ノーマルビュー

ゼロCOVID政策緩和後の中国、胎児内臓逆位の症例が急増したとの報告書

著者: headless
2023年11月4日 11:58
中国でゼロ COVID 政策緩和ののち、数か月の間に胎児内臓逆位の症例が大幅に増加したそうだ (報告書Ars Technica の記事)。

内臓逆位は内臓の配置が左右反転するという非常に稀な症状だ。報告書では上海市の国際和平婦幼保健院と長沙市の湖南省婦幼保健院の産科センターで妊娠 20 週 ~ 24 週に行われる超音波診断のデータ 2014 年 1 月 ~ 2023 年 7 月分を調査している。その結果、胎児内臓逆位の症例数は 2023 年の最初の 7 か月で 2014 年 ~ 2022 年の年間症例数中央値の 4 倍を超えていたという。症例数は 2023 年 4 月にピークとなり、通常より多い状態が 6 月まで続いた。具体的には 2023 年 1 月 ~ 7 月で 56 件の胎児内臓逆位の症例があり、うち 52 件は完全内臓逆位、4 件は部分内臓逆位だったとのこと。

中国ではゼロ COVID 政策が緩和された 2022 年 12 月初めから 2023 年 2 月初めにかけて SARS-CoV-2 感染数が急増し、人口の 82% が感染したという。先天性内臓逆位は異常な形態発生の分布や内臓の側性化にかかわる繊毛の機能不全と結び付けられている。SARS-CoV-2 が垂直感染するかどうかについては結論が出ていないが、妊娠初期の胎児の感染や SARS-CoV-2 による母体の炎症反応が影響している可能性もある。ただし、胎児内臓逆位の症例増加と SARS-CoV-2 感染増加の因果関係を示す証拠はなく、さらなる分析が必要とのこと。

なお、症例が増加したといっても内臓逆位の症例は依然として非常に稀とのことだ。

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中国の研究者が新種のコロナウィルスを発見

著者: nagazou
2023年10月30日 15:12
中国の科学者たちは調査により、中国・海南省で以前には見られなかったウイルスを8種類発見したそうだ。これらの8種類のウイルスは、種の障壁を越える可能性があり、新たなパンデミックを引き起こす能力を持っているという(Vipin M. VashishthaさんのポストScienceDirect)。

この研究は、中国海南省におけるげっ歯類によるウイルスのバイローム(生態系内のウイルスの組成)を分析、新たなウイルスについて調査したもの。げっ歯類は人獣共通感染症の媒介者であり、新興感染症(EID)のリスクを高める要因となっている。

中国の海南省でげっ歯類から合計682のサンプルを収集、それらのサンプルから得られたウイルスのDNA情報を分析した。新たに発見されたウイルスのうちの一つ「CoV-HMU-1」と名付けられた新しいコロナウイルスは、Covidなどと同じコロナウイルスのサブジャンルに属することが判明したという。

あるAnonymous Coward 曰く、

「このウイルスは齧歯動物から発見されており、専門家らは、ウイルスが種の壁を越えた場合、人間に感染する「高い確率」があると警告している」そうな
今の新コロは旧型新型コロナウィルスになるのかな?

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感情のコントロールが苦手な幼児は特定の腸内細菌を多く持つ

著者: nagazou
2023年10月28日 06:09
京都大学の明和政子教授らの研究チームは、感情のコントロールが苦手な幼児に特定の腸内細菌が多いことを発見したとする論文を発表した。腸内細菌は食習慣に影響を及ぼし、3~5歳の幼少期に形成され、生涯変わらない可能性があるとされる(サイキンソーリリース共同通信)。

研究では、全国の保育園や幼稚園に通う3~4歳の257人を対象に、腸内細菌や食事摂取状況、偏食の有無を調査した。さらに幼児の日常の問題行動に関する評価尺度を用いたアンケート調査も行われた。その結果、感情を抑制する認知機能に発達リスクを有する幼児の腸内細菌叢において、Actinomyces属とSutterella属の相対量が高いことが示されたという。このリスク群では緑黄色野菜の摂食頻度が低いこと、偏食の割合が高いことも分かったとしている。この結果から、幼少期の食習慣が脳の発達に影響を及ぼす可能性があると研究チームは指摘している。

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働き方改革による残業規制、医師においても来年4月から始まる

著者: nagazou
2023年10月26日 18:01
ugoo 曰く、

現在は働き方改革関連法の成立により長時間労働が規制されているが、建築業・運送業・医師については2024年まで適用除外されており、これを「2024年問題」と称していた。

そして医師についても2024年4月から、残業時間は原則として年960時間までに法規制されることとなった(厚生労働省)。これは一般労働者の年720時間以内を超えるラインであるが、それでもこれに該当する医師は、2019年より半減しているのだという(読売

なお「原則として」というのは、基本的にはA水準で規制される場合であり、認定病院として「臨床研修・専攻医の研修」「高度な技能の修得」と判断された場合、C水準として1,860時間まで可能である。A,B,Cの水準について、それぞれモデルケースのタイムテーブルが公表されている(厚生労働省 pp:37-39

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COVID-19、2021年の予防接種2回が実施されなかったらどうなったか

著者: nagazou
2023年10月25日 08:05
maia 曰く、

京大と感染研の共同研究で、2021年予防接種2回が仮に無かった時の日本の流行を推計(Evaluating the COVID‑19 vaccination program in Japan, 2021 using the counterfactual reproduction number)。2021年2月~11月末で6330万人(6320~6360万人)が感染し、36.4万人が死亡。実際には470万人感染、1万人死亡。医療リソース圧迫の波及的影響やロングCOVID(後遺症)も含めると、相当にえぐいものがある。

日本では2021年にCOVID-19の全国予防接種プログラムを実施し、1日100万人以上に予防接種を実施した。しかし、集団レベルで実施されたこのプログラムの直接的・間接的影響はまだ十分に評価されていない(nature)。

natureに掲載されたこの研究では2021年のデルタ株(B.1.617.2)流行時のワクチンの効果を調査した。この研究では、2021年2月17日から11月30日までの確定症例をベースに、COVID-19ワクチンを打たなかった場合の仮想的な感染と死亡数を推定し、実際のデータと比較している。

研究では、ワクチン接種が実施されなかった場合、調査期間中の累積感染者数は6330万人、死亡者数は36万4000人と推定されている。現実の感染者数は470万人、死亡者数は1万人だったという。

今回の研究によれば、2021年中の日本におけるワクチン接種は、仮想的なシナリオと比較して死亡率を97%以上減少させることに成功している。ワクチン接種とワクチン接種者を拡大するタイミングが、COVID-19感染症による負担を軽減する鍵となるとし、疫学情報に基づいた迅速かつ適切な意思決定が不可欠だとしている。

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糖尿病治療薬が一部で『やせ薬』として扱われ不足

著者: nagazou
2023年10月17日 17:05
ネット上で糖尿病の治療薬が「やせ薬」として話題になり、美容や減量目的での使用として広まってしまった結果、「GLP-1受容体作動薬」という糖尿病治療薬に出荷制限がかかる状況になっているという(朝日新聞その2)。

朝日新聞の報道によると、この薬が保険適用されない自由診療を中心に処方されているという。健康保険組合連合会は、美容目的で糖尿病と診断され、公的保険が適用されているケースについて疑念を持ち、2020年10月~22年9月の診療明細書を調査した。その結果、3か月以上受診した75歳未満の患者のうち、減量効果があるとされる薬を1種類だけ処方された人は、2種類以上処方された人と比べて、血糖値の検査をしていない割合が高かったことが判明した。特に20代以下の患者の中で、1種類だけ処方された人のうち4.7%で検査が行われていなかったとしている。

医師らはこれが糖尿病治療に悪影響を及ぼし、必要な人々に薬が行き渡らなくなる可能性があると懸念、厚生労働省や日本糖尿病学会などの関連機関は、この薬を「糖尿病でない人への安全性と有効性が確認されていない」として注意喚起している。

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政府、花粉症対策で都市部周辺のスギ林を重点伐採区域に

著者: nagazou
2023年10月13日 14:03
政府は11日、花粉症対策の初期集中対応パッケージをまとめた。2023年度中に、都市部周辺にスギの伐採や花粉の少ない品種への植え替えを重点的に実施する。花粉症患者の多い地域を優先して区域を設けて実施する計画(日経新聞)。

政府は既に花粉症対策として30年後に花粉発生量を半減させ、スギ人工林を10年後に2割ほど減らす計画を立てている。今回はこのうちの具体的な対策を早急に実施する。具体的には伐採機の購入支援や舌下免疫療法の治療薬の増産、外国人材の受け入れ拡大、スーパーコンピューターや人工知能を使った花粉の飛散量の予測体制の整備などが含まれる。舌下免疫療法の薬に関しては、原料確保、生産体制の拡充を進め、25年までに治療薬の供給量を大幅に増やす方針だとしている。

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モデルナのインフルとコロナの混合ワクチンが治験で好結果、2025年の承認取得を目指す

著者: nagazou
2023年10月10日 14:28
米モデルナは4日、開発中のCOVID-19とインフルエンザの混合ワクチンに関する第1/2相試験で良好な結果を得たと発表した。この混合ワクチンの臨床試験は、50歳以上の対象者を対象とし、モデルナのCOVID-19ワクチンと既存のインフルエンザワクチンを組み合わせて接種し、その安全性と効果を調査したもの(モデルナリリース日経新聞)。

結果、混合ワクチンを接種したグループでは、既存のインフルエンザワクチンと同等またはそれ以上の予防効果があることが確認された。また、副作用の発生率や症状は、これまでに実用化されたモデルナのコロナワクチンとほぼ同等だった。モデルナは年内に最終段階の治験を開始し、2025年に承認されることを目指している。混合ワクチンは、冬季に流行するコロナとインフルエンザの両方を1度の接種で予防できる利点があり、患者や医療関係者の負担を軽減し、接種率の増加に寄与することが期待されている。

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RMS、悪性リンパ腫の治療を受ける

著者: headless
2023年10月1日 20:47
RMS こと Richard M. Stallman 氏が GNU プロジェクト 40 周年記念イベントの基調講演で、悪性リンパ腫の治療を受けていることを明らかにした (The Register の記事動画)。

治療のため特徴的な長髪と髭を失った Stallman 氏の風貌は大きく変わったが、病状は管理可能であり、今後何年もの間プロジェクトにも関わり続けることができるとのこと。The Register の記事では濾胞性リンパ腫 (follicular lymphoma:FL) だと Stallman 氏が述べたと書かれているが、動画で該当の発言は見つけられなかった。濾胞性リンパ腫は非ホジキンリンパ腫の一種で、悪性リンパ腫の中では進行速度の遅い低悪性度の B 細胞リンパ腫だ。

基調講演では Red Hat や生成 AI を批判し、若い人々を自由なソフトウェアに興味を持たせることの困難さを語った。講演は Stallman 氏がステージ中央の椅子に座った状態で始まり、マスクやマイクの関係で聞き取りづらいと客席から指摘される場面もたびたび見られたが、実際の話しぶりははっきりしていた。後半の質疑応答では一人で立ち上がって演台まで移動するなど、体力的にも問題ないようだ。

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RSウイルスワクチン、国内初承認

著者: nagazou
2023年9月28日 07:08
厚生労働省は25日、英製薬大手グラクソ・スミスクラインが開発したRSウイルス感染症のワクチン「アレックスビー」の製造販売を承認した。RSウイルス感染症は、幼少期に多くの人が感染。風邪の症状が現れる疾患で、高齢者や免疫が弱い人の場合は肺炎などの重症化のリスクが高まる(グラクソ・スミスクラインリリース共同通信)。

このワクチンは60歳以上の人々を対象としており、国内初の承認となった。日本では毎年、60歳以上の約6万3千人が入院し、約4500人が死亡すると推定されている。承認されたワクチンは、ウイルスの一部を基にした組み換えタンパクワクチンで、治験では有効性が82.6%という結果が得られたとしている。

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コロナ禍の際、救急車のドアを閉めたままオゾン発生器で消毒して隊員が体調不良を訴える

著者: nagazou
2023年9月27日 14:05
愛知県岩倉市消防本部で、救急車のドアを閉めたままオゾン発生器で車内を消毒し、隊員らが体調不良を訴えるトラブルが相次いでいたという。朝日新聞が報じたところによると、コロナ禍のさなかである2020年の7月、複数の隊員が救急車内でオゾン発生器を使用していた。発生器の説明書では、原則として無人状態での使用するよう指定していた(朝日新聞)。

コロナ対策のためにオゾン発生器を持ち込んで車内を消毒。この際、複数の隊員が車内に残ったまま約30分間、発生器を使っていた。発生器の使用後、複数の隊員が一時的にせきや涙が止まらなくなったとしている。こうしたケースは複数回あったそうだ。消防本部は当初、この事実を否定していたものの、後に「コロナ対応を模索中で、試験的にやった」と認めたという。内部調査の結果、オゾンを浴びた隊員は計14人だったことが判明、現在は隊員を乗せての使用はしていないと説明している。

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インフルエンザ、前シーズンの流行が収束しないまま新集計年度に突入。1999年以降初

著者: nagazou
2023年9月19日 14:31
例年、冬に流行するはずのインフルエンザだが、残暑の残る現段階でも感染者数が増加しているという。インフルエンザは、8月下旬ごろから増加傾向にあり、2023年のインフルエンザについて、厚生労働省は第1週目(9月4〜10日)の患者数が1医療機関当たり4.48人にのぼり、流行の目安とされる1人を超えていると発表した(FNNプライムオンライン 毎日新聞)。

インフルエンザは通常、11〜12月に流行が始まり、翌年の4月以降に収束する。9月から新たなシーズンとして集計されるが、今年のように流行が収束しないまま次のシーズンに入るのは、現在の集計方法になった1999年以降初めてだという。

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米FDAの諮問委員会、フェニレフリンを内服しても鼻づまり緩和の効果はないと判断

著者: headless
2023年9月16日 16:13
16 人の専門家で構成される米連邦食品医薬品局 (FDA) の非処方医薬品諮問委員会 (NDAC) は 12 日、フェニレフリンの鼻づまり緩和について、経口投与では効果がないことを確認する決議を全員一致で採択した (The Verge の記事The New York Times の記事NDA Cのバーチャル会議動画)。

フェニレフリンはプソイドエフェドリンと並び、日本でも市販の風邪薬や鼻炎薬で鼻づまりを緩和する成分として幅広く用いられている。米国では覚せい剤合成の原料となるプソイドエフェドリンを含む医薬品は販売が制限されており、フェニレフリンに頼る人が多いようだ。しかし、フェニレフリン経口投与による鼻づまり緩和はプラセボ並みの効果しかないことが最近の研究で示されており、NDAC ではこれらの研究成果を検討 (PDF) していた。その結果、フェニレフリンは点鼻など外用で用いる場合の効果はみられるが内服では効果がなく、他の成分の過剰摂取にもつながるとの結論に達した。

NDAC の採決は FDA の対応を拘束しないが、通常はその判断に従って対応が行われるという。米消費者ヘルスケア製品の業界団体 CHPA はフェニレフリンを使用する内服薬を購入した消費者の 83% が鼻づまりが緩和されたと回答しており、内服薬でフェニレフリンの使用が禁じられたら必要な治療が行えなくなる患者が増加するなどとして決議に反対していた。そのため、採決を受けてフェニレフリンの規制による意図しない結果を生むことがないよう、慎重に検討することを FDA に求めている。

これについて FDA では、今後意見募集などを行い、実際に市販薬の成分としてフェニレフリンの承認を取り消すかどうかを検討していくとの見解を示している。

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富山大「スーパー中和抗体」コロナ治療薬が開発中止、変異株が想定外の進化

著者: nagazou
2023年9月14日 14:04
富山大学と富山県などが共同研究していたCOVID-19治療薬の開発が中止されたそうだ。この治療薬は「スーパー中和抗体」を活用したもので、重症化を防ぎ、未知の変異ウイルスにも対応できるとされていた。COVID-19の感染者から血液を採取して作製したものだが、変異株が予想外の進化を遂げたことから、抗体の設計が難しいと判断し中止されることになったという(読売新聞 )。

特にオミクロン株「BA.5」などの変異株では、ウイルスの重要な結合部位が変異しており、スーパー中和抗体の効果が弱まってしまったため、抗体の改良が難しい状況になったとしている。さらに、ワクチンや経口薬が広まり、緊急の医療ニーズが低下したことも開発中止の要因とされている。

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新型コロナウイルスワクチン、全額国費での接種は2024年3月で終わる見通し

著者: nagazou
2023年9月12日 12:00
厚生労働省は8日、COVID-19ワクチンの接種に関して、2024年3月までの「臨時接種の特例」として提供されている無料接種を4月以降は延長しない方針を固めた。これにより、特例による国費での無料接種が終了する見通し。最終決定は厚労省の専門部会で行われるという(毎日新聞読売新聞日経メディカル)。

今後は高齢者など重症化リスクの高い65歳以上の人々に関しては、季節性インフルエンザワクチンと同じように、国の交付金で一部費用をまかなう「定期接種」に位置づけられる。これにより秋冬に1回接種されることになる。自治体によっては、費用の一部を補助する場合もあるという。

一方、65歳未満に関しては任意接種となり、原則として自己負担が発生すると見られる。今年度の接種は、春夏には65歳以上の高齢者、基礎疾患を持つ重症化リスクの高い人々、医療従事者などを対象に実施された。秋冬の接種は全年代に広がる予定で、今月20日から実施される。

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超極辛トルティーヤチップを食べた健康な14歳の少年が死亡、トウガラシの辛さは致死量に近付いているのか

著者: nagazou
2023年9月11日 17:14
headless 曰く、

米マサチューセッツ州ウースターの健康な 14 歳の少年が 1 日、世界一辛いトウガラシで味付けしたトルティーヤチップ 1 枚を食べて数時間後に死亡したそうだ (The New York Times の記事Ars Technica の記事)。

少年の母親は学校から息子の体調が悪いと連絡を受けて自宅へ連れ帰ったが、およそ 2 時間後に少年は意識を失い、病院に運ばれたものの死亡した。少年は母親に対し、「2023 Paqui One Chip Challenge」というトルティーヤチップを食べたと話していたという。

このチップはドクロと蛇をデザインした棺桶型の箱に 1 枚だけ入っており、現在最も辛いトウガラシとしてギネス世界記録に認定されている Carolina Reaperと、トップ 10 に入る辛さの Naga Viper で味付けされている。「Challenge」という名前の通り、食べてから水などを飲まずに我慢する様子をソーシャルメディアに投稿する、という趣旨の製品だ。まだ検視の結果は出ておらず死因は不明だが、母親はチップが息子の健康を危険にさらしたと信じているとのこと。

ギネス世界記録の Carolina Reaper の辛さは平均およそ 161 万スコビルだが、最大で 220 万スコビルに達するという。Naga Viper はおよそ 140 万スコビル。Carolina Reaper の開発者は 300 万スコビルを超える Pepper X も開発している。標準的なトウガラシスプレーが 200 万 ~ 500 万スコビルであり、世界一辛いトウガラシのカプサイシンは致死量に近付いている可能性もあるという。Carolina Reaper を食べたことによる可逆性脳血管攣縮症候群 (RCVS) の症例も報告されている。

チップを販売する Paqui では大人が食べるためのものだとパッケージに記載しており、食品としての安全性に問題はないと認識しているという。それでも注意書きを守らずに食べてしまう未成年者は多く、体調不良の報告も今回が初めてではない。このような事態を受け、7 日に販売中止と店頭からの回収を発表した。

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労働安全衛生法による健康診断、受診項目の改定が検討される

著者: nagazou
2023年9月5日 15:13
ugoo 曰く、

企業は労働安全衛生法により、年一回の健康診断が義務付けられている。この項目について厚生労働省は、見直しを行うという(日経)。具体的には胸部エックス線の廃止、心電図は年齢の高い者に限るという。また女性疾患に特化した検査の追加も検討する。

過去2009年にも検討会が行われており、エックス線の絶対検査義務がある対象者を、40歳以上の労働者と、20歳、25歳、30歳及び35歳の者、およびハイリスク層に限定する内容に改定され、それ以外は「医師が必要でないと認めるとき」は省略可能となった(入社時健診については、従来通り全数が検査義務)。

しかし現場においては省略判断が難しく、これまで通り全数としているところも多い(ちば産保コラム)。厚労省はさらに踏み込み、早ければ2025年度から項目を順次変えたいとしている。

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政府、予防接種データベース構築へ

著者: nagazou
2023年9月5日 12:00
厚生労働省は2026年度をめどにワクチンの有効性と安全性を評価するためのデータベースを構築する方針を決めたそうだ。予防接種事務のデジタル化を進め、副反応疑いの報告や自治体がもつ接種の実施状況などを一元的に管理していくという(朝日新聞NHK)。

ワクチンの接種に関しては、接種後に発熱などの副反応や、ごくまれに心筋炎や心膜炎など重い副反応が起きるケースもある。現在のワクチンの安全性評価は、医療機関からの副反応の疑いがある事例を報告する「副反応疑い報告制度」が存在する。この制度は、承認時には予想されなかったまれな副反応の発生リスクを調査するために使用されている。

ただし、リスクの評価に必要なワクチン接種の接種歴や有害事象に関する情報は、市町村や保険者などが個別に持っており、統合して分析するのが難しい状況にあったという。しかし、2022年12月に改正予防接種法が成立したことで、予防接種の実施状況や副反応疑い報告をデータベース化できるようになったことから、国や自治体などが保有する情報を結び付けて管理できる全国的なデータベースを作ることにしたとしている。

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オミクロン株派生のEG.5感染者が増加中

著者: nagazou
2023年9月4日 14:28
最近、米国ではCOVID-19の入院患者数が増加しているという。米疾病対策センター(CDC)によれば同国内ではオミクロン株の新たな派生型「EG.5」が主流となり、公衆衛生上の緊急事態宣言が解除された5月中旬の水準に戻ったという。このため、秋から冬にかけての感染拡大が懸念されている(毎日新聞)。

CDCによると、8月12日までの1週間で入院患者数は21.6%増加し、前年の6月下旬の最低水準から倍増。ただし、入院患者数は2022年1月のオミクロン株流行時の1割未満としている。「EG.5」は検出されるウイルスの約2割を占め、感染力は高いが他の変異株より重症化しにくいとされている。ファイザーやモデルナ、ノババックスなどの製薬企業は「EG.5」に対応した改良ワクチンの開発を進め、FDAの承認を受けて9月半ばにも接種が始まる見込みとしている。

EG.5に関しては日本国内でも広がりを見せており、宮城県のゲノム解析では、7月時点で約3割のウイルスがEG.5に置き換わっているとしている(khb東日本放送)。

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人の脳から体長8センチの生きた寄生虫が摘出される

著者: nagazou
2023年9月1日 15:05
オーストラリア在住の64歳女性の脳から、ミミズのような形をした全長8センチの生きた線虫が発見されたと報道されている。女性は腹痛や下痢に悩まされ、後には物忘れやうつ病の症状が現れたため、MRI検査が行われた。その結果、脳に異常が見つかり、手術が行われることとなった。手術を行った医師は、皮膚に見える異常部位を切開した際に異物を発見、それを引っ張り出したと述べている。こうした事例は世界初であるという。専門家によれば、線虫はニシキヘビの排泄物に紛れて草に付着し、女性が野草を食べることで体内に取り込んだ可能性が指摘されている。女性は現在回復し、自宅で過ごしているそうだ(テレ朝NEWSTBS NEWS DIGABEMA TIMES)。

あるAnonymous Coward 曰く、

女性は一昨年から腹痛や下痢に悩まされ、数カ月後には物忘れやうつ病の症状を訴えっていたという。今回摘出されたのは、ニシキヘビからよく見つかる寄生虫で、野草を食べて感染したとみられている。生きた線虫が脳から取り出されるのは世界で初めてだという。

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