サンナ.マリンと聞いてすぐに顔を思い浮かべる人は、TVニュ―スをよく見ている。
たいていの人は名前は知らないが、顔は見たことがあるはずだ。
今、世界で最も注目されているフィンランドの女性首相だ。
NATO加盟を即断したことで、TVの登場がいっきに増えた。
その美貌だけではなく、フィンランドで最年少の首相になったことで有名だが、女性首相はフィンランドでは3人目なので別に珍しいことではない。
その彼女が一体何の用があってわざわざ日本を訪問し、岸田総理と会談したのかマスコミは詳しく報道していない。
NATO加盟の支援という曖昧な表現では解らない。
おそらく、NATO加盟後にロシアからの天然ガスが止められるのを見越して、日本の天然ガス輸入枠を譲ってほしいという要請だろう。
岸田首相は了承したと思われるが、ついでに、この質問をして欲しかった。
彼女はフィンランドで「週休3日、1日6時間勤務」を実現する事を目指している。
おそらく彼女の実行力なら実現可能だろう。
「週4日間1日6時間勤務」だと1週間の労働時間は24時間となる。
日本では1日12時間勤務などざらなので、日本なら週2日間勤務に相当する。
週2日休日でなく、週2日勤務である。
1週間にたった2日だけ勤務するだけで済むというのは、どういうことだろうか?
フィンランドはEUの中では国民所得も高く、ドイツほど豊かではないがフランスとほぼ同等の平均収入がある。
これはよほど労働生産性が高いことを意味している。
産業はIT関係が多くスマホメーカ-のノキアが有名だ。
対して、日本は先進国のなかでも労働生産性が圧倒的に低い。
製造業の労働生産性は高いので、サ―ビス業に従事するホワイトカラ-の生産性が低いのだ。
大企業では中高年の「働かないおじさん」が大量にいて、彼らが生産性を大幅に引き下げている。
岸田首相はこれらの「働かないおじさん」を一掃する秘訣を、是非サンナ.マリンから聞き出して欲しかった。