約3100万キロの距離の深宇宙からネコ動画を配信
米国宇宙航空局(NASA)の小惑星探査機「Psyche」には、「深宇宙光通信(DSOC; Deep Space Optical Communications)」というレーザー通信装置が搭載されている。これは将来的な宇宙探査ミッションでの需要が見込まれる大容量のデータ送信を想定したもので、2023年11月14日に初の通信実験が実施された(NASA JPL、今回の実験で送受信された動画、AFPBB News、sorae)。
実験ではDSOCを用いて深宇宙から地球に向けて高解像度のネコの動画を送信することに成功したという。動画は15秒ほどの長さで深宇宙から送信された初めての映像となった。実験時、Psycheは3100万キロメートル離れた位置にあり、これは地球と月の距離の約80倍にあたるという。現在の通信では無線周波数システムが使われているが、DSOCではレーザーを使用することでデータ転送速度を10~100倍に増加させることができるとしている。
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