昨日の数学方程式応用問題で一番苦戦したのは原価→定価→値引き後売価→利益の流れで、問題を解く問題だった。
学校で学ぶ利益は仕入れ値に利益率をかけたものだが、実際に世の中でいう利益は定価に利益率をかけたものだ。
前者を「対投下貸本利益率」後者を「対売上金額利益率」と呼ぶ。
「対売上利益率」によって定価に対する利益率を3割と決める場合は、仕入れ値÷(1―0.3)と計算する。
仕入れ値が350円なら利益率3割で原価率7割なので、350円÷0.7=500円①と定価を決めればよい。
「対投下資本利益率」で仕入れ値が同じ350円なら、350円×1.3=455円②が定価だ。
①は原価の42%が利益となり②は原価の30%が利益となる。
①のやり方のほうが、大幅に儲かる。
だから商売では皆、儲かるほうの「売上利益率」を使う。
これは「いくらいくら売って、利益率は何割だから儲けはいくら」と暗算できる昔からの商習慣が原因である。
さらに企業の売上利益率の計算にも便利だ。
だが、理論上の利益率は「仕入れ値に対する利益率」のはずなので、消費者は実は騙されていることになる。
この辺のからくりをレポートにしてみると面白い。
レポ-トの書き出しは「お父さんが八百屋を経営している太郎君が、学校授業で模擬八百屋をすることになりました。
今日のトマト5個の仕入れ値は350円だったので利益率を3割として定価を着けたら、455円となりました。
ところがお父さんからその計算は違うと言われました。
お父さんの計算では定価は500円でした。どちらが正しいのでしょうか??クラスで議論してみよう。」