旧帝大系の総合型入試に合格するためには、いくつかの条件がある。
ただし私立のAO入試とは異なり、学力最優先である。
私立は学力無視のただの「青田刈り」に過ぎない。
総合型はスタ-トが早い。
おおむね10月頃から始まる。
高3生は、ぼやぼやしていられない。
最優先で確認するのは「学校推薦」か「自己推薦」かの違いだ。
京都大学では自己推薦を「総合型」と呼んでいる。
ややこしいのは、各学部によって両者が混在しているので、まずHPで確認が必要だ。
大まかの手順は
①提出書類を高校に発行してもらう。
最重要なのは「調査書」で、メインは「評定表」つまり学年末に出される通知表だ。
他にはTOEIC,TOEFL,英検などの英語検定である。
英検なら準1級以上はマストで、1級ならかなり優位だ。
静高生ならさほど困難ではない。
部活などの課外活動での入賞歴、表彰歴の記録も利用できる。
東大は国際数学オリンピックでのメダリストというとんでもない項目がある。
運動部の入賞歴、表彰歴はだめ。
②書類審査をパスしたら2次試験
2次試験は大学により詳細がことなり、これもHPでの確認が必要だ。
ひな型は志望動機を書く作文、面接、適性検査とよばれる記述式テスト。
記述テストの科目は理系なら英語と物理など、これもまちまちなのでHPで確認が必要。
一般入試と異なり科目数も少ない上に、ボリュウムも少ない。
難易度はまちまちで、過去問は各大学に請求すればもらえる(はず)。
これもHPで確認。
③共通テストで基準点を突破する。
基準点は各大学、学部学科で異なるのでこれもHPで確認。
旧帝大系の全てをチェックしたわけではないが、おおむね1000点満点で850点以上である。
新星生、静高生には手ごろな得点だ。
さて、以上をみれば解るように、①と③でほぼ合格が決まる。
最優先は①の「調査書の評点」だ。
全科目が対象で田代君のように「陰ひなたなく」「こつこと勉強して」「評点を積み上げてきた」生徒が最適だ。
次に重要なの②の共通テストで、900点以上を目指したい。
ここで多くの生徒はぎょっとして腰が引けるだろう。
だが、静高生は共通テストの追い込みが得意で、夏から200点以上アップする生徒も珍しくない。
とはいえ、共通テストは先行逃げ切りが圧倒的に有利だ。
そのためには、静高校内テストで高1から「共通テスト対策」を兼ねた勉強を、並行していくのが有効だ。
校内テスト自体が、センタ-入試問題や共通テスト問題を必ず出すので、当然の対策だ。
だからこそ新星で高1生に「定期テスト用 共通テスト総まとめテキスト」を出している。
今後は数学に加えて、物理化学地理なども発行する。