ノーマルビュー

全米脚本家組合、労働協約で暫定合意

著者: nagazou
2023年9月29日 16:03
米ハリウッドの脚本家らでつくる全米脚本家組合(WGA)は24日、交渉相手の全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)と労働協約で暫定合意した。5月から5か月近くに及ぶ長期にわたるストライキの終了の見込みがたったこととなる。この合意には以下の内容が含まれている(シネマトゥデイ朝日新聞)。

今回の交渉では、制作活動でのAI(人工知能)の利用が問題になった。合意項目としてAIの使用に一定の制限が設けられ、脚本家の保護が強化される。生成AIが作ったものは素材とはみなされず、脚本家の権利は侵害されないことが認められた。また制作会社は脚本家にAIの使用を要求できない。

現時点ではAIの使用に関する法的状況が不確実であるため、制作会社とWGAは年に2回以上、AIの使用に関する協議を行うこととなった。この協議により、AIの使用に関する規制が追加で調整される可能性があるとしている。

また動画配信作品が一定以上の視聴数を達成した場合、脚本家にボーナスが支払われる仕組みが新たに導入される。また視聴時間のデータがWGAに開示されることも合意された。一方で、ほぼ同時にストライキを開始した米俳優組合(SAG-AFTRA)は今もストを続けており、ハリウッドの映画産業はなお機能停止状態が続くとしている。

すべて読む | 映画 | ビジネス | 人工知能 | ニュース | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
米GM、組合のストライキを受けてカンザス州工場の操業停止。2000人一時解雇 2023年09月26日
ディズニー、オーストラリアでDVD販売終了 2023年08月07日
ハリウッドで俳優および脚本家労組がストライキ中。デッドプール3などの撮影に影響 2023年07月19日

反物質も重力で落下、国際研究チームが実験で確認

著者: nagazou
2023年9月29日 13:01
国際研究チームによる最新の実験により、反物質は地球の重力に従って落下することが確認され、反物質に働く「反重力」は存在しないことが結論づけられたそうだ。欧州合同原子核研究機関(CERN)を実験拠点とした日本人を含む国際共同研究グループが発表した(日経新聞読売新聞朝日新聞)。

通常の物質とは電気的性質が逆転する反物質について、一部で「反重力」が存在するのではとの推論があった。しかし、反物質の生成と制御が難しく、その微弱な重力の影響を直接確認することは難しい課題だった。今回おこなわれた実験では、反物質である反陽子と陽電子を結合して反水素原子を作成し、その重力の影響を調査した。

結果として、反水素が通常の物質と同じ速さで下向きに落下することが観測され、反重力の存在確立はほぼゼロであることが示された。ただし、物質と反物質の重力加速度が微妙に異なる可能性は排除できないという。今後はより精密な測定を行い、アインシュタインの一般相対性理論を検証するとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

タレこみ子は反物質も当然重力に引かれるものだと思っていたので、実は今まで実際に検証されたことがなく、反重力を受けるという説もあったというのはちょっと驚きである。

すべて読む | サイエンスセクション | ニュース | サイエンス | この記事をTwitterでつぶやく この記事をFacebookで共有 この記事をGoogle Plusで共有 このエントリーをはてなブックマークに追加

関連ストーリー:
名作クリッカーゲーム『クッキークリッカー』の国内向けリマスター版、9月に発売 2021年08月11日
CERNの研究者ら、宇宙は本来存在できないはずだったと結論付ける 2017年10月30日
暗黒物質の証拠? ISSで反ヘリウムとみられるデータを観測 2016年12月13日
実験で「CP対称性の破れ」の存在を示唆する結果が確認される 2016年08月08日

❌