日本で悪質な会社を「ブラック企業」と呼称するのは黒人差別か
これまで日本は「ブラック企業」とは、働き手にとって問題のある会社との認識であり、広辞苑にも掲載され、「ブラック企業大賞」「ブラック企業ユニオン」などが存在していた。しかし英語で Black Businessとは、黒人社会のために黒人などが営む事業を指すのだという(朝日新聞)。
これについて朝日新聞は、「ブラック企業大賞」実行委員である河添誠さんや著書「ブラック企業」があるNPO「POSSE」の今野晴貴代表にコメントを求めたところ、下記のような回答があったそうだ。
- 「日本の『黒』『ブラック』という言葉には、黒人差別的な社会的・政治的文脈はない。それに『腹黒い』などの(黒を否定的に使う)日本語も全て変更しないと一貫性がない」河添誠さん
- 「差別の議論の仕方として複雑で、簡単に一言ではコメントできない」POSSE今野晴貴代表
なお該当記事を担当した朝日新聞記者は、「人権をめぐる表現には敏感なつもりでいたのに、なぜ思い至らなかったのか。ハッとし、猛省した」としていた。 運動家自身が「自分が差別をしている」との指摘を受けた場合の対応は、さまざまであるようだ。
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