敗戦の反対語は、勝利。
全国の毒舌ファンの皆様 おはようございます。Tommyセンセです。
ということで、何の束縛からも解き放たれ、どの団体にも忖度しなくていい立場のワタシですから、言いたいことをいえます。
この8月は、1945年の終戦(敗戦)からずっと続く、反戦&平和&鎮魂の月である。原爆を落とされ終戦(敗戦)を迎え、この戦争で多くの罪もない人が犠牲になった。AIで調べると日本では310万人が犠牲になったと教えてくれた。
戦争の反対概念は、もちろん平和であって、この8月は日本中が今後の恒久平和を願って過ごす。ただ、日本が戦争に負けたとなると話は違う。
日本がなぜ戦争に負けたのか?こういう思考実験をすると多くの日本人はたちまち思考停止する。そして最終的な結論が、「こんな必敗につながる戦争などするべきではなかった」という結論に必ず行きつくように脳みそが洗脳されている。我が師加藤幸弘大兄(一般の人は知らない)が、思考実験は止めてはいけないと(SNS上で)後押ししてくれたので、敗戦の反対語は勝利であって、先の80年前の戦争も、上手くやれば勝っていた。そうすれば世界の歴史は180度変わっていたという話をする。
全く話題にもならなった本であるが、

この中に、この思考実験の詳細が描かれていて、(おぼろげな記憶で)要約する。
日本は、真珠湾攻撃で華々しい戦果をあげて、連合軍との全面戦争に突入した。この大成功の立役者が山本五十六であって、彼は日本近代戦争史のヒーローとなっていく。ただし、その後の日本海軍は、南太平洋のちっちゃな島々の攻防戦を繰り返し、無駄に戦力を浪費して、最終的にはフィリピン、サイパン、沖縄と北上されて、全滅する。
しかし、時計を元に戻して、真珠湾攻撃の時、もう一つのそれを上回る戦果を上げていたのがシンガポール陥落である。シンガポールは、イギリス軍の東南アジア支配の拠点であって、ここを陥れたことで、インド洋から日本までのアジア航路は日本が完全に制圧したことになった。ここで、もし日本海軍が南太平洋の島々に執着しないで、一気にインド洋を突き進み、今話題のペルシャ賄・ホルムズ海峡に進軍していたらどうなっただろう?
この作戦は、必然的でもあり、中東地域には“我が友”同盟国のドイツ軍が中東地域制圧を目論んで進軍していた。ドイツの支配体制は置いといて、三国同盟のまさしく同盟らしい戦略がここに完成し、中東の石油地帯はあっという間に三国同盟の支配下になったと推測される。これが出来ればおそらくイギリスが降伏し、その後のヨーロッパ西部戦線も起きなかった。
なぜ、せっかくドイツとの三国同盟を結んだ日本なのに、この大戦争でドイツとの共闘を考えなかったのだろう?
これが、この本の著者、三村文男さんの思考実験だ。
そして、結論として、日本海軍の愚劣さ、指導者のあさはかさ、アメリカのスパイ達の暗躍、連合軍側の諜報活動のしたたかさ、等の考察につながっていく。
副題の“海軍善玉論”は今でも日本人を洗脳し続けられていて、アメリカと連合軍によって巧妙に仕掛けられた(戦後のアメリカ隷属のための)罠だと多くが気づいていない。
考えて見てください。日本は真珠湾攻撃でアメリカ軍を不意打ちしたので、因果応報の如くに敗戦しました。工業生産力でも数倍違う連合軍と正面から激突した日本は愚かな愚かな民族でした。中国にも軍事進出して大きな迷惑をおかけしました。日本をこんな極悪非道な国にしたのは、あの陸軍出身の東条英機です。と頭脳が作られていませんか?
米内光政と山本五十六率は、日独伊の三国軍事同盟に最後まで反対した人物として昭和史で描かれてます。しかし、真珠湾攻撃から始まる日本軍敗戦のルートを開拓してしまったのも彼らです。(中国側から一番嫌われた重慶爆撃を実行したのも米内です)
振り返って今、戦後80年間、日本はアメリカ合衆国の発展とともにあの敗戦からおおきく復興した。でも、このままの戦略でこれからの80年が乗り切れるのか?世界史には、帝国の繁栄は200年で終わる(その後の200年は衰退に向かう)、という掟(鉄則?必然?運命?)があります。そう言えばアメリカは今年で建国250年、そろそろ衰退が見え始めてきた。(トランプは最後のあだ花かも?)
そろそろ、アメリカ衰退のシナリオを思考実験してもよい時期かも?
誰がやるんだろう?少なくても今の自民党にはできない。高市ではなおさら。・・・・・・・ワタシの思考実験は続く。