第2回学調テストの結果が出たが、気になるのが附属中学年平均点で、数学の得点が特に低いことだ。
附属中平均が33点なので公立中平均は20点台の下の方だろう。
第1回学調の数学平均が40点なので、だいぶ下がっている。
平均点が33点という事は、テストではほぼ、平均=中央値という傾向からすると、学年の3割から4割程度が20点台となる。
新星生の周りにも、数学20点台が結構いたという発言はそれを裏付けている。
新星内数学平均点も45点を超えていない。
これは記憶にない。
間違いのいくつかは、例によって問題文の読み間違いである。
①2次関数の「変化の割合」を求める問題で、Yの値の範囲を書いた愚か者がいたが、中学の数学で最も重要な事項は変化の割合=平均変化率である。
平均変化率は高校数学微分の最重要事項の1つだ。
高校高校入試では、変化の割合=平均変化率が形をかえて必ず出題されると肝に銘じよう。
②2次方程式文章問題で、計算ミスがまた出た。
問題に図があるので、解答前に正答の数値を予測しておく。
計算過程で予測値と外れているようであれば、初めからやり直す。
問題文の読み間違いで「土地全体の面積」と「花壇の面積」の取違いもあった。
問題文の読み間違いをするのは、思い込みで問題を解いているからだ。
この生徒は3年間同じことを繰り返している。
③相似の証明で相似条件が「2辺の比と間の角」で詰まった生徒が、学年全体では多かったようだ。
新星生は全員証明問題は出来ていたが、このように標準問題からちょっとずらすと途端に得点が落ちる傾向がある。
今回の平均点が低いのは証明問題が足を引っ張ったからだ。
問題文の読み落とし、読み間違いの多くは、数学テストの受け方=入試数学の受け方に誤解があるからである。
学調数学は簡単なので満点を取ろうと指示したが、入試数学ではなかなか満点は取れない。
そこで「ある程度の失点は計算に入れておく」という態度で臨むことが大事だ。
公立校入試数学では最後の証明問題の配点が大きいので、途中の問題を急いで解いて証明問題に時間をかけすぎて失敗することがある。
証明問題以前の大問も配点が大きいので、第1問から丁寧に解いていく。
それで時間が足りなくなったら、それはそれでいいのだ。
入試数学の鉄則は「手を着けた問題は必ず得点する」で、これは静高進学後も大原則だ。
証明問題は完答でなくとも書いた部分があっていれば部分点はもらえる。
次の業者テストはさらに採点基準が厳しいのでここに的を絞っていこう!!