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中2重要 オ-ムの法則はジュ-ルの法則とセット

E=IRで電圧は100Vに固定されているので、並列接続の家電製品を同時に多数使うとRがどんどん小さくなって、流れる電流は一気に大きくなる。
すると電力の公式であるP=EIという法則から、電圧100Vと電流の積であるPつまり電力が大きくなる。
さらにQ=0、24Pt(cal)というジュ-ルの法則によってPが大きければ大きいほど発熱量のQが増大する。その結果タコ足配線のコードや壁コンセントが発熱して、発火し漏電から感電や火災へとつながっていくのだ。
そこで、すべての家電製品に流れる電流の大きさを、あらかじめ頭に入れておいて、同時に多くの家電製品を使う時には暗算で計算して、安全な電流総量を守ればよい。さてどうやってやるか?
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中2超重要 オ-ムの法則の重要性2

家庭内の電流総量をコントロ-ルする目的は①安全の確保②電気代の節約の2点だ。
家庭内の電流総量をコントロ-ルできていないと「漏電」という危険な事態を引き起こす。
漏電はⅠ)感電という命の危険 Ⅱ)火災の発生 の原因となる。
漏電とは文字通り本来の電気の道筋以外に電流が漏れる現象だが、電気が流れる導線=リード線や壁の中や屋根裏の配線はすべて絶縁体で覆われていて、電流が漏れない構造になっている。
ところが、その被膜が破れて電流が漏れてしまうことがある。
その原因の一つがタコ足配線である。新星のコ-ド線を見ればわかるが、パソコンやプリンタ-の数が多いので、典型的なタコ足配線となっている。完全に許容量オ-バ-なのでク-ラ-は動力用電源という別枠で利用している。
さて、本題のオ-ムの法則E=IRを眺めると、電圧Eは家庭では100Vに固定されているので、電流の大きさは抵抗のRが決める。抵抗のRが小さくなればなるほど大きな電流が流れる。
家電製品はすべてコンセントに並列で接続するので「並列回路では電圧は均等にかかる」ため家電製品をいくつでもコンセントにつなげる。
1つのコンセントから5個以上の分配ができるので1か所から10個程度の家電製品に配電できる。
この電化製品を同時に使うと一度に大量の電流が流れ、導線が過熱して被膜が溶けたり燃えたりする。するとそこから漏電して感電や発火を引き起こす。
壁のコンセントも過熱して漏電や発火を起こす。かつて新星ではク-ラ-まで同じ壁コンセントから配電していたので、壁コンセントが焼けて発火寸前だった。
ならば、家電製品を並列につながずに、直列につなげば抵抗が大きくなって、E=IRより流れる電流が小さくなり安全なので直列につなげばいいという話になる。
続く




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中2超重要 オ-ムの法則の本質その1

オ-ムの法則はいろいろな面で、中2までに学習する理科内容では最も重要なものの1つだ。
その理由の1つは、高校に入ると「高校物理」を学習するが、次から次と公式が出てきてその使い方についてしっかりマスタ-しないと問題が全く解けなくなる。
その公式活用法の第一歩がオ-ムの法則である。
公式は文字の等式で表現されているが、3つ以上の変数でできている。
その変数の相関関係を見抜かないと、まったく公式が使えない。
理由の2つ目は「オームの法則」が結局は「流れる電流の大きさ」をコントロ-ルするための法則だからである。
まずE=IRをじっくりと眺めて、電圧Eと抵抗Rおよび電流の相関関係を、考える。
オ-ムの法則と言えばR=で書かれたものが多いが、E=IRのほうが使い勝手がよい。
理由の3つ目は家庭で使われる電気製品はすべて100V用に設定されている。そして各家庭の電気製品を同時に使ったときに、許されている電流の総量は20Aか30Aなので、この範囲に電流の総量を抑えるために、オ-ムの法則をうまく使うからだ。
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共通一次・センター試験・共通テスト

全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
期末テストが終了し、採点・高校野球・会議・学年集会の講演・授業・・・めちゃくちゃ忙しい日々がまた始まる。
 共通テストやコロナ禍でもう自分の頭脳が擦り切れている。これに加齢が加わって、日常生活の単純なミスや教員のルーティーンワーク上のミスも多くなった。テストを二種類作ったのだが、二種類とも大きなミスがあった。生徒のみなさんごめんなさい。
まあ、自分のミスを世の中のせいにしてはいけないのだが、本当に考えなければならないことが多い。だけど、毎日毎日、自分として頭が一番回転しているのは、朝4:00~5:30の時間帯なので、今日も頑張って、「必ずブログを書く!!!!」
なんとなく、警視庁大岩捜査一課長のようだ。
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ということで、表題の共通テストにつながる、大学入試統一マーク式テストの大きな理解について。
 昨日、某s水東高校では3年生の緊急学年集会を開いた。これは、共通テストの第一日程と第二日程を生徒が選択できるという文科省の指示に対して、「本校では第一日程を選択するように指導する」という趣旨を伝えるための集会だ。もちろん、ワタシが説明した。
そもそも、第一日程と第二日程どちらでもいいですよ。という文科省&入試センターの考えと、第一日程が同然でしょ。という学校側の見解の大きな違いから生じた問題である。
この見解の違いの原因は、そうとう奧が深い構造的な思想的なことが一番である。
みなさん、案外、考えたことがないでしょう。


 このような、受験生全員を対象にする一斉テストが考えられたのは今から45年くらい前で、その当時は、「共通一次テスト」といった。ちょうど今60歳を迎える先輩方が初めての受験生だと思う。
「共通一次テスト」の名称通り、その後に「二次試験」が続いて国公立大学の入試が完成される。つまり、この試験の構造は、「共通の一次試験」と「個別の二次試験」の合計2つで一体化していて、各テストの合算で合否を決めるという構造になっている。この一連の流れは、
生徒がある大学の入試を目指す→「共通一次」→「その大学の二次試験」→合算で合否判定、となる。例えば、東北大学を目指す生徒は、共通一次と二次の2つの試験を受けてください。ということで、静岡大学を目指す生徒も、共通一次と二次の2つを受けてくださいよ。となる。
この制度設計上だと、共通一次の採点を公表する必要はない。だって、一連の大学入試なのだから・・・・
事実、共通一次試験導入後の8年間は、受験生は国公立大学一校しか受験できなかった。次には、大学がA・B日程の二回で二次試験を受験できるシステムに変わる。
つまり、文科省の考えは、最初から「生徒は志望大学を決め、その後、共通一次と個別二次試験をうけて、その合算で合否を決める」という構造を考えていたのだ。だから、いちいち共通一次の点数を開示する必要がないのである。
しかし、受験生や高校側の考えは全く違った。
共通一次を受ける→自己採点結果によって志望校を検討する→個別の二次試験を受ける。という流れを作り出したのである。今考えれば当たり前の大学受験形態だ。
ただ、この思考構造では、二次試験の前に、膨大な情報収集が必要になり、そこに「受験産業」の力を借りなければ受験がなりたたない。この状況は、その後、ずっと大学入試で維持されている。


だから、今回の「共通テスト」の第一日程・第二日程選択という制度も、
①生徒がある大学の入試を目指す→「共通テスト」→「その大学の個別試験」→合算で合否判定

という流れならば、それほど問題は生じない。
一方、
②共通一次を受ける→自己採点結果によって志望校を検討する→個別の二次試験を受ける→合算で合否判定。

という思考だと、第二日程では全く機能しなくなる。


文科省や大学入試センターは、そもそもの①の思考回路しか存在していないようなふりをしているだけだ。
したがって、文科省側と高校・生徒側の対立の溝は絶対に埋まらないのである。文科省や大学入試センターが①の思考を貫くわけは、②に介在している「受験産業」の存在を認めたくないからだ。
事実、昨年の英語外部検定騒動の折にも、「ベネッセ」という企業を、受験コングロマリット(受験複合商社)という扱いではなく、「単なる外部検定の実施業者」として扱っていた。


さて、本来の正常な大学入試とはどんなものであろう?ここでは、「共通テスト」のような一斉テスト導入に関する、正常な形態を設計してみる。
第一段階、受験生は共通テストを受ける。
第二段階、受験生は共通テストの結果を素早く通知される。(自己採点をやる必要はない)
第三段階、大学側(学部学科)は、受験資格の最低点を公示する(自分の大学は、これくらいの基礎学力がないと受験出来ないよ、という意味)
第四段階、個別試験を受けて合否が決まる(この場合、合算でもよいし、個別の結果だけでもよい)
となる。
なぜこれが正常な形態かといえば、受験産業の介入がそれほど必要ないからだ。(模試はそれなりに必要だけど)。


文科省と大学入試センターの皆さん。もう一度、ゼロベースで制度設計を考えてみてください。























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