中学理科の内容は、全範囲が終了したので、静岡県公立高校入試問題演習に入っています。
例年より2か月ほど早いペ-スです。というよりは、例年の入試対応ペ-スが遅かったと言えます。
数学英語が1年前にすでに中学3年全範囲を終えているので、これからは数英国理とももっと前倒しにしていきます。
さて、理科公立高入試問題演習で、「問題の読み方と答案の書き方」に大きな欠点があることが、浮き彫りになった。
問題点
①設問の日本文の厳密な意味を理解していない。
「第2回 酸素と銀の質量の比はどのようになっていることがわかるか。」
という質問文に対して、「質量比を数字」で答えている。毎年恒例のバカ解答である。
「質量比を求めよ」なら数字で解答するが、「質量比はどのようになっているのか」という問いは、「一定の比になっている」以外の解答は全てバツだ。
さらに、「どのようになっていることがわかるか、の「わかるか」という表現には、「どのような傾向があるか、特徴があるか読み取れ」という意味だと理解しなければいけない。
さらにこの質問文が、「定比例の法則」について聞いていることに気づかなければいけない。
②質問文とグラフや表を組み合わせて回答することができない。
「第3回 純粋な物質のグラフに、一般的に見られる特徴はなにか。」という質問文に対して
「融点や沸点が一定である」という驚くべき解答をしている。ウソを堂々と書いている。
グラフのどこにも沸点は現れていないのに(実は故意に、沸点の温度まではグラフに記入していない)沸点というグラフ上に存在しないことを書いている。
「グラフに平らな部分(水平部分)がある」以外はバツだ。
なぜ、このようなウソを書くのか。
1)問題文を熟読しない。
本文に「個体のナフタレン」と書いてあるのだから、沸騰の実験ではない。
設問文に「グラフ」という単語が3回もしつこく繰り返されているのに、「グラフ」を見ていない。
2)知っている知識を優先して「実験の考察」をしていない。
質問者が聞きたいことを書かないで、自分が書きたいことを書いている。
これは附属中生によくみられる特徴だ。
教科書には見られない設定の実験が入試には頻繁に出る。
2020年の最後の問題で「永久磁石を台車の載せてコイルの中を走らせる」という実験設定は、大学入試問題の設定だ。新星高校物理教材にも乗っている。
これが静岡県公立入試理科問題が、全国でも一,二を争うという定評がある「優れた思考問題」のレベルだ。
このシリ-ズは学調対策としても「うってつけ」だ。
反復練習しよう!!
