リーディングビュー

NASAの宇宙機Lucy、小惑星Dinkineshが二重小惑星であることを発見

1 日に初のフライバイとなるメインベルト小惑星 Dinkinesh へのフライバイを実行した NASA の宇宙機 Lucy だが、同時に 2 つの小惑星フライバイを成功させていたそうだ (NASA のニュース記事)。

Lucy の観測機器は接近の数週間前から Dinkinesh の明るさが時を追って変化することを捉えており、Lucy チームでは Dinkinesh が二重小惑星ではないかと考えていたという。この疑問は Lucy が送ってきた一連の画像で払しょくされ、Dinkinesh が二重小惑星であることが確認された。Dinkinesh は大きい方の最大幅がおよそ 790m、小さい方がおよそ 220m と推定される。Lucy 初のフライバイは主に動作テストを目的としたものだったが、衛星を持つ小惑星へのフライバイは今後の計画にもあり、動作テスト以上の成果が得られたようだ。

Dinkinesh はエチオピアで発見された化石人骨「ルーシー」のアムハラ語での呼称「ディンキネシュ」にちなんで命名されたもので、「あなたは驚くほど素晴らしい」といった意味を持つ。小惑星 Dinkinesh もその名に違わず驚くべきものだったと研究者は考えているそうだ。なお、宇宙機 Lucy も化石人骨ルーシーにちなんで命名されたもので、化石人骨ルーシーはビートルズの「Lucy in the Sky with Diamonds」にちなんで命名されたものだ。

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NASAのボイジャーミッションチーム、スラスターとソフトウェアパッチに注力

headless 曰く、

NASA のボイジャーミッションを担当するエンジニアがスラスターの機能維持とソフトウェアパッチに注力しているそうだ (NASA JPL のニュース記事Ars Technica の記事)。

ボイジャー 1 号・2 号のスラスターは機体を回転させて通信用のアンテナが地球に向いた状態を維持するのが主な用途だ。細い推進剤注入チューブの内部では、数十年にわたるミッションで噴射時の推進剤残留物の蓄積が顕著になっている。推進剤注入チューブが完全に詰まる時期は予想できないが、スラスターの寿命を延ばすべく 1 回の噴射による回転を 1 度近く大きくするためのコマンドを 9 月と 10 月に送信したそうだ。回転を大きくすることでスラスターの噴射時間が長くなる一方で、噴射回数を減らすことができる。これにより科学データの一部が失われる可能性もあるが、より多くのデータを時間をかけて地球に送信できると判断したとのこと。

ソフトウェアパッチは姿勢制御装置 (AACS) の問題発生を防ぐためのものだ。ボイジャー 1 号では 2022 年に AACS の問題によるデータ化けが発生した。調査の結果 AACS が何年も前に機能を停止したオンボードコンピューターを通じてテレメトリーデータを送信しようとしたためだと判明したが、誤動作の原因や再発の可能性は不明だ。ソフトウェアパッチはこれを防ぐものだという。ボイジャー 1 号・2 号はそれぞれ地球から 150 億マイル・120 億マイル離れた位置にあり、パッチを送信するには 18 時間以上を要する。他のどの宇宙機よりも地球から離れた位置にあるボイジャー 1 号のデータは特に価値が高いため、ボイジャー 2 号が先にパッチを受信して実験台となる。

チームはパッチのアップロードと確認を 10 月 20 日に実施し、問題がなければ 10 月 28 日にコマンドを送信してパッチが計画通り動作しているかどうか確認するとのことだ。

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小惑星ベンヌのサンプル回収カプセル。今度はフタが開かない

NASAの小惑星探査機「オシリス・レックス (OSIRIS-REx)」は以前にも取り上げたように、小惑星ベンヌから70.3グラムの岩石と塵のサンプルを持ち帰ることに成功している。ところが、その持ち帰ったサンプル入りカプセルのフタが開かない問題が発生しているそうだ。このカプセルは9月に地球に投下され、カプセル自体の回収は成功したものの、サンプルの大部分が含まれていたカプセルのフタが開かないそうだ(NASAGIZMODO)。

NASAはフタを開けるために試行錯誤しているが、カプセルのフタの留め具35個のうち2つが使用が認められているツールでは取り外すことができないという。開封には採取サンプルの科学的安全性を保証し、研究室のクリーンルームレベルの基準を満たす必要があり、新しい開封方法を模索中としている。なお、この計画ではサンプル採取時には採取装置のフタが閉まらないというトラブルがあったことでも知られている。

あるAnonymous Coward 曰く、

だれかネジ2本ゆるめられるひといる?

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NASAの小惑星探査機「サイキ」が打ち上げ成功、2029年にM型小惑星プシケへ

SpaceXは13日、NASAの小惑星探査ミッション「Psyche(サイキ)」の探査機をケネディ宇宙センターから打ち上げることに成功した。このミッションは、小惑星帯に位置する大きな小惑星「16 Psyche(プシケ)」を探査し、その金属質の組成や形成についての情報を収集することを目的としている(soraeナショナル ジオグラフィック日本版サイト読売新聞)。

プシケは金や他の金属で構成されていると考えられ、その価値は1000京ドルに相当するらしい。この探査は、金属質の小惑星に初めて接近し、その内部を調査する世界初のミッションとなるそう。探査機は2029年8月にプシケに到着し、26か月にわたる周回探査を実施する予定。これにより、太陽系初期に形成された原始惑星の核である可能性のあるプシケについて貴重な情報が得られることが期待されている。

あるAnonymous Coward 曰く、

プシケは最大幅280kmという大型の小惑星で、金属に富むM型に分類されている。M型小惑星にはこれまで探査機が到達したことはなく、大量の貴金属などが眠っていると見られる事から、注目されている。

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NASA小惑星探査機のカプセルが着陸

2023年9月24日、NASAの小惑星探査機「OSIRIS-REx」の回収カプセルが、米・ユタ州の砂漠に着地した。このカプセルには小惑星「101955 Bennu」から採取されたサンプルが収められており、これはアメリカでは初、世界では3例目の小惑星サンプルリターンミッションとなった。カプセルはユタ試験訓練場に運ばれ、初期段階の処理や分解が行われるという。サンプルは初期処理などを経て、ヒューストンのNASAジョンソン宇宙センターへ空輸され、世界各国の研究者へ配分されるとしている(soraeアストロアーツ)。

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NASA 曰く、未確認異常現象(UAP)の研究では国民の信頼を得ているNASAが重要な役割を果たす

headless 曰く、

NASA が未確認異常現象 (UAP) の研究報告書で、現象の説明に必要なデータがしばしば存在しないことを困難の一つに挙げ、NASA が国防総省の全領域異常解決局 (AARO) を補完する役割を果たせると述べている (報告書: PDFThe Verge の記事The Register の記事Ars Technica の記事)。

UAP が地球外を起源とするものであるかどうかについても重大な関心が寄せられているが、現在のところ決定的な証拠は得られていない。NASA は 50 年以上にわたって収集したデータを持ち、宇宙生物学に関する研究プログラムもサポートしている。また、地球や宇宙を観測するさまざまな資産を保有しており、商用のリモートセンシングサービス活用でもその専門性が役立つほか、AI 活用やクラウドソーシング活用でも主導的な役割を果たすことができるという。長年国民の信頼を得ている NASA がかかわることで、UAP に対する否定的な見方も減らせるとのこと。

なお、UAP は以前「Unidentified Aerial Phenomena (未確認航空現象)」と呼ばれていたが、用語の見直しにより現在は「Unidentified Anomalous Phenomena (未確認異常現象)」に変更されている。

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シチズン、スマートウォッチCZ Smartシリーズ(国内未発売)第2世代の販売を一時停止

シチズンがスマートウォッチ CZ Smart シリーズ (国内未発売) 第 2 世代の販売を一時取りやめている (The Verge の記事WIRED の記事Android Police の記事9to5Google の記事)。

CZ Smart 第 2 世代は NASA の研究と IBM Watson の AI モデルによりユーザーの疲労と覚醒のパターンを認識し、覚醒レベル向上のための活動を提案する YouQ ソフトウェアが特徴だ。しかし、ユーザーからは反応の悪いインターフェイスや水準以下のバッテリー持続時間、不正確な心拍数や睡眠時間記録、画面のフリーズといった問題が指摘されていた。販売を一時取りやめたのは CZ Smart Touchscreen シリーズ 11 モデルで、CZ Smart Hybrid シリーズは影響を受けない。シチズンによれば、タッチスクリーンモデルでユーザーエクスペリエンスを低下させる技術的な問題が確認されたため、原因を特定して問題の解決方法を探る間、販売を一時停止するとのことだ。

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NASA、ボイジャー2号との通信を再確立

NASAがボイジャー2号と通信の完全な再確立に成功したそうだ (NASA ジェット推進研究所のブログ記事)。

ボイジャー 2 号は 7 月 21 日に NASA が実施した一連のコマンド送信でアンテナの向きが地球から 2 度ずれ、地球との通信ができなくなっていた。10 月 15 日にスケジュールされた同機の定期的な方向リセットを待つしかないと考えられていたが、NASA の Deep Space Network (DSN) が複数のアンテナを用いて同機からのかすかな搬送信号を受信することに成功。データを抽出することはできなかったが、NASA では DSN のアンテナ 1 基を用いてボイジャー 2 号に向けた方向転換コマンドの「シャウト」を決定した。

恒星間の「シャウト」が 199 億 km 以上離れたボイジャー 2 号に届くまでには 18.5 時間を要し、コマンド送信が成功したかどうかが判明するまでには 37 時間を要する。長い待ち時間の末、日本時間 8 月 4 日 13 時 29 分に宇宙機は科学データとテレメトリーデータを送信し始めたという。データはボイジャー 2 号の正常動作と予定軌道維持を示しているとのことだ。

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ボイジャー2号、3か月近く地球と通信できない状態に

headless 曰く、

NASA は現在、ボイジャー 2 号と通信できない状態になっているそうだ (NASA のブログ記事Ars Technica の記事The Register の記事Ghacks の記事)。

原因となったのはスケジュールに従って 7 月 21 日に実施した一連のコマンド送信で、意図せずボイジャー 2 号のアンテナの向きが地球から 2 度ずれてしまったという。この変更により、ボイジャー 2 号はおよそ 199 億 km 離れた地球上の Deep Space Network (DSN) に接続できなくなり、地球からのコマンドも受信できなくなっている。

ただし、ボイジャー 2 号はアンテナが正しく地球に向かうよう、方向のリセットを年に数回実行するようプログラムされている。次の方向リセットは 10 月 15 日であり、これにより通信が回復するとみられる。ボイジャー 2 号は通信できない期間中も計画した通りの軌道を進むとミッションチームは予想しているそうだ。

なお、ボイジャー 1 号は地球から 240 億 km ほど離れた位置にあり、正常に運用されているとのことだ。

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DARPAとNASA、核熱ロケットの開発企業を選定。2027年打ち上げへ

米国防高等研究計画局(DARPA)とNASAは、火星探査を目指すための核熱推進(Nuclear Thermal Propulsion: NTP)ロケットの開発を進めている。両者は7月26日、そのNTPエンジンの開発企業として、ロッキード・マーティンとBWX Technologies(BWXT)を選定したと発表した(DARPANASAロッキード・マーティンBWX TechnologiesUchuBizGadget Gate)。

このプロジェクトは「Demonstration Rocket for Agile Cislunar Operations(DRACO)」と呼ばれ、2027年までに火星有人ミッションに使用できる原子力推進エンジンを備えたロケットを製造・試験する。NTPロケットは核分裂反応の熱を利用して推進剤を噴出することにより、通常の燃焼ロケットよりも数倍の高い効率で遠くへの移動を可能にする。NTPは火星探査における主力動力となることが期待されているほか、月や火星に居住施設を作る際のエネルギー源としての活用も考えられている。

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NASAもソ連も鉛筆ではなく『宇宙で使えるボールペン』が必要だった

ネット上でよく知られる有名コピペ文に、「宇宙でボールペンが使えないことに気づいたNASAは、長い年月と巨額の費用を投じて宇宙でも使えるボールペンを開発した。一方ソ連は鉛筆を使った」という内容がある。実はこのコピペ、真実とは異なるのだそうだ(星出宇宙飛行士ウィークリーレポート Vol.10ScienceAlertナゾロジー)。

宇宙での微小重力下ではボールペンがうまく機能しないという問題に関しては、NASAもソ連も鉛筆を使うという解決策をとるのではなく、両者ともに宇宙ボールペンの開発を試みていたのだそうだ。鉛筆を使わない理由としては、鉛筆は使用すると黒鉛や木くずが船内に浮遊してしまい、機械の故障や火災の原因となる可能性があったためだという。

その後、アメリカのペン製造業者であるポール・C・フィッシャーが独自に「フィッシャー・スペースペン(Fisher Space Pen )」を開発した。このペンは、内部に封入された窒素ガスの圧力によって微小重力下でもインクが安定して移動する仕組みだったという。また特殊な粘着性の強いインクを使用することで、乾燥することがなく100年以上の保管やマイナス34℃からプラス121℃の温度環境にも対応可能といった耐久性も持っていたようだ。

現代では、宇宙飛行士はシャーペンやタブレット端末を使用することもあるという。冒頭で指摘された黒鉛のカスの問題に関しては、現在の船内には高性能の濾過システムが搭載され、粒子や破片を効率的に除去可能になったこともシャーペンが使われるようになった理由だそうだ。ほかにも、タブレット端末を使用してスケジュールや作業手順を確認することも行われているとしている。

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「謎の金属球」などが日本周辺にも飛来している。ラスベガスでUFO墜落報告

あるAnonymous Coward 曰く、

やや旧聞になりますが、NASA・UAP(未確認異常現象)分析事務所によりますと、「謎の金属球」などのUAPは世界中で報告されているが、アメリカ西海岸、アメリカ東海岸、中東、日本や朝鮮半島の周辺が多いとのこと。形状は円形や不定形、大きさは1~4mほどで、白色・銀色・半透明のものが多い、熱排出が検出できないにもかかわらず、静止状態から音速の2倍までさまざまな速度で飛行可能など、大変夢のあるレポートです(GIGAZINE)。

半ば与太話だと思うが、タレコミに関連した宇宙人話が日刊スポーツに掲載されている。その記事によると、4月30日から5月1日にかけて米ネバダ州ラスベガスで、未確認飛行物体(UFO)が墜落したとの報告が複数出ているそうだ。ある報告によると、自宅の裏庭にUFOの可能性がある物体が墜落、「身長が3メートル近くある緑色の背が高くて痩せたエイリアンのような生き物」がフォークリフトの後ろに隠れていると、家の住民から通報があり、警察官が現場に急行する事態となったという。ただ現場の捜査では墜落した物体の正体が何だったのか正確に把握できていないとしている(日刊スポーツ)。

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NASA、アルテミス計画の2機目の月着陸船に「Blue Moon」を選定

NASAは19日、月探査を実施する「アルテミス計画」向け月着陸船の開発企業にブルーオリジンを選定したと発表した。船名は「Blue Moon」となるという。2029年に実施予定のアルテミスVミッションで有人飛行を行い、飛行士を月の南極近くに降ろす計画。月着陸船は高さ16メートル、重さ16トンで、液体酸素と液体水素を燃料に使用、飛行士らが30日間滞在できる設計だとしている(NASA発表産経新聞AFPBB News)。

あるAnonymous Coward 曰く、

2029年予定のアルテミスVから使用されるという。月着陸船を巡っては3グループが競争の末、前回は予算の制約などからSpaceX社のStarshipのみが選定され、Blue Moonを提案するBlue Originらの陣営は法廷闘争などを繰り広げていた。

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NASA、ボイジャー2号の電源安全装置を無効にして科学機器用の電源確保

headless 曰く、

NASA はボイジャー 2 号の電源出力低下に対応するため搭載科学機器のうち 1 台の電源を切ることを検討していたが、安全装置を切ることで電源確保に成功したそうだ (NASA ジェット推進研究所のブログ記事)。

ボイジャー 1 号 / 2 号は放射性同位体熱電気転換器 (RTG) を搭載し、プルトニウムの崩壊熱を電力に変換している。プルトニウムが崩壊することで少しずつ電源出力は低下していくため、探査活動の継続に必須ではないヒーターやその他のシステムをオフにして対応してきたという。オフにできるものはすべてオフにしてしまったため、次は 5 台搭載する科学機器のうち 1 台をオフにすることを計画していた。なお、双子のボイジャー 1 号では科学機器の 1 台を故障のため使用しておらず、次に科学機器の電源オフが必要となるのは来年とみられる。

それでも科学機器をどうにか維持しようと考えるチームは電源電圧の異常な変動から機器を守る安全装置に注目。この装置は電圧レギュレーターを搭載し、必要に応じてバックアップ回路に切り替える仕組みを備える。バックアップ回路には電力が供給されているが、これを科学機器に回すことで 2026 年まではすべての科学機器を使い続けられるようになったとのこと。

ボイジャー 1 号 / 2 号は他に例がないヘリオスフィアの外で運用される宇宙機であり、その探査活動はヘリオスフィアの形や、星間環境にみられるエネルギー粒子やその他の放射線から地球を守るヘリオスフィアの役割に関する質問の答えを見つけるのに役立っているとのことだ。

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NASAとDARPA、2027年にも原子力ロケットの実証試験へ

zambia 曰く、

NASAとDARPAは原子力推進ロケットのエンジンの実証試験を2027年にも行うと発表した。火星への有人飛行を目指すとしている。
原子力推進ロケットのエンジンは、小型原子炉での核分裂によって得られた熱で推進剤を高温にし、膨張させ噴射する。固体燃料や液体水素などを燃やす従来の方法と比べて、同じ量の推進剤から3倍以上のエネルギーが得られるという。

『火星の人』(原作)でも小型原子炉を火星に持ってってましたね

NASAとDARPAは省庁間協定(IAA)を締結し、NASA側は核熱ロケット(NTR)技術とNTRエンジンの設計を担当する。現状のケロシンや水素といった従来の燃料では速度の制限があり、とくに有人火星探査のような長距離・長時間のミッションでは乗組員に負担がかかりすぎるという問題が指摘されている。燃料には高純度低濃縮ウラン(HALEU)を使う。これにより入手性などのハードルを低減する。また、核分裂反応が宇宙に到達したときにのみオンになるようにする安全対策も実施する。推進剤には従来のロケットと同じような液体水素のほか、水も使うことができるとしている(NASAリリースTEXALTECH+)。

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NASAのArtemis I ミッションのOrion宇宙船、無人で月を周回して地球帰還に成功

NASAの新型宇宙船「Orion」が11日、地球に帰還した。Orionは宇宙飛行士の月への着陸を目指す国際プロジェクト「アルテミス計画」の一環として打ち上げられ、無人宇宙船が月を周回する25日間の試験飛行を終えて地球に帰還した(NASANHKロイター)。

今回のミッションでOrionはOrionは地球から約27万マイル、国際宇宙ステーションが地球を周回する距離の1000倍以上の距離を移動。2回の月面への飛行を行い、月面に80マイルまで接近したという。このほか、有人飛行を実施する前に意図的にシステムに負荷をかける試験などがおこなわれた。NASAは今回得たデータを元に、次は有人で月を周回する試験飛行を行う予定となっている。

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NASA、超大型ロケットSLSによるArtemis I ミッションが打ち上げ成功

4000トンの推力を持つNASAの巨大ロケット「SLS」初号機が午前1時47分(米国東部標準時)、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。宇宙船は予定どおりロケットから切り離され、月に向けて飛行を続けている(NASA SLS公式TwitterNHK毎日新聞ナショナルジオグラフィック)。

NASAは2025年を目標に、アポロ計画以来となる宇宙飛行士による月面着陸を目指す「アルテミス計画」を進めており、今回の打ち上げはその初期段階となる。今回は無人の試験飛行で、飛行士の代わりにマネキンを乗せ、人体への影響を調べる。日本のJAXAの2基の小型探査機なども搭載している。そのうちの一つである「オモテナシ」は日本初の月面着陸に挑戦する予定。

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NASA、膨張式耐熱シールドの実験機LOFTIDの回収に成功

NASAは、宇宙探査機を大気圏突入時の高温高圧から保護するための新しい膨張式熱シールド「LOFTID(Low-Earth Orbit Flight Test of an Inflatable Decelerator)」を開発しその実験機の運用に成功した。LOFTIDは直径3~12mメートルの大きさまで用途に応じて設計可能。地球だけでなく、火星など他の天体での大気圏突入も想定しているという(NASASpaceCNET朝日新聞宇宙部[動画]fabcross)。

11月10日に地球低軌道に打ち上げられ、実際に再突入実験が実施された。LOFTIDのデモンストレーターは、計画通りハワイから約800キロメートル離れた海上に着水することに成功したとしている。

あるAnonymous Coward 曰く、

膨張式耐熱シールドというと分かり難いが、要はガンダムで大気圏再突入するときに使われてるバリュートである。これが実用化されれば、今より大型の宇宙船なども低コストで回収できるようになるかもしれない。

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NASA、UFOに関する調査チームのメンバー16人を選んだと発表

米国のNASAは21日、未確認飛行物体(UFO)に関する調査チームのメンバー、計16人を選出したと発表した。この調査チームは、航空機や自然現象が原因とは考えられない正体不明の事象が記録された映像の収集などに取り組む。どのようなデータを分析すればUFOの解明につながるかといった将来の本格調査に向けた基礎研究をおこなう目的があるという。メンバーには元NASA宇宙飛行士や地球外知的生命の研究者、科学ジャーナリストらが選出された。来年半ばに報告書を公表するとしている(読売新聞)。

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NASA の DART ミッション、小衛星の軌道が 32 分短くなる

NASAは 12 日、DART ミッションで宇宙機を小衛星に衝突させた結果、小衛星の軌道が変わったことが確認できたと発表した (プレスリリース解説記事)。

DART は地球に向かってくる小惑星や彗星に宇宙機を衝突させて軌道を変え、地球への衝突を回避する NASA の惑星防衛戦略を実証するための実験ミッションだ。実験では小衛星ディモーフォスへ日本時間 9 月 27 日に宇宙機を衝突させ、軌道の変化を地球上から観測していた。ディモーフォスは地球近傍小惑星ディディモスの衛星で、いずれも地球に衝突する可能性はない。

観測の結果、ディモーフォスの軌道が 32 分短くなったことが確認され、軌道周期は衝突前の 11 時間 55 分から衝突後は 11 時間 23 分となった。NASA では事前に 73 秒以上の軌道変化があれば成功とする最低要件を定めていたが、初期の観測で要件を 25 倍以上上回る結果となった。今後は時速約 22,530 km で衝突した運動量がどの程度ディモーフォスに転移したのかを測定する作業に注力していくことになる。

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