高校入試も大学入試も、本番は全科目の総合点で合否が決まる。
追い込みの時期の今「苦手科目」を放置した勉強法をすると、落ちる。
この手の生徒は「嫌なことはやらない」という傾向が強い。
受験勉強では「得意科目を伸ばすのではなく、苦手科目を克服して穴をつぶしていく」のが必勝法だ。
教育方針全般で「長所を伸ばす」というやり方は、プロの世界では通用しない。
一番わかりやすい世界ではプロ野球がそうだ。
プロ野球でドラフトされて入団する選手は全員が全員「野球が好きで好きでたまらない野球バカ」だが、打撃守備走塁の内、守備だけ得意、打撃だけ得意、走塁だけずば抜けている選手は、まずレギュラ-にはなれずに消えていく。
打撃でも内角球が苦手、変化球が打てずに空振りばかりする選手は、ピッチャ-に欠点を徹底的に突かれて全く打てないので2軍暮らしが続いてやがて首になる。
守備が下手な選手は内野陣全体、外野陣全体の足を引っ張るので、これもレギュラ-から外される。
高校入試で学科科目は勉強するが、実技科目は手を抜いて「追求の記録」も出さない生徒は「やりたく無いことはやらない」というタイプだ。
入試の調査書審査では、高校側もその辺はしっかり見抜いている。
高校に入ると実技科目でさえ筆記試験がある。
校内テスト前の詰め込み時期に、実技科目の勉強をしない理系生徒は、古文漢文、現代文、地理歴史さえ勉強しない。
さらに理系の必修科目である化学では「暗記量の多い無機化学有機化学」も勉強しない。
国公立医学科入試では共通テストの全科目で高得点しないと合格出来ないばかりか「総合点未達で足切り」という門前払い措置を食らう。
全てが最終結果に繋がっていく。
高校入試では苦手科目の筆頭はダントツで数学である。
だから、数学でしくじった生徒は落ちる。
理科も物理分野化学分野が苦手な生徒が多いので、ここで大量失点して落ちる。
英語は静高受験ではほぼ全員が高得点を取るので、30点台の生徒は赤信号だ。
国語は英語と正反対にほとんど静高受験生が30点台に集中するので差が着かない。
特に静高受験では「撃墜王」の国語科Z氏の超辛口採点があるので、首席合格する生徒でも43点程度しか取れない。
数学や理科は反対に満点の50点を取る生徒が相当数がいる。
面倒くさいこと、嫌な事、苦手科目を放置する生徒は落ちる。
その第一歩が教材の整理、新星ではファイルの整理、中3では冬期講習ファイルと暗記カ-ドの整理と常時携帯である。
それが解っていない保護者がいて、また同じ失敗を繰り返すだろう。