今回の事件の後、中島みゆきの「最後の女神」の歌詞が頭に浮かんで離れない。
ああ、あれは壊れたオモチャ
いつもいつも好きだったのに
僕には直せなかった
夢の中で今も泣いてる
言葉にならないSOSの波
受けとめてくれる人がいるだろうか
彼にとって、「壊れたオモチャ」は「母の入信によって崩壊した家庭」
「僕には直せなかった」は「自分の力では、家族をとうとう復活させることは出来なかった」
「夢の中で今も泣いてる」は「20年間、考え続けた復讐」
「僕が発したSOSの波」を、だれも受けとめてはくれなかった。
この悪徳宗教団体には、被害者組織が対応してくれるが、寄付の返還や、信者の脱会までが限度である。
統一教会がやっている詐欺行為や犯罪行為については、警察は無関心で「宗教活動の自由」を理由に介入しようとはしない。
ああ、あれは最後の女神
まぎれもなく君を待ってる
ああ、たとえ最後のロケットが
君を残し 地球を捨てても
安倍元総理がメッセ―ジを贈るべきは詐欺集団の統一教会ではなく、その無数の被害者達だったのだ。
彼のもとには「被害者達のSOSの波」は届いていなかった。
いや、たとえ届いていても聞く耳を持たなかった。
岸田総理は「まぎれもなく君を待っている最後の女神」となれるか。
検察の指揮権は法務大臣にあるが、その法務大臣に指示をする権限は内閣総理大臣にある。
東京地検特捜部が動かなければ、この巨大悪徳宗教団体にメスを入れることはできない。
「被害者のSOSの波」に「自慢の聞く耳」を存分に働かせてもらいたい。