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最後の「こうのとり」がISSに到着、来年からは新型へ

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著者: hylom

AC0x01曰く、

国際宇宙ステーション (ISS) への補給任務に携わるJAXAの無人宇宙船「こうのとり (HTV)」9号機が21日に種子島宇宙センターからH-IIBロケットで打ち上げられ、25日夜ISSへのドッキングを果たした(JAXA特設サイト朝日新聞読売新聞)。

こうのとりは2009年からほぼ毎年1機ずつ、10年超に渡りISSへの物資輸送に携わってきたが、この9号機が現行バージョンの最後の機体となる。専用のH-IIBロケット共々、来年度からは新型のHTV-X宇宙船H3ロケットに置き換えられる予定となっている。

こうのとり9号機は今後1〜2ヶ月間ISSに滞在した後、大気圏再突入を果たして役目を完全に終える。9号機では補給物資の他、HTV-Xでの自動ドッキングに向けた、こうのとり-ISS間の無線LAN通信の技術実証なども行われるとのこと(HTV-XプロジェクトのTweet)。新型のHTV-XではISSのほか、建設予定の月軌道ゲートウェイへの飛行も想定されており、今後の発展にも期待がかかるところである。

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コロナウイルスの影響で美笹(みささ)深宇宙探査用地上局閉鎖

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著者: hylom

Anonymous Coward曰く、

JAXAが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて長野県佐久市の臼田宇宙空間観測所に設置されている美笹深宇宙探査用地上局を閉鎖しているそうだ(信濃毎日新聞)。

はやぶさ2からの電波の受信にも成功していた、臼田に替わる新施設にも深刻な影響を及ぼすコロナウイルスである。同記事によれば、臼田の修繕で当面は乗り切るということだが、かなり綱渡り状態でもあるようだ。

JAXAでは今まで30年以上臼田宇宙空間観測所の口径64mアンテナを使って深宇宙探査ミッションを行なっていたが、すでにこのアンテナは設計寿命を大幅に超えていることから、新しい深宇宙探査用地上局の開発・整備のためのプロジェクトが立ち上げられ、新たな地上局となる美笹深宇宙探査用地上局の設置に向けた設備工事などが行われていた。アンテナの工事も進んでおり、昨年12月には小惑星探査機「はやぶさ2」からの電波の受信試験に成功していたという。

この地上局には2人が常駐しているが、4月17日より閉鎖が行われており、今後の深宇宙探査用地上局プロジェクトのスケジュールにも影響がでる可能性があるという。

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小惑星リュウグウ、一時は太陽に接近した軌道にあったという研究成果

小惑星リュウグウは一時、太陽に接近した軌道にあったと考えられるそうだ(JAXAのプレスリリース論文Ars Technicaの記事)。

2019年2月22日に小惑星探査機はやぶさ2がリュウグウ表面への1回目のタッチダウンを行った際に取得した高解像度映像から、タッチダウン時に大量の赤黒い微粒子が舞い上がったことが判明している。赤黒い物質はリュウグウ表層数メートルの厚さで全球的に存在するが、リュウグウ表面の色は中緯度で赤黒く、両極と赤道付近では青白いことが観測によりわかっている。また、層序学的に古いクレーターの内部は赤黒く、新しいクレーターの内部は青白い。

これは古いクレーターができる前にリュウグウ表面を赤化させるイベントがあり、内部が青白いクレーターは赤化が終わった(または進行が遅くなった)後でできたことを示す。赤化はリュウグウが太陽に近付いて表面の岩石が変成したことが原因とみられ、赤黒い微粒子はその後の風化や衝撃で赤化した岩石が粉砕されてできたようだ。リュウグウ表面の色の違いは、赤黒い微粒子が地形学的に低い中緯度付近に流れ込んだことによるものとみられる。

これらのことから赤化は過去の短期間に発生したものであり、一時はリュウグウが太陽に接近する軌道をとっていたと考えられる。青白いクレーターの数密度から推定すると、表面赤化の年代は30万年前~800万年前とのことだ。タッチダウン地点表面には赤黒い物質と青白い物質の両方が存在することから、はやぶさ2が変成前後の物質を両方採取したことが期待される。

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JAXA、「富岳」の技術を活用したスパコンを導入へ

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著者: hylom

富士通が、宇宙航空研究開発機構(JAXA)からスーパーコンピュータシステムの構築を受注したと発表したPC Watch)。

このシステムは理化学研究所のスーパーコンピュータ「富岳」の技術を活用した「PRIMEHPC FX1000」5760ノードで構成された大規模数値シミュレーション向け計算システムと、PCサーバー465ノードで構成された汎用システム、50ペタバイトのストレージなどから構成される。

なお、PRIMEHPC FX1000はARMベースのA64FXプロセッサを、PCサーバーはIntel XeonプロセッサおよびNVIDIAのGPUを採用している。

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