クリスタが「画像生成AIパレット」の試験実装を発表も、批判殺到で中止に
イラスト作成ソフトの「CLIP STUDIO PAINT」(クリスタ) が11月29日にStable Diffusionモデルに基づく画像生成AIを導入した「画像生成AIパレット」の試験的な実装を発表したのだが、利用者からSNS上で批判が殺到、12月2日に搭載中止を発表する事態となったようだ(「画像生成AIパレット」の試験的実装に関するリリース、セルシスの搭載中止の発表、 KAI-YOU.net、ITmedia)。
この機能はクリスタ上にStable Diffusionを搭載して、プロンプトからテキストで画像を生成するというものだという。来年3月にリリース予定のCLIP STUDIO PAINT Ver.2に搭載される機能の先行試験実装という位置づけだったが、SNS上では「誰かの著作物を利用する機能で、由来が不明なら使いたくない」「画像生成AIはアーティストを苦境に追い込む」「倫理的に問題があるなら使えない」「信用できない機能が搭載されている道具は受け入れられない」などと激しい批判が殺到。開発元のセルシスは「皆様の気持ちに寄り添えなかった」として搭載中止を発表した。
タレこみ子的には、クリスタがAIを活用しないなら他の競合ツールが活用してシェアが奪われるだけではという予感しかしないが、既存アーティストの反発でこうした状況はしばらく続くのかもしれない。
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