腹をくくった女ほど怖いものはない サッチャ-と高市
2025年9月8日 14:23
腹をくくった女ほど怖いものはない、特に政治家の場合は。
鉄の女と呼ばれた元イギリス首相サッチャ-は、怖い女だった。
特に戦争の決断においては電光石火の素早さで、行動に移した。
その典型例がフォークランド紛争と湾岸戦争だ。
イギリス領フォークランド諸島を、アルゼンチンが自国の領土と宣言して占拠したとき、間髪入れずにイギリス艦隊を派遣して、アルゼンチン軍を粉砕した。
ニュ-ス映像でもアルゼンチン海軍のエグゾセミサイルがイギリス駆逐艦を撃破する場面が流れるなど、当初は苦戦したイギリスも、航空母艦や原子力潜水艦を投入して、最後は戦力で圧倒して、アルゼンチンを降伏させた。
アルゼンチンは軍事政権が崩壊し、民政に移行したがこの紛争でサッチャ-首相の支持が高まり長期政権に繋がった。
湾岸戦争では、躊躇するパパブッシュ大統領のケツを叩いて、国連軍(実際は米英連合軍)をクエ-トに派遣しワンサイドゲームでイラク軍を撃退した。
パパブッシュは毎日、サッチャ-から電話でやんやの催促を受けて、とうとう逃げ切れずに決断した。
今度の自民党総裁選で高市氏が選ばれ、総理大臣に就任すると、北朝鮮や中国との軍事的な緊張は一気に高まる。
何しろ彼女は、敵からの攻撃の危険が高まった場合は「自衛隊による先制攻撃」も辞さないと公言している。
1年前の総裁選挙でもこの超タカ派の姿勢が危惧され「あの女は何をするか判らない」という危機意識から、消極的理由で石破氏が総理に選ばれた。
今回は「タカの爪」を隠して総裁選を戦うだろうが、何を言われても靖国神社への参拝は敢行する政治家なので、対中国、対北朝鮮には妥協しないだろう。
今回も「高市怖い」という消極的な理由で、小泉氏が選ばれるかもしれない。
彼にも不安はある。
高市氏とは反対に「ケンカが嫌いな性格」なので、難局に陥るとすぐに尻尾を巻いて逃げ出す。
この「腹をくくれない性格」を見透かされて、中国北朝鮮、さらにはアメリカから脅かされぱなっしになって、ズルズル後退するだろう。
パパ小泉元首相は「中国との国交断然なんてへのカッパ」と強硬姿勢を貫いた。
パパが進次郎はまだまだ早いというのは、この温厚な性格を見抜いているからだ。
高市氏が首相になると、消費税減税も所得税減税も一気に進む可能性がある。
彼女に一度やらせて見るのも手か、はたまた「怖い女はとことん怖い」と安全策をとるか、自民党議員の腹のくくり具合が試されている。