米国家運輸安全委員会、Teslaの「完全自動運転」ベータテストを注視
ベータテスト開始はイーロン・マスク氏が21日に発表したもので、翌22日にはFSD(Full Self-Driving: 完全自動運転)ベータのリリースに伴うFSD料金の値上げを予告している。
これに対しNHTSAでは、現在購入可能な自動車に自動で運転できる機能を備えたものはなく、購入が可能な最も進んだ自動車の技術はドライバーが常時周囲に注意を払い、状況に応じて対応する必要のある運転支援機能だと説明。このような技術を悪用すれば少なくとも不注意運転になると述べたとのこと。
TeslaはAutopilot機能のうち高度な機能を完全自動運転機能と位置付け、新機能の追加に合わせて料金を値上げしている。日本向けでは自動駐車機能のみだが、米国向けでは複数の完全自動運転機能が提供されている。ただし、オプション選択ページでは完全自動運転機能といいつつ、小さな字で完全自動運転ではないと説明(米国向けでは自動車をautonomousにするわけではないと説明)している。
つまり、今回のベータテストはTesla車を完全自動運転車にするソフトウェアのテストではなく、予告されていた「市街地での自動運転」を行うソフトウェアのベータテストということのようだ。TeslaのAutopilotは自動運転レベル2(先進運転支援・部分自動運転)であるにもかかわらず完全自動運転(レベル5)という用語を使い、マスク氏はレベル5の実現が間近だと主張している。
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