ノーマルビュー

米バークレー市議会、レジ前のジャンクフード陳列を禁ずる条例案を可決

著者: headless
2020年9月26日 19:11
米国・カリフォルニア州バークレー市議会で22日、大型小売店のレジ前にジャンクフードを陳列することを禁ずる条例「Healthy Checkout」が全会一致で可決・成立した(The Mercury Newsの記事FOODBEASTの記事条例案: PDF議事録)。

食品の購入は陳列の影響を強く受け、通常の陳列棚では選択しないような食品をレジ前で手に取ってしまうことも多い。これにより不健康な食品を選択してしまわないようにする、というのが条例の趣旨だ。小売店にとってレジ前商品は売り上げに大きく影響するため、市民からはCOVID-19パンデミックから回復しないうちに導入すべきではないとの意見も出たが、肥満や糖尿病、高血圧などによりCOVID-19重症化リスクが高まることもあり、賛成意見が多くを占めていた。

対象となるのは総床面積2,500平方フィート(約232m2)以上かつ食料品陳列棚の総延長が25フィート(7.62m)以上の大型店舗で、レジから3フィート(約91cm)以内および主にレジ待ちの客が並ぶために使われる場所(Checkout Area: レジ前)に陳列可能な食品が制限される。レジ前に陳列可能なのは非加糖かつ人工甘味料を添加しない飲料や、添加されている砂糖およびナトリウムが1食あたりそれぞれ5g未満、200mg未満の食品であって、食品のカテゴリーは無加糖のチューインガムおよびミント、果物、野菜、ナッツ・種子・豆・全粒穀物、ヨーグルト、チーズに限られる。

条例案では2021年1月1日施行、2021年7月1日以降に執行開始となっているが、採決前に2021年3月1日施行、2022年1月1日以降の執行開始に変更された。このような条例が制定されるのは世界初、世界初でないとしても米国では初めてとのことだ。

すべて読む | idleセクション | ビジネス | 医療 | idle | アメリカ合衆国 | 政府 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米CDC曰く、症状が出ていないCOVID-19濃厚接触者は必ずしも検査する必要はない 2020年08月29日
イギリス政府、新型コロナウイルス対策としてジャンクフード広告を規制へ 2020年07月29日
米カリフォルニア州バークレー議会、政府による顔認識技術の使用を認めず 2019年10月22日
慢性的なストレスと高カロリーの食品の組み合わせが肥満を加速するという研究結果 2019年05月01日
不健康な食生活で寿命が縮む。最大の原因は塩分の取り過ぎ 2019年04月10日
カリフォルニア大学バークレー校で食事を配達するロボット、大学構内で炎上 2018年12月20日
米調査、職場で無料提供される飲食物が不健康な食生活の原因になるとの結果 2018年06月16日
ダークチョコレートの健康増進効果が広く信じられるようになったのは、チョコレート産業が学術研究に資金を投入し続けた成果? 2017年10月22日
米ナバホ自治区で「ジャンクフード税」導入へ 2015年04月08日
加糖炭酸飲料を毎日飲むと余分に老化が進む? 2014年10月25日
国連、ジャンクフードはたばこよりも大きな脅威と警告 2014年05月22日
サンフランシスコで「ハッピーセット禁止条例」制定か 2010年11月07日
「高脂肪・高カロリー食事中毒」が確認される 2010年04月01日
台湾、「ジャンクフード税」の導入を検討中 2009年12月24日
新型インフルエンザ、肥満の人は重症化しやすい ? 2009年07月14日

❌