ノーマルビュー

世界初のサイの胚移植に成功。絶滅寸前のキタシロサイを絶滅から救う道が開かれる

著者: nagazou
2024年1月27日 07:07

科学者と自然保護活動家の国際コンソーシアムである「BioRescue」は、胚移植によるサイの妊娠に世界で初めて成功したそうだ。ケニアのオル・ペジェタ保護区で代理母として選ばれたミナミシロサイに、成功率を高めるため2頭のミナミシロサイの胚を移植。70日後に体長6.4センチのオスの子どもを妊娠していることが明らかになったという(ライプニッツ動物園野生動物研究所ScienceDaily)。

胎児の組織サンプルは収集され、ドイツのベルリンにあるマックス・デルブリュック分子医学センターとライプニッツ動物園野生動物研究所に送られた。そして2024年1月に胎児のDNA解析により、胚移植による妊娠であることが確認された。この実験は現時点で世界に2頭しか残っていないキタシロサイを救うための概念実証の一環として実施されたという。このサイの胚移植と妊娠の成功は、キタシロサイの胚移植が安全におこなえることを意味しており、キタシロサイを絶滅から救うための重要な一歩となるとしている。

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遺伝子組み換え熱帯魚を違法販売。熱帯魚店経営者ら逮捕

著者: nagazou
2024年1月18日 12:00

警視庁は17日、遺伝子が組み換えられた熱帯魚の「ベタ」を販売した疑いで、東京・江戸川区の熱帯魚店の経営者と店長を逮捕した。彼らは紫外線を当てると黄緑色に蛍光発色するように遺伝子が組み換えられた「ベタ」9匹を販売、遺伝子組み換え生物の飼育を規制する特別法であるカルタヘナ法違反の疑いがかけられている(NHKテレ東BIZ[動画])。

警視庁によると、容疑者らはタイのブローカーから遺伝子組み換え「ベタ」16匹を1万3000円余りで輸入し、客に1匹あたり2500円から3万円で販売していたとされている。「ベタ」は東南アジア原産の熱帯魚で、日本で遺伝子組み換え「ベタ」が放流されてしまうと生態系に影響を与える可能性があるため、警視庁は輸入や販売の実態を調査しているとのこと。

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iPSでヒト受精卵に関する研究、解禁に向け議論へ

著者: nagazou
2024年1月12日 14:02

内閣府の生命倫理専門調査会は10日、ヒトのiPS細胞などから作られた卵子や精子を用いた受精卵(胚)の作製について、解禁に向けた議論を進める方針を決めた。この研究は現在、国の指針で禁止されているが、研究の進展を踏まえて今後、考え方を整理する方針だという(朝日新聞)。

同日報告のあった調査会の委員に対するアンケートでは、16人中15人がこの研究を認めると回答したという。一方で、このような胚の作製には、同性どうしや単一の親からなど、自然には生まれ得ない子どもをつくることにつながる恐れなどの生命倫理上の懸念があるとしている。

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振動するピルには満腹感を増す効果があるという研究

著者: nagazou
2023年12月26日 18:07

ダイエット中は空腹感に苦しむものだが、マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究者らの研究によると、振動するピルを用いることで食事を減らしても満腹感を得られる可能性があるという。使用されたのは「Vibesピル」という振動するカプセル。ブタを対象に行われた研究では、Vibesピルを摂取した後、ブタたちは通常の食事量の約40%という少ない量しか食べなかったという(The Guardian)。

研究者らはVibesピルの振動が胃の伸展受容体を活性化させ、食べ物の存在を模倣している可能性があるという。その結果、信号が神経を介して脳の視床下部に送られ、満腹感をもたらすさまざまなホルモンのレベルが上昇。空腹感を引き起こすホルモンのレベルが低下したのではないかとしている。

この錠剤は大型のビタミン錠剤ほどの大きさで、胃酸が錠剤の周囲の膜を溶かしたとき、もしくはタイマーによって振動が発生する。使用後は固形廃棄物とともに体外に排出されるとしている。

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明治大、作りたてカレーを数日寝かした味に変える装置

著者: nagazou
2023年12月23日 07:11

明治大学の宮下芳明教授は、飲食物の味を過去や未来の味に変化させる手法を提案した研究報告をおこなった。この研究では、未熟なトマトや作りたてのカレーの味を数日後の味に変えたり、熟れたトマトや一晩置いたカレーの味を以前の味に戻したりすることが可能かを検証した(ITmedia)。

この研究で提案された「Taste Time Machine」は、味覚センサーによる実測データと理論モデルを基にして、飲食物の味と時間の関係を数式で表し、現時点での食品の味と設定した日時に推定される味との差を求めるというもの。チューブポンプを20機搭載して味溶液を微細に調整し、飲食物にかけて味を変えることができる「TTTV3」という機器を用いて、カレーの味を数日後の味に変えられるか、もしくは数日前の味に戻せるか(逆行)を検証した。

発表では、聴衆に味覚サンプルが配られ、トマトの順行した味と改良されたレシピによる逆行の味を体験できたという。この研究で得られたデータを元に、指定した時間が経過した後の味や、指定した時間だけ前の味に変えることができる味覚AR装置「Taste-Time Traveller」も開発されている。

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「デンキウナギの放電」が周囲の生物の遺伝子を組み換える可能性

著者: nagazou
2023年12月15日 15:08

名古屋大学の研究グループは5日、デンキウナギの放電が近くにいる生物の遺伝子組み換えの原動力になり得ることを発見したと発表した。デンキウナギは最大で860ボルトの電撃を放つ。研究者たちは、微生物の遺伝子を電気で変える技術(エレクトロポレーション)の研究の一環として、デンキウナギの電撃が周囲の生物の細胞に作用し、DNAを細胞内に取り込む可能性を検証した(名古屋大学研究成果情報Forbes JAPAN)。

実験では、ゼブラフィッシュの稚魚をDNA溶液に浸した状態で、デンキウナギの放電に暴露するという内容をおこなった。その結果、ごく微量ではあるものの、遺伝子導入を示すマーカーの発現が確認されたという。これは、自然界においてもデンキウナギの電気放電の影響で、水中に浮遊するDNAを取り込み、遺伝子の変異を引き起こす可能性があることを示唆している。ただし、この現象が自然環境で実際に起こるかどうかは確定していないことから、今後も研究が必要だとしている。

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培養された脳組織と電子回路を組み合わせた「バイオコンピューター」

著者: nagazou
2023年12月14日 07:04

Nature Electronics誌に掲載された研究によると、米インディアナ大学の研究チームが、人間の脳組織を用いた脳オルガノイドをコンピューター・チップに接続し、単純な計算タスクを実行することに成功したという。この新しいバイオコンピューターは「Brainoware(ブレイノウェア)」と呼ばれ、人工知能ツールに接続して、初歩的な音声認識をすることにも成功したという(Nature BriefingThe VergeMIT Tech Review)。

研究の目的は、コンピューターと脳の生物学的ニューラルネットワークをつなぐことで、オルガノイド内の生物学的ニューラルネットワークをコンピューティングに活用できるかどうかを調査することにある。Brainowareシステムでは、脳を電気回路に接続するための数千の電極を含むプレート上にオルガノイドを配置した。入力したい情報を電気パルスに置き換え、オルガノイドに送信。脳組織の反応はセンサーによって検出され、関連する情報を識別できる機械学習アルゴリズムを使用してデコードされる仕組み。

研究チームは、日本語の母音を発音する8人の音声クリップ240個を使用、音声を電気に変換してオルガノイドに配信することで音声認識を実行したところ、Brainowareシステムはそれぞれの声に異なる反応を示した。トレーニングの結果、システムは78%の精度で音声を識別できたとしている。それでも精度はまだ人工ニューラルネットワークよりも低いという。将来的には従来のコンピューターよりも効率的な新しい種類のバイオ・コンピューターの開発につながる可能性がある。

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ドラゴンボール式の高重力訓練は有効か。3倍の重力でバッタのパワーアップに成功

著者: nagazou
2023年12月13日 18:08

独ブレーメン応用科学大学(BUAS)の研究で、重力室の中で育ったバッタはわずか2週間で脚の強度がパワーアップすることが明らかになったそうだ。研究では遠心分離機を用いてトノサマバッタを3G・5G・8Gの過重力空間を作って育てたところ、3倍の重力ではバッタの外骨格が強化され、脚の強度が増したことが分かった。2週間後のバッタの生存率は、対照群となる1G環境では76%だったのに対し、3Gでは81%と上昇したという(Proceedings of the Royal Society Bナゾロジー)。

しかし5倍の重力では生存率が51%にまで低下、8Gではわずか7%にまで下がったという。またこの生存率の傾向はバッタの「外骨格の厚み」や「脚の強度」の変化でも一致する傾向にあったという。3倍の重力で外骨格の厚みや脚の強度は最大化し、5倍以上では逆に薄くなる傾向が見られたという。弾性力を示す「ヤング率」を調べたところ、3Gのバッタの脚は1Gに比べると、約67%のヤング率が増加していたという。

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信長が招いた宣教師が持ち込んだとされていた希少植物、実は在来種だったことが判明

著者: nagazou
2023年12月12日 14:31

滋賀県立大学の研究チームの発表によると、信長が招いた南蛮人宣教師が持ち込んだとされてきたイブキノエンドウというマメ科の植物は実は在来種であることが判明したそうだ。 織田信長がポルトガル人宣教師を安土城に招待し、滋賀、岐阜両県にまたがる伊吹山に薬草園を開く許可を与えたという伝説が残っており、その信憑性を裏づける欧州由来の植物の一つとされてきたのが伊吹山の希少植物「イブキノエンドウ」だった(読売新聞産経新聞)。

イブキノエンドウは初夏に紫色の花を咲かせ、ユーラシア大陸に広く分布しているが、日本国内では伊吹山と北海道のごく限られた場所でしか見られない希少な植物。伊吹山は平安時代から薬草の産地として有名で、宣教師が信長の許可を得て薬草園を営んだとの古文書もあったという。

しかし、滋賀県立大学の研究チームは伊吹山と北海道に分布するイブキノエンドウのゲノムDNA解析を行った結果、伊吹山と北海道に残るイブキノエンドウが欧州由来のものとは系統が異なることが判明したそうだ。約3万年前の氷期に分岐した在来種であるとされる。ただ伝説自体は否定されたわけではなく、新たな証拠が見つかる可能性も残されているとしている。

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トコジラミ問題でAI生成の偽画像が蔓延。結果、紙媒体の信頼性が高まる?

著者: nagazou
2023年12月6日 18:04
国内でも吸血性の害虫であるトコジラミの問題が注目されているが、SNSのX上で「トコジラミ マクロ」などのキーワードで検索すると、AI生成写真ばかり出るようになったとして問題視されている。例えば目が四つあるなど本来は存在しないものが増えているという。こうしたAIによる生成画像の蔓延に、生物学者たちからはフェイク画像が正確な情報を混乱させ、生物学や科学の分野で混乱を引き起こす可能性があるとの否定的な意見が出ている(Togetterその2)。

多くの専門家は、AIによって生成された生物の画像が流布されることへの懸念を表明しているがそんな中、福岡県保健環境研究所の中島 淳氏は「これからはネットがあるから図鑑は不要、みたいなこと言われたこともありますが、こうなってくると専門家が自らの責任において執筆した図鑑の価値も高まってくる」として、フェイク画像の蔓延によって、紙の書籍の必要性がこれまで以上に高まるのではないかといった指摘をしている(オイカワ丸[中島 淳]氏のポスト)。

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京都大、iPS細胞からヒト受精卵に似た構造を再現

著者: nagazou
2023年12月6日 12:00
京都大学のiPS細胞研究所のチームが5日、実験容器内でヒトの多能性幹細胞から胚モデルを作成し、それを母体の子宮内膜に着床した後の成長過程に相当する段階まで再現できたと発表した。この「非統合胚モデル」は、胎児に近づくリスクを抑えつつ、さまざまな組織や臓器ができ始める仕組みを解明し、移植用臓器を生み出す技術を向上させるのに役立つことが期待されている。ヒトの発生や不妊の仕組み解明につながると期待される一方で、急速に進む技術をどう位置づけるかといった課題も指摘されている(nature時事通信朝日新聞)。

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米国でリコールされた目薬を製造するインドの工場、従業員が裸足で作業するなど不衛生な状態が確認される

著者: nagazou
2023年11月20日 16:08
headless 曰く、

米食品医薬品局 (FDA) では 10 月から、大手小売店ブランドの目薬数十製品に感染症の恐れがあるとして使用中止を呼び掛けているが、製品を製造するインドが工場で非常に不衛生な状態であることが調査により判明した (Ars Technica の記事報告書: PDF)。

報告書によれば製品はすべてインド・ムンバイの Kilitch Healthcare India Limited が製造しており、製造施設では床のひびやはがれた塗料、水漏れのあとなどがみられ、ほこりが積もっているという。施設内では白衣や手袋、靴カバーなどの着用が義務付けられているが、これらを着用していないだけでなく裸足で作業する従業員もみられ、管理職は靴なしでの作業を普通の習慣だと説明したそうだ。このほか、施設内で細菌の汚染が確認された場合、テスト結果を記録することなく、警告レベルよりも低くなるまで清掃とテストを繰り返すとのこと。

FDAの警告を受けて各小売店が販売を中止したこともあって 現在のところ目薬の使用による感染被害は報告されておらず、Kilitch は 13 日に自主回収を発表している。

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卵を産む哺乳類、「アッテンボロー・ミユビハリモグラ」が60年ぶりに目撃される

著者: nagazou
2023年11月18日 07:09
英国オックスフォード大学の探検チームが、60年ぶりに絶滅したと考えられていたアッテンボロー・ミユビハリモグラの姿を発見した。アッテンボロー・ミユビハリモグラは、卵を産む珍しい哺乳類で、「ハリネズミの棘、アリクイの鼻、モグラの足」を持つという特徴としている。1960年代以来、この珍しい生物は姿を消していたが、地面に開けられた穴や痕跡が見つかっており、まだ生存している可能性があると推測されていた。そして今回、山中に設置されたカメラでその姿が確認され、60年ぶりに生存が証明されたという(カラパイア動画)。

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少年合唱団の歌声は、客席に女の子が居ると音質向上する

著者: nagazou
2023年11月15日 17:07
デンマーク・オーフス大学の研究によれば、少年合唱団の歌声は客席に10代の女の子がいる場合、より輝きを増すことが分かったそうだ。曰く、16〜19歳のバス担当の少年たちの声には、声をより深く響かせる特定周波数(2500〜3000Hz)が増幅され、彼らの歌声が深みを増す傾向が見られたとのこと。また、客席の女の子の方も(自分たちの存在によって)ブーストされた少年の歌声を好んでいる可能性があるとしている(Biology Lettersナゾロジー)。

感受性テストでは男女とも、客席にいる女の子の存在によって誘発された少年たちの歌声の変化に気づいており、歌の差異を聞き分けていることが示されたという。男性の参加者は異なる条件での歌声に好みの違いを示さなかったのに対し、女性の参加者は嗜好性テストにおいてブーストされた少年の歌声の方を好む傾向が見られたとしている。この研究詳細は科学雑誌『Biology Letters』に掲載されたとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

職場に女の子が入ったら急にやる気出したみたいな話はありますが、もっと深い部分で生物として入っているんですかね。

情報元へのリンク

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札幌の円山公園でゴキブリが繁殖も、公園の外には生息域を広げられない

著者: nagazou
2023年11月1日 16:05
冬の寒さが厳しい北海道にはゴキブリはいないと言われていたが、現在の北海道の高級住宅地には、ゴキブリの「聖域」と呼ばれる場所があるという。この聖域は、円山公園という札幌市内の公園に存在しており、夏になるとゴキブリの数が急増し、夜になると多くのゴキブリが観察されるそうだ(AERA dot.)。

この公園周辺に住む人々は、初めは何の虫か分からなかったそうだが、後に寒冷地に強いヤマトゴキブリであることが判明したという。円山地区で多い理由に関しては、同地区は道内でも比較的早い時期に入植が始まった地域であり、東北地方から運んだ建材に、ヤマトゴキブリの卵鞘が付着して持ち込まれたのではないかと考えられているという。また木の周囲が除雪されないことも、ヤマトゴキブリが繁殖する理由と見られる。しかし、この公園に住むヤマトゴキブリは「ラブルベニア」という菌類に汚染されており、秋口になるとバタバタと死んでいくことから、円山公園の外に生息域を広げられないとしている。

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イモガイに刺されたら、気を失う前に誰かに伝える

著者: nagazou
2023年10月18日 06:09
イモガイは毒のある貝の中でも、特に猛毒を持っていることで知られているそうだ。千葉県の房総半島から南に広く分布し、浅瀬などにも生息している。そんな「イモガイ」に刺された場合、毒の回るスピードに対処する手順が非常に難しいということがSNSのX上で話題になっているようだ。SNSで言われている具体的な手順は次の通りになる(Togetterなきじん海辺の自然学校)。

1. 頑張って人の目につく場所にたどり着く
2. 通りがかった人に「私はこれから気を失います」と伝える
3. 貝に刺されたと説明し、「フグに似た毒です」とも伝達する
4. その後で気を失う
といった無理ゲー具合となっている。イモガイの毒は非常に強力で、その毒性はコノトキシンと呼ばれるペプチドの混合物によって引き起こされる。現在、イモガイの毒に対抗できる特別な治療法はないため、唯一の治療法は「代謝が終わるまで頑張ること」だそうだ。

なきじん海辺の自然学校の記事でも応急処置として
1. 声を出して助けを求めます
2. 毒を口で吸い出しながら、起立・歩行が可能な間に陸へ上がります
3. ただちに救急車を呼びます。迷うことなく119番通報してください

という方法が記載されており、こちらも高難易度となっている。

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2023年ノーベル生理学・医学賞はCOVID-19のmRNAワクチン開発を可能にした2氏が受賞

著者: nagazou
2023年10月3日 13:04
headless 曰く、

2023 年ノーベル生理学・医学賞はハンガリーのカタリン・カリコ氏と米国のドリュー・ワイズマン氏が共同受賞した。授賞理由は COVID-19 に効果を示す mRNA ワクチン開発を可能にしたヌクレオシド塩基の改変に関する発見 (プレスリリース)。

1980 年代には細胞を培養することなく効率的に mRNA を作り出す in vitro 転写と呼ばれる手法が導入され、mRNA をワクチンや治療目的で使用する研究も進められた。しかし、in vitro 転写による mRNA は不安定であることなどに加え、炎症反応を引き起こす問題があったため、医療目的での開発は限定的だった。

1990 年代初め、ペンシルベニア大学の助教だった生化学者のカリコ氏は研究資金提供者に医療目的での mRNA 技術開発の重要性を納得させるのに苦心していたが、樹状細胞に興味を持っていた免疫学者のワイズマン氏が同僚となって研究は新たな展開を迎えた。

カリコ氏とワイズマン氏は in vitro 転写による mRNA を樹状細胞が異物と認識することに気付く。哺乳類の細胞内で RNA の 4 つの塩基は繰り返し化学的に改変されるが、in vitro 転写による mRNA では改変されないことに注目した 2 氏は塩基を改変した mRNA を作成。これを樹状細胞に導入したところ、炎症反応がほぼ起こらなくなることが判明した。2 氏は後に塩基を改変した mRNA では未改変の mRNA と比べてタンパク質の生成量が大幅に増加することも確認している。

2 氏の研究成果は前例のない速度でのワクチン開発を可能にし、COVID-19 パンデミック中に効果的な mRNA ワクチン開発に重要な役割を果たした。ノーベル会議事務局長のトーマス・パールマン氏は個人的にカリコ氏を知っており、研究者として認められずに苦労する様子や、2013 年にバイオンテックの(シニア)バイスプレジデントに就任した時のエピソードも語っている(動画)。

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2022年ノーベル生理学・医学賞は絶滅人類と現生人類の遺伝子的差異を発見したスヴァンテ・ペーボ氏に 2022年10月04日
2021 年ノーベル生理学・医学賞は温度と触覚の受容体を発見した 2 氏が受賞 2021年10月05日
2020年ノーベル生理学・医学賞はC型肝炎ウイルスを発見した米国と英国の3氏が共同受賞 2020年10月06日
2019年のノーベル生理学・医学賞、体細胞が酸素レベルの変動に適応する仕組みを解明した米国と英国の3氏が受賞 2019年10月08日

ネコにマタタビは依存性なし

著者: nagazou
2023年10月2日 14:03
岩手大学の研究グループが、ネコがマタタビに依存性を持つかどうかという長年の疑念に答える研究成果を発表した。研究では、マタタビの葉の抽出物を与えた際のネコの行動を観察。その結果、マタタビに依存性の兆候は見られなかったことが示されたという。また、長期間にわたりマタタビを与えたネコの血液検査も正常値を示しており、毒性の兆候も見られなかったという(毎日新聞)。

ネコにとってマタタビは安全であり、依存性や毒性の心配はないと研究結果は結論づけたようだ。岩手大学の宮崎教授は、マタタビがネコの多幸感に寄与する可能性を指摘し、ネコにとってポジティブな効果をもたらす安全な物質であると強調している。

同研究グループでは、この研究を基にして、ネコをリラックスさせるためのマタタビスプレーを開発した。マタタビの有効成分を濃縮したもので、爪とぎやおもちゃに振りかけて使うことで、猫をリラックスさせる効果があるとされている。価格は税込みで1000円らしい。

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発光するキノコの遺伝子を組み入れた植物『光る樹木』を開発したと発表

著者: nagazou
2023年9月28日 13:05
奈良先端科学技術大学院大の出村拓教授は26日、発光するキノコの遺伝子を組み入れた植物「光る樹木」を開発したと発表した。クラゲなどの蛍光タンパク質を組み合わせることにより、強く発光させられるようになったのだという。タンパク質の組み合わせなどにより緑や赤、青色に光らせることもできるそうだ(47NEWSABCニュース)。

ABCニュースにある動画によると、暗い屋内で植物全体が段々と光っていく様子が紹介されている。もちろん電力は不要。今はまだぼんやり光る程度だが、将来、電灯にかわって街を明るく照らすほどの可能性を秘めているという。教授らは29日には様々な光る樹木を開発するベンチャー企業を立ち上げる予定とのことで、電気を使わないで世の中を明るくすることを目標に掲げている。

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イヌとキツネのハイブリッド生物の存在がはじめて確認される

著者: nagazou
2023年9月23日 07:04
ブラジル最南端の町で、世界初とされる「犬とキツネ」のハイブリッド生物が発見されたそうだ。ハイブリッド種は異種間交配で生まれた生物。この珍しいハイブリッド生物は、2021年に交通事故でケガを負った個体が保護され、その後遺伝子調査によって正体が明らかになったという(Animalsナゾロジー動画)。

リオグランデ・ド・スル連邦大学(UFRGS)によると、この生物は外見や行動面で、犬とキツネの特徴を併せ持っており、顔は中型犬に似ている一方、キツネのような大きな三角形の耳を持ち、犬の餌を拒絶し生きたネズミを食べるという風変わりな行動を示したとされる。性格は内気で攻撃的ではなく、犬とキツネの両方の特性が見受けられたとしている。遺伝子調査の結果、このハイブリッド生物の母親はパンパスギツネで、父親は犬種不明のイエイヌであることが判明した。これにより、犬とキツネのハイブリッド種が世界で初めて確認されたとしている。

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