Intel、64ビットモードオンリーアーキテクチャ『x86S(仮称)』のビジョンを公開
2023年5月22日 12:00
この内容を記したIntelの開発者ブログによると、MicrosoftもWindows 11の32ビット版の出荷を停止、すでにOSは64ビットが事実上の標準となっている。こうした背景もあり、Intelはすでに時代遅れの実行モードを削除するなどのハードウェアとソフトウェアを簡素化する必要があると考えているという。そこで今回、Intelはプロセッサ命令セットアーキテクチャ (ISA) の簡素化を想定した「Intel x86S」アーキテクチャに関連したホワイトペーパー[PDF]を公開したとしている。
現状のIntel 64アーキテクチャでは、システムリセット後にオリジナルの8086と同じ状態になり、64ビットモードに入るためには一連のコード遷移が必要となっている。今回提示された「Intel x86S」では、32ビットアプリケーションのセグメンテーションサポートに64ビットの簡略化されたセグメンテーションモデルを使用し、現代のオペレーティングシステムがすでに使用しているものと一致させる。最近のソフトウェアでは使用されていないリング1およびリング2、ゲートのような旧式のセグメンテーション機能を削除する。古い16ビットアドレッシングのサポートを削除、ストリングポートI/Oを廃止、APICの使用をX2APICに制限、レガシー8259のサポートを削除するなどといった変更を提示している。
関連ストーリー:
x86版Linuxカーネル、無条件にRAMの先頭1MBを予約することに
2021年06月09日
Microsoft、アプリケーションを安全に実行できるWindows Sandboxを発表
2018年12月22日
OpenBSD、セキュリティ確保のためIntel CPUのハイパースレッディングをデフォルトで無効化
2018年06月26日
64ビットx86プロセッサーが10周年を迎える
2013年04月27日
なぜ Intel は x86 を止めることができないのか?
2013年03月08日
AMD、Itanium 設計者を引き抜き
2006年04月04日