ノーマルビュー

モダンなAMDシステムに影響するLinuxの古いACPIコード、パッチがLinux 6.0にマージ

著者: nagazou
2022年9月29日 13:05
headless 曰く、

Linux カーネルが 2002 年に ACPI サポートを導入した際、一部のチップセットで発生する問題を回避するために含められた対策がモダンな AMD システムのパフォーマンスに影響することが判明し、パッチが Linux 6.0 にマージされたそうだ (Phoronix の記事 [1][2]Ars Technica の記事The Register の記事)。

この問題は古いチップセットの一部で CPU クロックを停止する STPCLK# が適時にアサートされないというもので、対策として CPU が完全に停止するまでダミーの待機処理が入れられる。しかし、この処理が Zen3 システムのパフォーマンスに顕著な影響を与えることに AMD の K Prateek Nayak 氏が気付き、Zen マイクロアーキテクチャーの CPU に適用しないパッチを作成する。

一方、Intel システムでは Nehalem 以降の CPU でこのコードを使用しないのだが、実際にこの対策が必要なのは古い Intel の CPU のみだという。そのため、Intel の Dave Hansen 氏が Intel 以外のシステムに適用しないようパッチをシンプル化。このパッチが Linus Torvalds 氏に取り上げられ、Linux 6.0 にマージされることとなった。

すべて読む | Linuxセクション | Linux | Intel | AMD | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
数多くの新機能が追加されるLinux 4.1、ただしKDBUSは追加されず 2015年04月29日
Retina ディスプレイ搭載の MacBook Pro に Linux を入れるのは待て 2012年08月20日
Linuxカーネル2.6.29リリース 2009年03月24日
電源Offから4秒でWindows Vistaを起動させる「Instant Boot」 2008年11月16日

❌