文武両道の大ウソと前に書いたが、もっと悪質な例が出てきた。
静高1年のあるクラスでは、最初の中間テストで現国、数学、英語の得点が10%未満の生徒が2名いる。
全科目の平均得点率もこの2名は15%である。
クラス全体の全科目平均得点率は63.2%で、この2名を除いた最低得点率は40%である。
高1最初の中間テストは中学卒業時の学力が大きく影響する。
学力の中核となる国語数学英語の得点率が10%未満、つまり100点満点で一桁の生徒が2名も同じクラスにいる。
この2名のビリは全科目の平均得点率は15%なので、100点満点でどれも10点台しか取れていない。
その上のビリ3位は100点満点で40点台なので、学力差がはなはだしい。
これが長い間、隠蔽されていた「シークレットファイブ」の正体だ。
静高入学後わずか2か月で、ここまで学力が落ちたわけではない。
入学試験で、この程度の得点しかしていなかったのである。
過去の特別枠で合格したある野球部生徒が「250点満点で70点台だった」と告白している。
今回の英数国1桁得点者も、間違いなく「特別枠」で入学した野球部の生徒である。
今年、不合格になった生徒の中には正真正銘の「文武両道」の生徒が多数いる。
彼ら、彼女らは今、同じクラスで学んでいれば、この2名よりもはるかに立派な成績を上げているのは間違いない。
こんな不公平が許されるのか。
いや不正と呼ぶのが正しい。
僅差で静高に落ちた生徒は、大いに怒るべきである。