ケンブリッジ大学ら、HDDプラッタの表面材質の変更で記録容量を10倍に
2021年6月11日 16:05
HAMRはレーザーによって磁性膜を局所的に加熱することで、磁気抵抗を一時的に下げてデータを微小なサイズで書き込めるようにする技術。しかし、現行のHDDのプラッタ表面の保護材として使われているCarbon OvercoatではHAMR方式の加熱に耐えられなかったという。研究チームは、これをグラフェンの1~4層コーティングに置き換えたところ、HAMR方式の記録が行なえたとしている。
なお、昭和電工とSeagateが10日、HAMRに対応したメディアの共同開発契約を締結したことも報じられている。昭和電工はHAMRに対応した技術として、超高温規則化温度を実現するFePt(鉄 白金)新磁性体を開発、量産化のめどを付けたという。Seagateと共同開発することでHAMR対応HDD関連技術の開発スピードを高めていくとしている(昭和電工、EE Times)。
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