オープンソースにおける「コモンズの悲劇」を避けるためというライセンス変更
2022年9月10日 17:25
MariaDB が策定した BSL は時限付きオープンソースライセンスで、設定した期間内はソースコードを提供しつつ商用利用を制限し、その後はオープンソースライセンスに移行する。Akka の場合はリリースから 3 年間は自由に非プロダクション利用を認める一方で限定的にプロダクション利用を認め、4 年目以降は Apache License Version 2.0 で利用可能になる。
Lightbend ではライセンス変更の理由として、多数がオープンソースに貢献することなく利用するオープンソースにおける「コモンズの悲劇」を避け、Akka を持続可能なオープンソースにすることを挙げている。Akka を最初に開発したときに選んだ Apache 2.0 ライセンスは小規模なプロジェクトに適しているが、大規模で世界的なプロジェクトに成長した現在はそぐわないものになっているという。
今後は Akka をプロダクション利用する場合に商用ライセンスが必要となるが、年間売上高 2,500 万ドル未満の企業には無料で商用ライセンスを提供する。スタートアップでの Akka 導入を容易にすることで、引き続きイノベーションを促進できると考えているとのことだ。
すべて読む
| デベロッパーセクション
| オープンソース
| ソフトウェア
| デベロッパー
| お金
|
関連ストーリー:
AGPLv3 に Commons Clause を追加するとオープンソースライセンスでなくなるか
2022年04月06日
GCC、著作権をFSFに割り当てなくても貢献可能になる
2021年06月06日
MimeMagicにGPLのコードが含まれることが発覚、Ruby on Railsがビルド不可に
2021年03月26日
OSI、CERNのオープンハードウェアライセンスをオープンソースライセンスとして承認
2021年02月01日
旧Eudoraのソースコードがオープンソースライセンスで公開される
2018年05月24日
Tesla、オープンソースライセンスに従ってソースコードを公開
2018年05月24日
Facebook、Reactの「真のオープンソース化」を拒否
2017年08月23日
MySQLのmanページ、ひっそりとGPLからプロプライエタリライセンスに変更される
2013年06月20日
GitHub 上で公開されているソースコードの半分はライセンス的に問題あり
2012年12月04日
ソフトウェア特許を認めるオープンソースライセンスの是非
2009年04月10日