ノーマルビュー

国立環境研究所、被災リスク低減のため絶滅危惧種の細胞の分散保存へ

著者: nagazou
2023年7月1日 06:09
読売新聞の記事によれば、国立環境研究所は2002年に「タイムカプセル化事業」として絶滅の危機に瀕している生物の細胞などを保存する取り組みを開始しているそうだ。現在は、環境省のレッドリストに掲載されている絶滅の危機に瀕している種を含む、計127種の細胞や生殖細胞を氷点下160度で保存したりしているそうだ。しかし、2011年に起きた東日本大震災の際は同研究所の実験棟が被災、その際には温度管理システムが停止するなどタンク内の温度保持が危機的な状況に陥った経験があるという(読売新聞)。

そんなことから、絶滅の危機に瀕している生物の細胞を凍結保存するための設備を、各地に分散設置する取り組みを進めているそうだ。その一環として、茨城県つくば市にある国立環境研究所のほかに、3月に沖縄県の沖縄美ら島財団に新たなタンクを設置。北海道ではクラウドファンディングで700万円を目標に資金を募り、今年度内に北海道大学でタンクの管理を開始する予定だとしている。

すべて読む | ハードウェアセクション | ハードウェア | セキュリティ | バイオテック | ストレージ | 地震 | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
ウクライナの植物種子貯蔵庫が焼失との報道が出るも誤報説も 2022年05月20日
ウミガメにヒト由来の2遺伝子を組み込むことで培養細胞の寿命を延長 2018年06月29日
宇宙放射線にさらされたマウスの精子、DNAは損傷するが出産率や生まれた子のDNAには影響なし 2017年05月27日

❌