なぜ無効と判断されたフェニレフリンが市販のかぜ薬に使われ続けているのか
この無効な成分が今でも市販薬に使用され続けてきたのかについては、歴史的背景が影響しているそうだ。米国ではかつて、鼻づまり改善の飲み薬として三つの成分がGRASE(一般的に安全かつ有効と認められる)に指定され、市場で使用されていた。しかし、そのうちの一つである「フェニルプロパノールアミン」は副作用の懸念から市販薬から削除。もう一つの成分である「プソイドエフェドリン」は市販薬には含まれているが、乱用の懸念から大量の購入が制限された。そうした消去法の結果、米国では「フェニレフリンがより広く使われるようになったのだという。
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2023年09月16日