香港でメディア関係者らが香港国家安全維持法違反で相次ぎ逮捕される
昨年の大規模デモを経て、今年6月30日に国家安全維持法が成立して中国政府による取り締まりが行われるようになった香港で、10日にメディア王として知られる人物やフリージャーナリストなどのメディア関係者らが相次ぎ逮捕されたことが報じられている(ロイターの記事, AFPBBの記事、ロイターの記事その2)。
逮捕の容疑は国安法で規定された「外国勢力との共謀の疑い」とされており、メディア関係者の他に日本語のTwitterで情報発信していた民主活動家の周庭氏なども逮捕されている。逮捕者は最高で無期懲役となる可能性がある。同法では、中国政府への批判などの幅広い発言が当局の匙加減一つで犯罪とみなされる可能性があり、また裁判も香港の司法ではなく中国政府側の裁判官が行うなど、一国二制度を終焉させ言論の自由を奪うものだと兼ねてから懸念されていた(BBCの記事)。
今回メディア関係者が同法に基づき逮捕され、実際に報道の自由が大きく制限されたことについて、英米日など各国政府からは批判が相次いでいる。香港のメディアは今後どうなっていくのだろうか?
なお10日に香港国家安全維持法に違反した疑いで逮捕された民主活動家「周庭」氏が11日の夜に保釈された。同じく逮捕されていた香港紙創業者の「黎智英」氏も12日午前0時すぎに保釈されたと報じられている(日経新聞)。
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