以前から報道されていた東京工業大学と東京医科歯科大学が正式に合併し、1法人1大学となることが決定した。
ネットでは正式名称がどうなるのか、いろいろ候補が上がって喧しい。
平凡に東京工科医科大学、東工医大でいいのではないか。
専門大学としてはともにトップの大学なので、合併後は東大と並ぶ日本を代表する大学になるだろう。
受験生にとって気になるのは、入試の内容がどうなるのか、特に入試問題が統合されるのかどうかだ。
以前にも書いたが、当分の間は今まで通り全科目とも別々に作成、出題されると見るのが妥当だ。
英語と理科はいずれ共通問題になるかもしれないが、それぞれの専門分野に特化した英語問題は良問ぞろいで廃止するのは、残念だ。
新大学一期生の受け入れは、今の高1からになるはずだが、正式発表があるまでは不確定だ。
統合後に学部の再編を検討しているので、新大学一期生の誕生はその後になるかも知れない。
入試難度は難しくなることはほぼ確実で、首都圏の中高一貫校の志願者はさらに増えるだろう。
特に医科歯科大はキャンパスがお茶の水にあり、若者には人気のある街なので、東工大のキャンパスも一部移転すればさらに人気は高まる。
合併の理由は、政府が進める10兆円ファンドが、毎年国内上位10位までの各大学に分配する数百億円単位の研究資金だ。
合併後は筑波大学と並ぶ順位となるので、毎年2百億円から3百億円規模の資金が分配される。
その受領資格は大学の国際研究競争力で、先端分野での論文発表数などの実績による。
合併による「医工連携」では優れた実績を上げる可能性が高い。
「医工連携」は浜松医大と静大工学部が日本の先陣を切る予定だったが、静大静岡キャンパスが裏切ってほぼほぼ中止に追い込んだ。
浜医はこの件は、白紙に戻したほうが良い。
既に設立した「先端光学医療研究所」に静大工学部の教職員を順次移籍して、充実させていけばよい。
実績を上げていけば、静大本部キャンパスも「逃がした魚の大きさ」に呆然とするだろう。
「チャンスの女神には前髪しかない」と思い知るだろう。