ノーマルビュー

トンガの火山噴火と空振が発生。広範囲な潮位変動で日本にも影響

著者: nagazou
2022年1月17日 12:00
maia 曰く、

日本時間15日13時10分頃トンガの首都の北方65kmのフンガトンガ・フンガハーパイ火山が推定VEI6の大噴火を起こし、噴煙の高さは1万6千m、半径260kmに達した。発生した空振によって、太平洋ばかりでなく、カリブ海のプエルトリコでも潮位変動を起こした(日経)。日本では20時〜21時頃に2hPa程度の気圧変動が波のように押し寄せ(ウェザーニュース)、その暫く後から潮位変動(振幅)が生じた。噴火に伴って通常の津波が起きていたと想定した時刻よりも2時間程度早い現象で、気象庁では非常に戸惑ったという。結局防災の観点から津波注意報や警報が出された。最大1m前後の「津波」で、漁船の転覆や沈没といった被害も出た(NHK)。

この潮位変動の影響により神奈川県では、15日夜から16日朝にかけて緊急速報エリアメール多数発信したことが問題となっている。全国の配信履歴によれば626件となっているが、これは神奈川県すべての合計値。朝日新聞によれば東京湾に面する横浜、川崎、横須賀の3市では午前7時31分までに配信が20回に及んだとしている。今回の件でこうした異常なまでのエリアメールを発信していたのは同県だけであるという。このためTwitterでは同県の住民から「うるさすぎて眠れない」との声も出ていた(神奈川県リリースYahoo!ニュース個人別のタレコミ)。

これに対して神奈川県の黒岩祐治知事がTwitterで釈明を行う事態となっている。同知事は「原因を調査したところ、委託業者が誤ったプログラムを設定していたことが明らかになりました」とし、原因が設定ミスによるものであることを明らかにした。朝日新聞によれば、気象庁が各地向けの更新を行うたび、神奈川への情報が出たととらえてメールを配信していたそうだ(黒岩祐治氏Twitter朝日新聞)。ただ先の知事の発言は、業者側に責任を押しつけるとも取れる内容であるから、のちに

津波注意報の誤送信。委託業者の設定作業ミスが原因であっても、もちろん県の責任です。業者に責任を押し付ける気はありません。ですから、私が謝罪しています。私自身も寝不足です。

とする発言の軌道修正を行っている(黒岩祐治氏Twitterその2スポニチ Sponichi Annex)。

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