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Crew Dragonによる初の本格的ISSクルー輸送ミッション、打ち上げ成功

著者: nagazou
2020年11月17日 17:04
headless 曰く、

NASAとSpaceXは日本時間16日、Crew Dragon宇宙船で国際宇宙ステーション(ISS)にクルーを輸送する「Crew-1」の打ち上げミッションを実施した(プレスリリースNASAのブログ記事[1][2][3]SpaceXの打上げ情報ページJAXAのプレスリリース動画)。

Falcon 9ロケットによる打ち上げがケネディ宇宙センターLC39Aで行われたのは日本時間16日9時27分。Crew Dragonはおよそ12分後に予定軌道へ投入され、打ち上げは成功した。Falcon 9ロケット第1段は打ち上げからおよそ9分後に大西洋上のドローン船「Just Read the Instructions」に着陸し、回収も成功している。

Crew Dragonは17日13時頃、自動でISSにドッキングする予定だ。今回のミッションでCrew-1長期滞在クルーとして搭乗しているのはNASAの宇宙飛行士3人(マイケル・ホプキンス宇宙飛行士とビクター・グローバー宇宙飛行士、シャノン・ウォーカー宇宙飛行士)とJAXAの野口聡一宇宙飛行士で、6か月のISS滞在ののち、2021年春に地球へ帰還する。

Crew DragonによるISSへのクルー輸送は5月の有人デモフライト「Demo-2」で成功しており、Crew Dragonは8月に2人のクルーを乗せて無事地球に帰還しているが、4人のクルーを乗せた本格的なクルー輸送ミッションを実施するのは今回が初めて。NASAは2014年に民間機によるISSクルー輸送計画でボーイングとSpaceXを選定し、2015年正式発注した。最初のミッションは2017年後半を計画していたが、スケジュール延期が続き、民間宇宙船による本格的なクルー輸送ミッションが行われるのも今回が初となる。

NASA長官のジム・ブライデンスタイン氏は打ち上げ成功について、NASAは米国の民間企業による安全で信頼性が高く、費用対効果の高いISSミッションを米国民と国際パートナーへ提供するという約束を実現したと述べている。

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