふたのオート開閉、おしり洗浄や擬音、便器洗浄などを自分のスマートフォンから制御可能。さらに、「きれい除菌水」のミストを使用して便器を自動的に清潔に保つ「便器きれい」、「ノズルきれい」機能も搭載されているという。これらの新機能は、特にクリニックなど顧客が頻繁に訪れる施設に向いているとされている。

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