前のブログの証明問題で
①三角形の合同条件
ⅰ)2辺と間の角 証明できる
ⅱ)1辺と両端の角 証明できる
②直角三角形の合同条件
ⅰ)斜辺と1鋭角 証明できる
ⅱ)斜辺と他の1辺 証明できる
と順に4つの方法がある。
①のⅰを思いついて、証明を書き続けるのは「ダボはぜ戦法」といい、思いついた解法にすぐに飛びつくやリかただ。
これではベストアンサ-は得られない。
①のⅱも丸はもらえるがベストではない。
初めから②で回答する生徒は、センスがあるかよく勉強している生徒だが、当たり前だともいえる。
②のⅰでやっておしまいにしてはいけない。
ⅱのほうが行数が短く、結局これがベストアンサ-だ。
初めからこの解法で書ける生徒が、理想だ。基本問題なのでいきなり閃いてほしい。
だが、最初からベストアンサ-を書いた生徒は、実は初めからこの回答を思いついたのかどうかは、不明だ。
実は頭の中で4つの解法を順番に筋読みをして、最後の4つめがベストだと判断して回答したとも考えられる。
4つの筋読みが速かったので、いきなりベストアンサ-が閃いたと本人も錯覚しているかもしれない。
大事なことは、考えられる全ての証明方針で最後まで筋を読み切り、ベストアンサ-を絞り込んでから手を動かすことだ。
面白いことに「最初のアイデアに飛びついて最後まで離さない」ダボはぜタイプは圧倒的に女子が多い。女子の傾向として「最初の方針を変えたがらない」タイプが多い。
証明解答欄のスペ-スから考えて、どう見ても行数が多すぎて、回答欄に収まらないのが解ってるのに強引に詰め込もうとする。
高校数学では、一般的な解法では解けないが、3つ4つの異なる方針を立ててそれを試していくうちに、思わぬ突破口が見つかるという問題を、わざと出すことが多い。
特に難関大学と呼ばれるところはその傾向が強い。
