高校校内テストの数学で得点が低い生徒の特徴 鉄則を守らない
2021年9月26日 09:59
高校の校内テストは、2つの大きな目的がありその目的に沿って解答すれば、高得点できるように「作ってある」。
その本質を無視して回答するので高得点できないだけだ。
目的
①生徒に該当単元の成績を付ける。
既習範囲の習熟度に応じて、個々の生徒の成績を付けるのが、校内テストの最大の目的だ。
教師の仕事の最低ノルマは生徒に10段階の成績を付けることで、これが教師の仕事のほぼ全てである。
評価の客観性を担保するために「標準基礎問題」に限定して出題し、テストの得点だけで評価点を出す。
「えこひいきがない」とは言えないが、新星生はその「エコひいきされる側」の生徒を出す側なので、文句は言えない。
②大学入試の標準問題を解くためには、最低限これだけ公式や解法を覚えていないと、話にならないという範囲を提示して、覚えさせる。
追試という制度は、この最低限度の知識の確保を担保するためにある。
最近は静高も追試をやらないようだが、この「最低限知識の担保」も放棄したようだ。
勉強は自己責任でやるもの、という静高の伝統に回帰したようだ。
目的に応じた対応法
①成績を付けるためには「客観的なテスト」が必須条件で、客観的テスト=標準問題の網羅である。
だから、校内テストには奇問難問は出ない。
全て4ステップや青チャの例題から出る。
4ステップや青チャの例題を完璧に暗記することが最優先だ。
理系高2になるとさすがに、入試を意識した問題も出るがそれはそれで新星はちゃんと教材は用意してある。
たまたま高2生はそれを今日使う。
②高1の内は、「大学入試に必要な基礎標準問題」は青チャの例題限定で出されるので、まず青チャ解説を熟読して「精密に模倣する」。
精密に模倣しろと言っているのに、無視して勝手な解答を書く生徒が新星高1生にもいるが、前のブログに書いた通り「何年浪人しても難関大に受からない」。
精密に模倣するためには、解説を熟読して理解することが、前提だが「理解できない生徒」が静高生には不特定多数いる。
「青チャを使用できる高校のレベルは東大に10名前後(一桁でもOK)合格する程度の高校」と言うのが定説だから、静高はぎりぎりその範囲だ。
このレベルだと青チャ解答を完全理解できる生徒は、静高の1割程度で1学年30人程度だ。
レべルアップした今の高1生でも、せいぜい1学年50人程度だろう。
青チャの最大の欠点は「模範解答が不親切で省略が多い」ことだ。
塾長も数研出版には何度か文句は言ったが、説明不足を改正された例題はごくわずかだ。
では、どうするか。
「理解できなくてもまず、丸暗記すればいい」のだ。
理解することの本質は、まだ本当には解明されていない。
全てを理解していなくとも、暗記していればあるとき「そういう事か、解った」という瞬間が来る。
実は勉強とはその連続作用なのである。
だから、まず精密に暗記することだ。
大手の予備校の浪人もやっていることは、黒板の板書を丸暗記することで、それで1年が終わる。
それが出来ないからまた1年、さらに1年と年を重ねて「駿台の主」とか「河合の闇校長」とか「牢名主様」とか「お局様」とか言われながら、成仏するのを待っている。
浪人は本当は「牢人」と書くのが正しいのはここから来ている。