ノーマルビュー

1931年にフランスの洞窟で発見された18,000年前の巻貝、楽器として加工されていたことが判明

著者: nagazou
2021年2月19日 08:02
headless 曰く、

フランスのマルスラ洞窟で発見されたホラガイ属の巻貝(Charonia lampas)がトランペットのように演奏する楽器として加工されていたことが判明したそうだ(論文Le blog du Muséumの記事Ars Technicaの記事音声ファイル)。

この巻貝はおよそ18,000年前のもので、1931年に発見された。当時は大発見として扱われたものの、特別な加工なしに容器として使われていたとみなされ、トゥールーズの自然史博物館に収蔵されていたという。今回、トゥールーズ大学などの研究チームが構造を分析した結果、巻貝の先端は欠けたわけではなく、加工の結果だということが判明する。先端から筒状のマウスピースを挿入するための加工もされているようだ。

実際にホルン奏者が演奏したところ、256Hz・265Hz・285Hzの基音を持つ楽音を出すことができたという。論文では下から順にC・Cシャープ・Dに近い音程だと説明しているが、実際には2番目の音がC(ミドルC)に最も近く、1番目の音はその4分の1音ほど下、3番目の音はDよりも4分の1音ほど低い。

すべて読む | サイエンスセクション | サイエンス | 音楽 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
これまで確認された中で最も古い45,500年以上前の壁画がインドネシア・スラウェシ島で見つかる 2021年01月19日
17万年前の「焼き芋」が見つかる 2020年03月25日
英国人洞窟探検家がイーロン・マスク氏を訴えていた名誉棄損裁判、 陪審はマスク氏による名誉棄損は認められないと評決 2019年12月08日
フィリピンの洞窟で発見された古代人類の化石、新種であるという研究結果が出る 2019年04月15日
30年以上にわたってフランスの海岸へ漂着し続けたガーフィールド型電話機の流出元が見つかる 2019年04月02日
ネアンデルタール人とデニソワ人の混血児の骨が見つかる 2018年08月24日

❌