ノーマルビュー

米ニューヨーク州で10年以上前に発生した未解決の連続殺人、容疑者が食べ残したピザの縁が逮捕につながる

著者: headless
2023年7月23日 13:21
米ニューヨーク州ロングアイランドで 10 年以上前に発生した未解決の連続殺人事件で、容疑者が食べ残したピザの縁が逮捕につながったそうだ (FOODBEAST の記事CNN の記事NBC New York の記事CBS News の記事)。

この事件では少なくとも 10 人が被害にあったとみられているが、今回の逮捕容疑となったのは 2010 年にギルゴビーチの近接した場所から見つかったことで「ギルゴの 4 人」と呼ばれる 4 人のうち 3 人の殺害だ。当時の技術では白骨化した遺体の周辺にあった髪の毛の DNA 鑑定は困難だったが、現在の技術では可能になっているという。

容疑者はマンハッタンに事務所を置く建築士の男性で、2022 年 3 月に捜査線上に浮上して内偵チームが証拠を集めていた。このうち有力な証拠とされたのは、容疑者の自宅から出された空き瓶 11 本に付着していた妻の DNA と、事務所から出されたピザの食べ残しに付着していた容疑者の DNA だ。妻の DNA は 2 遺体で回収された女性の髪の毛と一致し、容疑者の DNA は 1 遺体で回収された男性の髪の毛と 99.96% 一致する。

妻は殺害当時に州外にいたことが確認されており、訴追はされていない。髪の毛は男性の衣服に付着していたとみられている。逮捕された男性は担当弁護士に対し、無実を涙ながらに訴えたとのこと。男性の保釈は認められず、次の審理は 8 月 1 日に予定されているとのことだ。

すべて読む | サイエンスセクション | 犯罪 | バイオテック | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米ロードアイランド州の子供が依頼したサンタの DNA 鑑定、奇跡的な結果が出る 2023年01月29日
ゾディアックキラーの暗号 Z340 が解読される 2020年12月14日
英国・ウェールズ、牛のDNA検査結果が証拠となって牛泥棒が有罪になる 2020年02月09日
「DNA解析で切り裂きジャックの正体を特定」という論文が発表されるも不正確だとの批判を浴びる 2019年03月20日
1971年の有名ハイジャック事件「D.B.クーパー」の新容疑者が見つかる 2018年11月22日
一部が一致していなかったDNA鑑定結果、「突然変異」が理由として認められる 2018年05月16日
ダリの遺体の掘り起こし作業にかかった費用、ダリの娘と主張していた女性に請求へ 2017年10月21日
14年前の世田谷一家殺害事件、犯人逃走時間の根拠だったネット接続は「マウス落下の誤動作」によるものだった? 2014年12月16日
遠隔操作ウイルス事件の初公判、被告は事実無根と主張 2014年02月14日
警察による逮捕時のDNA採取、米国では合法に 2013年06月06日
双子の DNA 分析で捜査が難航 2013年02月12日
「犯行現場から半径5km」の住民に対するDNA鑑定で合致するDNAを発見 2012年11月21日
オランダの未解決事件、8000 人規模の DNA 鑑定で犯人特定となるか 2012年09月10日
連続殺人事件の容疑者、息子のDNAから特定される 2010年07月16日
ヒルが吸っていた血液のDNAで、7年後に強盗が逮捕 2009年10月24日

❌