昨日の数Ⅲ積分導入教材では
①積分公式の暗記があいまい
②定積分の計算で分数の計算が不正確
という毎年恒例の欠点が出た。
積分公式はまだ基礎の段階であるが、鮮明な記憶がなされていない。
sine、cosineの積分公式さえ間違えるのは言語道断だ。
教科書程度の公式はほぼすべて教えたが、入試に出る積分公式は実はあの3倍もある。
その公式は明らかに「大学で学ぶ数学」の微積分範囲も含まれる。
後日、その全容を渡すが「大学入試に出る積分公式の全体像」を知らずに入試を受ける静高生も多い。
積分が積分術という算術である以上、面積や体積の問題で数値を求める計算は頻出する。
そこでの計算間違いは致命的だ。
定積分の間違いは、ほとんどが最後の数値代入で出てくる分数の計算だ。
小学校低学年の分数計算が出来ない生徒がいる。
自分で何とかするしかないが、ほとんどの受験生は何とかできない。
そこで公文教室を薦めているが、恥を忍んで入門する生徒はまれだ。
それが予備校の自習室で、何年目かの春を迎えようとしている多浪生の現実である。
浪人したら志望校に受かる、特に医学科は多浪したら受かるというのは幻想である。
その共同幻想の上に予備校経営は成り立っている。
東進予備校が、2浪以上の受験生を受け付けないのは、多浪生が邪魔だからだ。
その多浪生をカモにしているのが「医学科専門予備校」だが、静岡にも2校ほどある。
その実態は多浪生のみとりの場である。