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ロシアが独自のTLS認証局を創設、主要ウェブブラウザベンダーの審査通過は難しいとの見方も

著者: nagazou
2022年3月15日 16:10
ロシアが独自のTLS認証局を創設したとの報道が出ている。ロシアは現在、ウクライナ侵略を受けて世界各国からさまざまな制裁を受けているが、欧米の企業や政府による制裁措置により、既存のTLS証明書を更新することができない状況に陥っている。証明書の有効期限が切れてしまえば、ブラウザ側でサイトへのアクセスがブロックされてしまう。このため独自のTLS認証局を創設し、期限切れもしくは無効化された場合の代替となる証明書を無料で発行するとしている(Bleeping ComputerTECH+)。

ロシアの公共サービスポータルである「Gosuslugi」によれば、新たなサービスでは、5営業日以内に証明書を無料サイト所有者である法人に提供するとしている。ただし、こうした新しい認証局(CA)がWebブラウザーに信頼されるためには、複数企業による精査が必要であり長い時間を必要とする。また昨今のロシアを取り巻く情勢から、ロシアによる新しい認証局が信頼を得ることは難しいと見られている。現在、この新しい認証局を信頼しているWebブラウザは、ロシア系のYandexブラウザとAtomの製品のみ。このためロシア政府はGoogle ChromeやFirefox、Microsoft Edgeの代わりにこれらのブラウザを使うように求めているとのこと。

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