英語の学校教科書は中学用なら1冊15分で、高校用なら1冊30分で読み終わる
2023年7月22日 14:19
文部科学省が検定している英語の学校教科書は厚さが薄くて、中身も薄い。
英文リ―ダ―(英文読解 教科書)は、生徒が読んでも中学生用なら1冊15分、高校生用でも1冊30分で読み終わる。
これが1年分の分量だ。
15分や30分で読み終わる内容を、1年かけてだらだらやるのが、学校授業だ。
どうやったらそこまで引き延ばせるのか、実に不思議だ。
しかも授業内容は、指導要領に基づいた教師用指導書の再現にすぎない。
教師としてのプライドなどない。
ただの公務員で、学校事務や雑用の傍らで、生徒の前で教師用指導書を棒読みしている。
ダメダメの教師は生徒に予習を強制する。
すると生徒は教師用指導書をまねた「教科書ガイド」を読んで予習するので、教師の質問にも即答出来る。
仕組みとして完全に腐っている。
英語教師としてのプライドがあるのなら、毎回の授業では自分が用意した教材を生徒に渡して、その場で生徒に読ませて意味を解答させるくらいの事をやらなければ本物の英語力は着かない。
全ての授業で自前の教材を用意するのは、一流の中高一貫校では普通だ。
灘高のキムタツ先生はそうしているが、別に珍しいことではない。
教師にとっては、自前教材を用意するために、英文の目利きにならねばならないが、実はそれは楽しい作業だ。
大学入試では最新の英文を出す傾向があり、学校の英語教師も常に最新の英文を読み続ける必要がある。
しかも本として出版されているもの以外にも、英字新聞や月刊誌にも目を通さねばならない。
英米の新聞や専門雑誌から出される入試問題が、大変多いからである。
加えて、自分が選んだ英文について、教師自身が内容を講義できるくらいの教養と見識がないと、まさに「豚に真珠、猫に小判」となってしまう。
塾はフリ―ハンドを持っているので、自前の教材で教えることが可能だ。
しかも入試対策という見地から長期的なプログラムが組める。
英語教育も数学教育もすでに、大きく動き始めている。