ノーマルビュー

制限速度を守った方が信号に引っかかりにくくなる「速度抑制オフセット制御」

著者: nagazou
2023年8月23日 08:09
ネット上では制限速度をきちんと守って走ると、実は信号には引っかからないという「都市伝説」が存在する。産経新聞は大阪府内の幹線道路を走り、この都市伝説が本当かどうか検証したそうだ。検証は大阪府内の幹線道路で行われ、交通量が少なく影響を受けにくい深夜に行われた(産経新聞)。

最初の検証エリアは大阪府内の幹線道路で、制限速度50キロで走行した。この結果、26か所の信号のうち、赤信号で停止する必要があったのはわずか5か所だった。信号待ちの時間は合計で約1分50秒だった。続いて都市部での検証が行われ、制限速度60キロで国道1号を走行した。この区間には13か所の信号があった、1度も信号で引っかからずに通過することができた。複数回の走行でもほぼ同様の結果が得られたとされている。

この現象の背景には、「速度抑制オフセット制御」という仕組みの存在があるそうだ。約30年前に大阪府警交通規制課によって導入されたこの制御は、特定の道路や区間に適用されており、制限速度で青信号を通過した車が次の信号にちょうど赤から青へ切り替わるタイミングで到着するように調整されている。電車のダイヤのような図表を用いた計算により、絶妙な調整を実現しているという。

この制度の導入により、夜間の死亡事故が減少しているとの報告もある。午後10時から翌午前5時までの時間帯の死者数が、1993年には全体の47%を占める226人だったのが、1995年には189人(40%)に、 2022年には38人(27%)まで減少したとされている。

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世界初「電気運搬船」開発。地方で余る再エネを都会へ

著者: nagazou
2023年8月23日 06:05
過去記事でも取り上げたことのある、東京の新興企業「パワーエックス(PowerX)」は、世界初の電気運搬船を開発中だ。愛媛県今治市にある今治造船が設計し、2025年に完成を目指している。この船は約24万キロワット時の電気を一度に運び、1日分の2万4000世帯分の電力を供給することができるとされている(産経新聞)。

この船は、地方で余剰となる再生可能エネルギー(太陽光や風力など)の電気を集めて都市へ輸送する役割を担う。政府も海洋基本計画でこの取り組みを支援する意向を示している。地方では再生可能エネルギーの利用拡大が進んでいるが、九州電力管内では、太陽光や風力発電の建設が爆発的に急増した結果、電力供給過剰に悩まされている。

このため九州電力は2018年以降、全国で初めて太陽光や風力発電の「出力制御」を実施、2019年には原発3~4基分の電力が捨てられたとされる。電気運搬船が実用化されると、この余剰電力の有効活用につながると期待されている。

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