中1重要 反比例の双曲線グラフと極限&無限大
2020年9月4日 16:47
昨日はいきなり「双曲線グラフ」の「重要な数学的事実」について説明しました。
その全ては教科書にも学校授業にも登場しない。
「もっとも重要でかつ中1生でも簡単に理解できる事」を教えないのは驚きだ。
「双曲線グラフの不思議さ」に関心を持つと数学の面白さがぐっと広がる。
ポイント 比例定数が正のとき双曲線グラフは
①Xの値がプラスの側から限りなくゼロに近づくとき、グラフはどんどんと上に向かって急上昇し、やがて垂直に近い状態になる。だが、決してY軸と接したり交わったりしない。
これを「プラス無限大に発散する」という。
②Xの値がマイナスの側から限りなくゼロに近づくとき、グラフはどんどん下に向かって急降下し、やがて垂直に近い状態になる。だか、決してY軸と接したり交わったりしない。
これを「マイナス無限大に発散する」という。
③Xの値がマイナスからゼロに近づくと、ちょうどゼロでグラフが消えて、ゼロをまたいだ瞬間またグラフが出現する。
以上の3つの事実が何を意味するのか探求してみよう。
この3つから数学的には
「双曲線は不連続の曲線で、かつゼロでの極限値が一致しないので、微分不可能な曲線(関数)である。」
という事実が出てくる。微分で何だろう?自分でしらべてみよう!!
「極限と無限大」は高校数学Ⅲででてくるが、その理解は極めて直感的、つまりグラフを眺めて感じて理解するものだ。つまり中学1年生でも感じて理解できる内容なのである。
こんな美味しいテーマに触れない授業のどこに「探求する精神」が宿るのか、附属中の教師は考えてみなさい。