ノーマルビュー

「食べログ」のアルゴリズム変更は独禁法違反、評価下げられた事業者に賠償命令

著者: nagazou
2022年6月20日 12:00
「食べログ」で評価点が不当に下がり、売り上げが減少したとして損害賠償が求められていた裁判の判決が16日におこなわれた。東京地裁の林史高裁判長は、原告の韓国料理チェーン店「KollaBo」を展開する「韓流村」の請求を認め、食べログを運営するカカクコムに3840万円の支払いを命じた(ABEMA TIMES朝日新聞朝日新聞その2毎日新聞読売新聞日経新聞東洋経済)。

原告側の主張によれば、食べログの評価アルゴリズム変更したことにより、2019年5月21日、経営する21店舗のチェーン店のうち19店舗の点数が一斉に下落した。もっとも下落幅が大きかった中目黒店では3.51から3.06に低下したという。東洋経済の記事によれば、当時は東京の飲食店の場合、上位2割あたりで3.25、真ん中あたりが3.08の点数だったという。3.51は美味しいと判断され、3.06は並みと見られることから影響は強かったようだ。

今回の裁判では、アルゴリズムを一方的に変更することは「優越的地位の乱用」を禁じた独占禁止法に違反すると指摘しており、評価点を決めるルールの「アルゴリズム」の妥当性が問われた初の司法判断となったようだ。

すべて読む | 法廷 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
GoToイート、ポイントバックキャンペーンに資産が増えるバグが見つかる 2020年10月07日
焼肉チェーン店が食べログを提訴 2020年09月14日
公取委、「食べログ」や「ぐるなび」などに対し飲食店に不当な条件を押しつけていないかを調査 2019年10月12日
食べログのレビュースコアに対し、有料契約をしないと3.6が上限という疑惑 2019年10月09日

❌