コロナウイルスの影響で美笹(みささ)深宇宙探査用地上局閉鎖

Anonymous Coward曰く、
JAXAが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて長野県佐久市の臼田宇宙空間観測所に設置されている美笹深宇宙探査用地上局を閉鎖しているそうだ(信濃毎日新聞)。
はやぶさ2からの電波の受信にも成功していた、臼田に替わる新施設にも深刻な影響を及ぼすコロナウイルスである。同記事によれば、臼田の修繕で当面は乗り切るということだが、かなり綱渡り状態でもあるようだ。
JAXAでは今まで30年以上臼田宇宙空間観測所の口径64mアンテナを使って深宇宙探査ミッションを行なっていたが、すでにこのアンテナは設計寿命を大幅に超えていることから、新しい深宇宙探査用地上局の開発・整備のためのプロジェクトが立ち上げられ、新たな地上局となる美笹深宇宙探査用地上局の設置に向けた設備工事などが行われていた。アンテナの工事も進んでおり、昨年12月には小惑星探査機「はやぶさ2」からの電波の受信試験に成功していたという。
この地上局には2人が常駐しているが、4月17日より閉鎖が行われており、今後の深宇宙探査用地上局プロジェクトのスケジュールにも影響がでる可能性があるという。
すべて読む
| サイエンスセクション
| JAXA
| 宇宙
|
関連ストーリー:
JAXAの宇宙通信用アンテナから地球外生命体に向け広告メッセージを発する
2013年08月06日
小惑星探査機はやぶさ、地球への帰還を2010年6月に延期
2005年12月14日
はやぶさ2による小惑星リュウグウの観測結果が発表される
2020年03月19日
はやぶさ2、リュウグウを出発して地球へ
2019年11月15日
新型コロナ感染拡大で「触れないためのグッズ」が続々登場
2020年05月12日