フランス国内でのCOVID-19感染、昨年12月には始まっていた可能性
フランスにおけるCOVID-19の流行は2020年1月から始まったと考えられているが、2019年12月にパリ北部の病院の入院患者から採取して保存していた検体をRT-PCR法で検査したところ、COVID-19の感染が分かったという。COVID-19の流行は考えられていたより前から始まっていたようだ(論文)。
検査はインフルエンザ様疾患(ILI)の症状を訴えて入院した患者58人のうち、14人分のサンプルを対象に行われた。今回の検査でSARS-CoV-2陽性と判定された男性は昨年12月27日、4日前から始まったILIの症状が次第に悪化したため救急外来を受診。男性の症状が出る前に彼の子供の1人もILIの症状を呈していたそうだ。男性はアルジェリア出身だが長年フランスに住んでおり、直近の渡航歴は2019年8月にアルジェリアへ行ったのが最後だという。さらに、男性は中国との関係もないことから、フランス国内での感染とみられるとのことだ。
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