米オークリッジ国立研究所の Frontier、Exaflop の壁を破り TOP500 で 1 位に
米オークリッジ国立研究所 (ORNL) のスーパーコンピューター Frontier が HPL ベンチマークで 1 Exaflop の壁を破り、2022 年 6 月分のスーパーコンピューター性能ランキング TOP500 で 1 位となった (ニュースリリース、 Neowin の記事、 Phoronix の記事、 The Register の記事)。
HPE Cray EX235a ベースの Frontier は第 3 世代の AMD EPYC 64C 2GHz プロセッサーを採用し、総計 8,730,112 コア。HPL スコアは 1.102 Exaflop/s で、これまでに存在したスーパーコンピューターで最高性能というだけでなく、世界初となる真のエクサスケールマシンでもある。今回 2 位に後退した富岳も理論上は 1 Exaflop を超えることが可能なためエクサスケールマシンと呼ぶこともできるが、Frontier が HPL ベンチマークテストで性能をデモンストレーションできる唯一のエクサスケールマシンだという。
富岳は 2 年間にわたり TOP500 で 1 位を維持していたが、6 月の性能は前回と変わらず 442.01 PFlop/s で 2 位となった。ただし、まだ Frontier のデータがないHPCG や、Graph 500 BFS では 5 半期連続で 1 位を維持した (InsideHPC の記事)。
なお、エネルギー効率ランキング GREEN500 では ORNL の Frontier Test & Development System (TDS) が 1 ワットあたり 62.484 GFlops で 1 位、Frontier は 1 ワットあたり 52.227 GFlops で 2 位となった。Frontier TDS は基本的に Frontier の 1 ラック分だが、さらにエネルギー効率を高めているとのことだ。
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